日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

18区

2005-04-09 07:00:52 | パリ右岸
先週の週末の夜、18区を歩いて帰ったので
その様子を少し書く。

土曜の夜10時半、
大通りには未来も明日も失ったような、
暗い目をした若者が通りに
集団でしゃがみこんでいる。
みんな黒い革ジャンとか着込んでいる。

その隣を僕は通り沿いに歩く。
世紀末的な感じだ。パリの空は相変わらず
真っ暗だし、通りを歩く人々は誰一人
他人の事なんて構おうとはしないし。
昔、中学生の頃聞いたユーミンの歌にあった、
「孤独のドアを叩きあいはしない」
なんて歌詞を思い出した。

メトロ、ピガール、アンベール、バルベス。
二号線沿いには悪名高い駅が並んでいる。
悪名高いというか、歓楽街と、
アフリカ系住民が集中して住んでいる地区だ。


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