日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

何やってんだか

2005-12-01 07:57:40 | パリ右岸
友人と話していて最近学んだフランス語知識。

1、ゴミ箱を意味するプーヴェル(poubelle)とは
19世紀のセーヌ県知事の苗字から。
プーヴェル知事がゴミ箱の使用をパリ市民に義務付けたことから。

2、よく職業の女性形というのがあるが、女性の大使は
アンバサドリスambassadriceではなく、マダム・アンバサダー
madame ambassadeurというらしい。
アンバサドリスとは大使の夫人ことを指す。

仕事帰りに受付のフランス人の女の子と一緒になり
地下鉄で途中まで一緒に帰る。元々さっぱりした性格のうえ、
自分のことを美人だと自覚しているため、
「○○はブス」などと固有名詞を挙げて嫌いなやつのことを
こき下ろしていた。そういえば日本にいるときは
他人の容姿については触れてはタブー、みたいな空気が漂っていたが
こっちじゃ(少なくとも自分の周りじゃ)言いたい放題だな。
まあ偽善者ぽくなくていいけど。

その後友人の家に寄って、最寄のRERの駅へ向かい帰途に着く。
駅前まで来た時点で、高架になっている駅のプラットホームに
電車がゆっくりと滑り込むのが見えた。
途端、一目散に走り出す自分。自動改札も、上り階段も疾走して、
しまりかけたドアから車内に飛び込む。ぜえぜえ荒い息で呼吸しながら、
思わず、「自分何やってんだろう、一台見送ればいいものを」
などとつぶやく、明日で37歳だぜえ。