What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

つぐない(映画:2007)

2011年12月14日 21時34分01秒 | 映画
先日話題にしたレンタルDVDの「無理矢理5枚に合わせた」なかの一枚です。
シアーシャ・ローナン目当てで借りました。

これがねぇ・・・・・・変態(な監督)に好かれるキャラクターなのかなあ。可愛いのに。将来楽しみなのに。
(ということは、好きな私も変態か・・・・・・(^-^*))
10代前半でこんなもの立て続けに見せられたらトラウマでしょう。
あげくに「贖罪」ですもんねえ。ずっと背負うんだなあ。

姉役のキーラ・ナイトレイは綺麗なんだけど、キツイ性格の役が多いね。それが似合っちゃうからね。
個人的にはあまり好きじゃない。可愛らしい役をやったらどうなるのかな?

ネットのレビューはこの姉と恋人が可哀想という意見が多いけど、
小さな妹にトラウマを植えつけたんだからしょうがないと思うなあ。酷い目に遭っても可哀想に感じられない。その辺に違和感がズーーっと残ります。
謝るのは一方的に妹じゃないでしょう?だから酷い目に遭うの?スッキリしないなあ。

今回の作品はどこにも救いようがないんだよねえ。そこが引っかかっちゃうんだなあ。
映像(特撮・CG的なものじゃなくて)が綺麗だし、俳優の表情の演技が素晴らしいので何かもったいない気がする。「この作品だったらそうしなくてもいいんじゃない?」って感じ?

時間軸を行ったり来たりさせるのもやり過ぎで、内容もあっち行ったりこっち行ったりするように感じてしまう。
見せるためのテクニックだから、きちんとはまらないと違和感が抜けなくて辛いね。

「これはどういう話なんだろう?」と期待させながら何も残らないという風に感じた。
言いたいことはあれこれあるんだけど、まとまらなかった? 最近多いね。
思わせぶりなのを「深いねえ」と言わせたいのかな。
いいシーンがたくさんあるのに、台無しにする内容も多い。散らかっちゃったね。
やっぱり映画は見た者を納得・感動させなくちゃ。お涙ちょうだい・ハッピーエンドという意味じゃないよ。


シアーシャ・ローナンの最新作もこの監督か・・・・・・
脚本が良ければ化ける気がするので、期待して待つか。あきらめるか・・・・・・
ちゃんとしたヒット作に恵まれて成長して欲しい女優なんだけどなあ・・・・・・

(ジャンル:映画)