2008年ジュニアチャンピオンのの平井、なんと俺の孫弟子、師匠は森幸春。
1970年代80年代ロード界に多大な貢献をして多くのロード選手に夢を与えた男。
この師匠の元で走れて俺は光栄だった。
その弟子(平井)を始めた見た時,
こいつはただ者では無いと感じたがその直感は当たった。
次に見たのはラビテビ(3年後)、未だ未完成ながらレースに挑む姿勢は俺ら森一族の血統を受け継いでいる、走りを見てこいつにはレースを教える人が居るなと直感。
カナダでは落車で血を流しゴールを目指す時の集中力、何処から湧き出すかわからない本来の力、それこそが選手に必要不可欠なのだ。
しかしカナダではそんなに良い成績は残せなかった。帰国後の佐賀のインターハイでも逃げ引いて引いてゴールを目指す走りを見せてもらった。
マダマダ力は無い、でもそれが当たり前だ、最初から強い奴など居ない、負けて学ぶ事は多く師匠の話に耳を傾けてみろ。
多くの事を教えてくれるぞ、そして今年全日本のチャンピオンに輝いた。
チャンスをつかんだんだから頂点を目指せ、同じ師匠から生まれた3人目の全日本チャンピオンは今後何回チャンピオンに輝くかな?
スイス遠征は楽しみにしているぞ、スイスは俺が師匠と一緒に修行した場所だ。
レースまで未だ時間はある、頭を使って練習しろ、若い肉体は鍛えれば鍛えるほど答えてくれるものだ。
スイスにはキナンのジュニア選手も行くぞ、元砂、野口の走りも期待しているが今の力では力不足、更に強くなれ。
若手では藤岡徹も成長している、ゴールハンターとしての素質は十分、伊勢ボンも走りはまずいが力はつけている。
そろそろ出番だぞ。