What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

スペースウォーカー(映画:2017)

2018年11月23日 19時35分44秒 | 映画
ロシア映画です。「不思議惑星キン・ザ・ザ」に衝撃を受けて「ソビエト映画ってすごいぞ!」になったので、録画してみました。

まあ時代が違いますからキン・ザ・ザのようなシュールさはないです。あれは80年代だからこそでしょうね。
逆に普通に今時の映像(失礼ですが)。勝手に芸術系とか邦画とかフランス映画のように「ロシアらしさ」が出るのかなあ?と思ってました。ってロシアらしさって何だ?(笑)

それでも、米ソ冷戦時代の宇宙開発についてソビエト側から描いたのは良かった。これをアメリカ・ハリウッドでは作れないですね。雰囲気全然違っちゃうし。
今時の映像とは書きましたが、CGについては良いところと微妙なところに差があります。これはしょうがないか。ハリウッドの金や時間のかけ方は半端じゃないですからね。技術的なものよりもノウハウの違いかも。

気に入ったのは宇宙服などのデザイン。ロシアのセンスって侮れません。私が住んでいる苫小牧市は科学館に宇宙ステーション・ミールが展示してあって、そこにある船内活動服も大のお気に入り。デザインも色も他にはない独特の雰囲気。見た瞬間に視線釘付けになります。この魅力はなぜだろうなあ?
ロケットや宇宙船、発射台のデザインもワクワクします。アメリカものを見慣れちゃったせいかも。すごく新鮮です。主人公の奥さんや娘も綺麗だしね。(笑)ロシアすごい!です。

ストーリーは実話(さらに本人監修)のため、ハッピーエンドは分かっているけれど、途中はハラハラドキドキ。いわゆるハリウッドものの「てんこ盛りのアクション」じゃないのに、手に汗握ります。割とあっさり表現されていたりするのに、いい感じ。いいテンポ。

主人公のアレクセイがちょっとイライラするキャラなのに対して、相棒のパベルがいい感じ。見た目は「主人公逆じゃないの?」というルックス。アンバランスが良かったかな。

絶賛する内容ではないですが、ハリウッドにはない魅力がたっぷり。他にもロシア映画が何本か放送されるので、楽しみにすることとします。


監督:ドミトリー・キセレフ
出演:エフゲニー・ミローノフ、コンスタンチン・ハベンスキー、ブラディミール・イリイン、アレクサンドラ・ウルスヤク、イェレーナ・パノーバ


(ジャンル:映画) 2018年:(35) 

2018 オートモデラーの集いin北海道 (3)

2018年11月23日 10時54分54秒 | 展示会
ジオラマやビネットって憧れます。いつかはじっくり時間かけてやってみたい分野です。










カーモデルだけでなく飛行機やミリタリーの展示会も同時開催でした。ジャンルごとに分かれた展示っていいですよね。HMEもそうやればいいのにな。












フィギアも1/12になるとリアルさが増します。バイクは作りたいけれどここまでリアルにはできないなあ。裏でコッソリ練習してみようかな。



ここ数年のやる気ダウンなどで夏のHMEは不参加でしたが、やっぱり展示会の「締め切り」は私に必要みたいです。締め切り前の1週間のペースがあれば年間20台くらいできるはずなんですけどね(笑)そんなことやったら倒れちゃう。

「時間かけてるんですね」と言われましたが、そのほとんどが「放置時間」
ボディ乾燥に1ヶ月かけたのもずっと手付かずだったせいです。ボッシュが2ヶ月で完成してますが手をかけた時間はごくわずか。自分としては「手抜き」に近い。

飽きっぽいので時間をかけると途中でやる気が下がっちゃう。で、さっさと仕上げようとするとドンドン手を抜いてしまう。出戻ってからずっと悩まされている課題ですね。「在庫を減らさなくちゃ!」と焦ったのが敗因。あれこれ塗装方法を試したりニコイチ・サンコイチで楽しんだのは良かったけれど、手抜きも多くなってしまった。

その辺のバランスを考えながら、一個一個テーマを持ちながら作りたい。出戻り初期の気持ちを思い出したいな。作るたびにレベルアップしていきたい。最近はマンネリ化していましたからね。

展示会に参加すると色々考えます。良い刺激にすることができたかな?
誘ってくれた皆さん、会場で話しかけていただいた皆さん、本当にありがとうございました。


(オートモデラーの集いin北海道 2018)