日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

待てど暮らせど

2005-12-13 06:48:30 | 種ともこ
宵待草(大正2年) 竹久夢二作

待てど暮らせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな

暮れて河原に 星一つ
宵待草の 花が散る
更けては風も 泣くそうな

唐突だが、種さんのホームページが更新されていた。
左上の種さんの写真をクリックすると、種さんの歌う
「宵待ち草」の音源がワンコーラス聴けます。

http://www.tomokotane.com/

前回の音源が「砂山」。今回が「宵待ち草」なんて
種さんもなかなかやってくれる。そういえば
以前ライブで「朧月夜」を種さんは披露してくれた
ことがあったけれど、「これがあの朧月夜?」なんて
思うぐらい意外なアレンジでうっとりするような曲に
生まれ変わっていたっけ。

しかしこの竹久夢二の奥ゆかしい、古風な歌詞はなんだろう?
最近の作詞する人たちにも見習ってほしいよな。
情景描写だけで研ぎ澄まされた感情を描き出すなんて
言葉に緊張感がないとできないんだと思う。って思うだけなんだが。