心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

選挙報道の中で

2016年07月10日 | ほんのすこし
先回選挙報道の中で評価されていたのが池上彰さんの報道番組でした。
それが頭にあったので、今日は池上さんの番組がないかなとチェックしていました。
ありました!
BSジャパン。
地上波でないのが残念ですが、やはり他の番組とは一線を画すといった雰囲気は否めないなと思いながら見ています。
立候補者へのインタビューも切れ味鋭い。たじたじとしながら受け答える当選者。
三原じゅん子議員に対しても菅官房長官と麻生大臣との仲が悪いのかと単刀直入に質問するなど、なかなか面白い。
憲法解釈に関しても鋭い質問が出ていた。

それにしても池上さん、その柔和な雰囲気が相手に油断を与えるのか、スルリと相手の不意を突く。
なかなかの策士だなと思いながら、この方の頭の中は一体どうなっているのだろうかと思ったりする。

もう目が離せなくなってきた。選挙特番、たくさんの局が実施しているが、今回はこのBSジャパンを選んでおいて正解だったと思う。

今夜12時前には地元の選挙区の結果もはっきりするらしい。
地元の18歳はどんな様子だったのか、しっかりと1票を入れただろうか。
母はすでに期日前投票を終えている。6月の末に。毎回どの選挙でもしっかりと自分の票を入れてくる。
これは自分の権利だ、と。

すごいことだよね。
1票の重さを当選者はちゃんと受け止めてほしいものだ。

あぁ、それにしても池上さんの突っ込みが面白い。たじたじな政治家の態度を見ると、この人を選んで本当にいいの? なんて思ったり。
何を言われるか分からないけど、スルーするわけにもいかない、大変だね。でももっともっと池上さんのような突っ込みを政治家は受け止めて、誠実な姿勢を見せてほしいね。

ツイッターで「こういう報道を投票前にやってほしかったです」という投稿が流れていたけど、ほんとにそう思う。今回はそういう番組があまりなくて、東京都知事の報道ばかりが先行していた気がする。テレビ局の姿勢ってどうなのかなって疑問があったね。
国会議員の選挙、自分の国の行く末を預ける人や党を決める大事なことなのにあまりにも静かすぎた気がする。




じめじめしているので

2016年07月10日 | ほんのすこし
朝から部屋の中がじめじめと・・・ 空気が肌にべたつく。
黙っていても汗がにじんでくるので、首にタオルを巻きながらパソコンに向かっている。
作業も遅々として進まず、そういうときは気分転換を。

『ソフィー・ミルマン ベストコレクション』

どこかで耳にしたことのある曲ばかりが入っていて聞きやすい。最初はハスキーな声がもしかしたら夜に聴いた方が良かったかな? と思ったけど、「フィーヴァー」辺りから彼女の声に聞き惚れていった。
このアルバムもまた一度聴いただけでパソコンに取り込んだままだった。こうして音響のいいもので聴くと全然違うなあと改めて思う。もしかしたらもっとあるかもしれない、聴かないままで入れたままのものが。
それよりもパソコンに入れていないCDもまだあるから、それが先かも。

遅々として進まない仕事、頭が回転を停止しているようだ。
湿度がマックスなのだろう。
この夏はようやく重い腰を上げ、扇風機を買おうと思っている。しかも空気清浄機付きという代物。何度かチラシを見ていてほしいなあと思ってはいたが、大幅に値段が高い。
躊躇していたが、孫たちのことを考えると少しでも環境を整えてあげたい。自分ひとりが住むには別段買わなくても大丈夫か? と思っていたけど、そうもいかなくなった。まあ買ってしまえば将来母のところでも活躍できるだろう。
そんなことで、火曜日出来た仕事を送信した後からは、西松屋やらケーズデンキやらを回る時間が多くなるだろう。

次は『The Movie Album』ティル・ブレナー

懐かしい映画音楽を彼のトランペットで。このじめじめした空気を裂いていくような、つんざく音ではないけど。
聞きやすい音なのだろう。映画俳優になりそうな顔立ちとスタイル・・・ ドイツのトランペットの貴公子だ。ヴォーカルも兼用。泥臭さはどこにもないといった感じがする。

こうしてみるとわたしがここで聴くのはどちらかというと聞きやすいものが多い。
若い時に聴いていたものとは違ってきた気がする。まあ、それも時の流れのなせる技か?

さて、仕事もはかどらないし、もう出かけることにしよう。母のところで、昨日煮込んでおいた肉に野菜を入れてポトフ風に仕上げよう。
行ってきま~す♪

不思議な、というか

2016年07月10日 | ほんのすこし
ウォーキングの途中にある紫陽花通り(と勝手に命名)に、こんな場所があります。
今日は少し遠くから写してみました。
だって、このコラボ面白いから。
この、わたし的には、不思議の国のアリスにでも出てきそうな樹! そしてその足下にあるガクアジサイ!
二人とも共生(意味は違うけど)してそこにあるっていうのがなんとも・・・不思議!

そう感じるわたしはおかしいのか・・・?
そんなことを思いつつパチリと写してしまったのでした。

歩いていると見つける物は、運転していると見逃しているものばかり。
ウォーキングというのは運転するよりももっと頭の中で思考できるものだとつくづく思う。運転中は考えに没頭したら大変な事態になりますからね(笑)。でもときどき運転しながらあれこれ考えて、いつもの曲がり角を曲がらずにまっすぐ行って慌てているわたしがいます。
昨日一昨日もそうでした。
温泉の帰り、大通りから母のところへ曲がる場所を素通り。しばらく行ってあれ?なんか変だなと思ったときにはずっと先に行ってました。ここら辺が歩くのと運転するのとでは違いますね。距離が全然違う。
仕方ないので大回り。どこから曲がろうかと思って目の前の信号で右折サイン。
ところが、そういう時に限ってなかなか手押し信号が青くならない。
ようやく赤になって、待ち、青で発進なのだけど、すでに対向車線にはずっと車が止まっていて。
あぁ、また待つのかあ、なんて思っていたら、対向車線側に止まっていた車が少し発車を遅らせてくれていた? その瞬間を見逃さず、右折しながら対向車にお辞儀を。

ほんとにわたしって抜けてます。
運転中は運転に集中。それが一番でしょ。危ない危ない。母にうっかりしていたなんて言ったら、そらみたことかと言われそうなのでこのことは言わずにおきました(笑)。
帰りはもっと注意して戻りました。一度気になることがあると、その後注意する、それはそれで反省を踏まえたってことで良しとしましょう。

タイトルは画像の樹を見てつけたのですが、内容は全然違ってきました(笑)。

不思議の国のアリス、わたしの中ではとても懐かしいものがあります。
小学生の頃、図書館に入り浸っていて本と共に毎日があった頃、白黒の挿絵がある『不思議の国のアリス』には魅せられました。あの大きな口の猫や時計をぶらさげたうさぎ、そのなんともいえない不思議な世界に入り込むことが出来ただけで満足していました。現実はまったく違う世界なのだけど、読んでいるときだけはそこに自分もいるといった感覚。物語の優雅な満足感を味わっていました。
図書館がある、そこにあるものを読むことが出来る恩恵にあずかる、それが出来るここはなんて素晴らしいのでしょう。
裕福でなくても借りたい本があれば借りて読むことができる。どんな形(手元に置くか返すか)であれ、その本を読むことが出来たというその満足感を味わえるのです。
決して裕福だとは言えなかった当時、わたしにとっては図書館は魔法の場所でもありました。本を開けばわたしはアマゾンにいたし、小さな虫の世界にいたし、無人島で生活するというのはこういうことなのかと感じることが出来たのでした。
人を想うというのはこんなに切なくてそれでいてほのかなときめきを与えてくれるものなのか、とか誰かの人生をなぞる、その喜びを十分に味わったものでした。

図書館があるしあわせ。
そこで出会う数々の本、今はとんと足が向かなくなってしまったけど、小学生の頃に味わった読書の喜びを忘れてはいない自分が今ここにいると思う。
あ、またタイトルから離れてしまいましたあ・・・