昨日は関西サイクルスポーツセンターで練習。
そこに現れた紀北工業1年生始めた頃は、ほっちゃりしていたが、夏になると余計な脂肪も落ちていた。
それが数か月の練習で、1kmも1分13秒で走れるしっかりとした体形になっていた。
周回練習が終わると、嬉しそうに選抜大会に競輪競争で参加できるようになりましたと報告してきた1年坊主。
そうか、試合に出れるか、じゃこの冬も頑張って練習だなと言うと、元気よく返事をした。
じゃこれから基礎練習開始だと周回練習。
高校生に引かせろと森口に言ったものの、俺と森口ペアの方が強いじゃないか、必死に食らいつく1年生を尻目に森口が急加速すると手も足も出ない状態,これじゃ試合は走れんぞ。
数年前まで指導していたが、今では人数も少なく衰退してしまった和歌山県。(選手が増えれば復活するだろう)
当時団体追い抜きで先頭を引っ張る森口選手、大学卒業後和歌山に帰ってきたが当時の力は無い、最近トラック練習を始めた俺と週に1回の練習で力を取り戻し始めた。9月後半から練習は基礎練習に没頭していて、森口も付き合わせて成果が出てきている、ギヤのハンデがあるが絶対に勝てない、それでも涎鼻水をたらし食らいつく事で、走れるようになってきているのは森口もわかっているはずだ。
周回の最後、苦しくなった状態で森口58kmに対して53km、1年は51km。
そろそろ森口のギヤ比をあげさせる事で速度維持をさせ、俺の身体に負荷をかける事でこの速度差を詰める。
紀北工業の生徒には、オッサンに負けてどうする、練習は継続、必ず強くなれる。
選抜大会まで時間が無いから時間を大切にしろと指示した。
若者や高校生といると、きつい練習も楽しくなる。