心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

最悪な日曜日

2020年02月18日 | ほんのすこし
それは本当に最悪な日だった。
たったひとつ、ゴスペルレッスンを除いては・・・

日曜日の朝の目覚めは両目に少し残った目やにをこすることから始まった。ときどき目やにが起きたときにあるなと思う日もあったが、その日の量はいつもより多いと感じた。だが、その違和感はその日久しぶりのゴスペルレッスンがあることでわくわく感に消えていった。
10時過ぎにコンタクトをつけてアパートに行った。アパートから直接レッスン会場に行くつもりだったが、お昼を食べた後、どうも目やにが気になって、このままよりも一度母の所に戻って眼鏡に替えた方がいいのではないかと考えた。母はわたしがレッスンに行ったものと思っていたので、部屋に入っていくと少しびっくりした顔をした。
「眼鏡に替えて行くから」と告げて母のところから出た。

午後二時から四時のレッスン。4月5日にあるワークショップ&コンサートに向けてのレッスンは熱がこもっていた。ソプラノが人数少なく、いつも誰かの声を頼りに歌っていたので、ハラハラしながら練習した(笑)。それでも思い切り歌えて満足だった。コンサートまで後1回の練習しかない。自主練をしなくては!
大いに盛り上がり母の所に戻ってきた。

運転しながらもなんとなく目が気になって仕方が無かった。練習中も何度も目やにを拭いた。
夕方まで両目からどんどん(という表現があうほど)目やにが出てくる。ティッシュが手放せない。母が大丈夫か? といった不安げな顔をしてこっちを見ている。夕飯はビーフシチューを作っておいたので、台所にそんなに立たなくても良かったので助かった。晩ご飯を食べ、テレビを見ていたら、今度はまぶたが腫れ上がってきた。
母が
「これはおかしい。明日絶対病院に行ったほうがいい」と断言した。

あまりにも出てくる目やにに内心びびっていたわたし。もしかして眠ってしまったらまぶたがくっついて朝に目が開けられなくなったらどうしよう・・・
それが怖くて、早めにベッドに入ったけど、目をつむることがなかなか出来なかった。ベッドの脇にはティッシュの山。そのうちぬれタオルを目の上に置くことを考えた。濡れたタオルがあれば乾くことがないのでは? 素人考えだけど。いくらか気持ちが落ち着いた。そのうち、目やにがあまり出なくなってきた。かわりに下瞼が腫れ、透明の膜が下から黒目に向かって浮き上がってきた。
えっ?
なにこれ・・・
必死で考えた。
もしかして、この膜のようなものが黒目を覆ってしまったら,目が見えなくなるとか?
またまた眠れなくなった。
午前0時を回った時、トイレに来た母が部屋の戸を開けて顔を出した。
「どうだ?」
「うん、タオルを目に乗せたらいくらかいいよ」
「そうか・・・」
「わたしは大丈夫だから、母さんはちゃんと寝て」

その後、朝までトイレに二回来た母。(わたしが寝ている部屋はトイレの隣)トイレから出てくるとしばらくそのままで立っているのがわかる。数分そこにいると戸を開けずに自分のベッドに行く。
ごめんね、心配掛けるね。心の中で母に謝る。

朝、わたしの顔は怪談お岩さん状態。もう朝ご飯なんて食べる気分じゃない。
かかりつけの眼科が開く時間よりも前に急いで行った。かろうじて運転できた。
目が見えなくなるのではないかという恐れを抱きながら先生の前へ。看護士さんも少し驚いた顔をしていたが、先生も症状には少し驚いたかも。
「結膜炎ですね。感染しやすいものかどうか調べてみましょう」
結果は「陰性」。もちろん自分のタオルとか手洗いとかを厳守だけど、それさえ気をつけていれば大丈夫みたい。母にうつることはないみたい。
点眼薬を処方してもらい、気が抜けた(笑)

昨日一日、四度の点眼でまぶたの腫れがいくらか良くなった。今日は母の病院の付き添いがあったが、朝にはまぶたの腫れも眼鏡をかけるとほとんどわからなかった。
まだ眼球の赤みはとれていないが、日曜日のあの怖いほどの目やにはどこにも見えない。
一週間、点眼を続けていけば大丈夫だろう♪

それにしても、母には心配させてしまった。毎晩、食事のあとに母の足をもむのだが、日曜日も月曜日も「今日はいいから・・・」と断られてしまった。わたしもその申し出を快く受け入れた。
今夜は三日分をやってあげようと思う。
それにしても体が柔になったものだ・・・年なんだね~


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hata-8)
2020-02-18 17:44:31
読み進むうち、あららどうなるんでしょう、はらはらどきどきでしたが、安堵しました、良かったです。
返信する
Unknown (小父さん)
2020-02-18 22:58:32
う~ん、大変でしたね!
ずーっと緊張して読ませていただきました。

いや、相変わらず描写がお上手です!

母上にも心配かけましたね。

実は私も10日くらい前に右目が真っ赤っかになっていました。
痛くも痒くもないのですが、眼医者さんに行って「目薬を2週間さしなさい」と言われたところでした。
赤いのは治まりましたが、ドライアイと角膜を保護する薬を頑張ってさしています。

目薬をさすのが超下手で「それは2階からさす目薬だ」とかみさんに笑われています。

けいさんもどうぞお大事に!
返信する
hata-8さんへ (けい)
2020-02-19 14:16:53
コメントありがとうございます。

ハラハラさせてしまいましたね。もうパニックでしたので、その気分をそのままに(笑)
今は腫れもひけて、買い物にも行けるようになりましたよ♪
返信する
小父さんへ (けい)
2020-02-19 14:19:20
小父さんも目薬をさしているのですね。
わたしも子供の頃は目薬が苦手でしたが、コンタクトをつけるようになってからは、案外スムーズにできるようになりましたよ。
今は点眼薬が効いて、かなり良くなってきました。
本当にどうなることかと不安でいっぱいでしたが、やはりお医者さんに診て貰うと安心しますね♪
返信する

コメントを投稿