日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

夜間外出禁止令と底冷えのする週末

2005-11-12 20:38:54 | フランス
テレビもラジオも、週末にパリで暴動が
起こるんじゃないかと、戦々恐々としている。
というのも、携帯メールやインターネットのブログで
「パリでの暴動の呼びかけ」が盛んに流布されているから。
誰が発信しているのかはっきりとはわからないが、
郊外電車も警備強化、市内も警官を配備したりして
パリの街全体がピリピリしている。
しかも寒いし。明日の朝六時まではどんなデモも禁止だという。

ところで夜間外出禁止令を調べていたらこんな中身だという
ことが分かった。

*夜間(一般的に22時から朝6時まで)の人と車の徘徊禁止
*司法手続きなしの家宅捜査
*暴動煽動者への居住指定もしくは滞在禁止

禁止令を遵守しなかった場合、二ヶ月間の禁錮、
および(もしくは)3750ユーロの罰金だそうだ。

話は変わって、フランス語を話していて、「放火する」という
表現を、mettre du feuとうっかり言ってしまったら、
間違いを指摘された。正しくは、mettre le feu。本当に冠詞は
面倒くさい。一つ一つ覚えていかないといけないから。
例えば「自転車に乗る」、というのはfaire du véloで
部分冠詞になるんだよな。