日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

それぞれの時間

2014-05-10 10:17:24 | パリ右岸
久しぶりの週末の夜、友人とカンボジア料理を食べに行って、そのあと
ふらふらといい感じで酔っ払って、一人で通りを歩いて帰る。
5月半ばのパリは寒くもなく、暑くもなく、気持ちのいい風が吹いている。

ふと歩いていると、すごいスピードで車椅子のフランス人の青年が
通り過ぎていった。電動の車椅子なんでスピードはすごいのだが、なによりも
青年がまっすぐ前だけみて疾走していく情景にあっけに取られてしまった。

そのあと歩いていると、今度はオートリブ〔レンタル自動車〕の停留所に
住み着いているホームレスのおじさんが、地面に座り込んで熱心に
コーランを読んでいた。もう何年も前から停留所に住み込んでいる
ホームレスのおじさんだ。

町を歩くといろんな人間とすれ違って、いろんな人生を垣間見ることになる。
シュールな感じもするがパリにいるんだなあ、という気がしてくる。



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