What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

タミヤ ポルシェ934 (1)

2010年09月04日 22時32分42秒 | ポルシェ934
展示会とレポートが終わった後は、「次は何を作ろうか?」という気持ちは出たものの、工作机に向かう気さえ起きないというダラダラな感じでした。

「猛暑なんて他人事」っていってましたが、8月の下旬から妙に湿気が多く、気温もこの地域にしては高めの日が続きました。(それでも30度には全然届きませんが)

「夏が来ない!」といっていた自分も、身体が順応したのか汗ダラダラです。薄着をして肌を出している上に汗ばんでいるので、塗装とかプラなどを削って粉まみれという状況を想像するだけで嫌になっちゃうんですよね。暑さでグダグダというほどじゃないので贅沢いえないんですけど。

昨日は雨が降ったものの、夜は割と過ごしやすく、今日は朝から晴天で湿度もちょっぴり低め。午前中は久しぶりに奥様の車を洗車して、午後は家族で博物館と図書館へ出かけてきました。

博物館では「紙をつくる 紙でつくる」という特別展示をやっていて、林啓一という作家の作品が展示されていましたが、これがすごいんです!メッチャクチャ細かい!
普通の人は「かわいいねー」と反応する作風なんですが、目線がモデラーです(笑)作品のすぐ横に、パーツを切り抜いた後の紙が置いてあって自由に触れられるんですが、見て驚愕でした。恐ろしいほど細い手の指一本一本が、一発で抜かれてます。デザインナイフを使ってるらしいんですが、手の大きさが5ミリくらいしかないんですよ。

紙ですから、切り抜いた後に微調整が難しいのでそういう作り方になるのでしょうが、やっぱりプロってすごいです。

林啓一さんのサイトはこちら


図書館にも寄って、その後は公園でのんびり。久しぶりにゆっくりした気分になれました。

夜は娘の宿題の手伝いで夜空の星の観察。星座をいくつか教えてやって、星の動きを定点観測するのですが、虫に刺されて大変でした。家の前なんですけどね。近所に川や草むらがあるせいかな?と思っていたら、今年は大発生らしいです。暑さのせいですね。

で、自分の仕事もちょっぴり片付けて、工作机に久しぶりに座ります。





来年の展示会に向けてのクラブのテーマ「ポルシェ」
うっかりメンバーに「お題にでもならなくちゃ作らないかもしれませんね。」なんていっちゃったもんだから、逃げられなくなりました(笑)

まあ本当にきっかけがないと手を出しにくいキットですから、良かったのかもしれません。


しかし!!ボディを見ただけでもドッと汗が噴き出ます。大きさに比例するかのようにパーティングラインの段差、ヒケ、ラインの乱れがてんこ盛り。
削ればいいのか、パテ盛りすればいいのか判断つかないので、面倒くさくなって、てきとーにラッカーパテを塗りたくりました。

これだけも労力が1/24とは段違いですね。サフ噴いた方が早かったな。でもヒケも大きいから普通にサフ噴いただけだったら、全部削られてお終いかも。

デカイからモールドが埋まる心配もなさそうなので、#500のサフでも全面に噴いてみようかな?

ボディカラーも本当はオレンジに黄色を混ぜたいところですが、使う量が半端じゃなさそうなので、途中でなくなると大変。ビンそのままのオレンジにしようかと思ってます。濃すぎるかなあ?


難しいことはしません。完全に素組みです。何とか形になるよう、途中で止めてしまわないよう、無理せずボチボチやっていきます。