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蚊焼です。日記です。
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環境ゼミファイナル

2007年01月23日 | 【大学時代】環セミ

 1月23日、環セミ「環境ゼミ」最後のゼミを行いました。
 それは、今学期最後のゼミでもありましたし、ワタクシにとって最後の壇上でもありました。

 ゼミは、今行っている研究を簡単に紹介した「木材価格ゼミ」(2月の卒論発表前に場馴れしておきたかったことと、どういった質問が出てくるかを確かめたかったという意味合い、というか目論見があって行ったのです。)と、これまでの大学生活を振り返ってどんな大学生活を送ってきたか、また「大学生らしさ」とは一体何なのかを問うた「『大学生』ゼミ」を行いました。
 後者のゼミにおいては、段取りとか話の内容を殆ど準備しないまま臨んだので、いつもながらに支離滅裂に近い(?)ズサンなゼミになってしまいましたけれども、まぁ全てをアドリブに任せたほうが、本当の思いを伝えることが出来るかなと思いまして、そうしたまででした。

 それでおよそ90分間のゼミを終えまして、やれやれ終わったなぁなんて思っておりましたら、思わぬサプライズがありまして、ね。
 手紙にお菓子に、花束。本当にどうもありがとうございました。
 本当に思ってもいなかったことだったので、感極まって、さめざめとしてしまいましたよ。いやぁ、何だか、若干取り乱してしまいましたね。でもどうしようもなかったですね。上級生らしからぬなぁと猛省しておりますが、でもやはりどうしようもなかったですね。


 ヘンな話ですけれども、戴いた手紙を読みましてね、改めて自分が、今自分が4回生、上級生であることに気がついて、そしてもうすぐ卒業してしまうんだという実感が湧いてきたのですよ。
 環セミには院生やOBの先輩方が身近におりましてね、未だに自分が下の学年であるという意識が働いてしまうのですよ。その一方で3年生以下の後輩に対しては、もはや学年に関係なく接しておりましたものですから、果たして自分が何回生だとか、相手が何回生だとかは、関係が無いというか意識の彼方に置き忘れてきてしまったのですよね。
 それが今更になって、相手から見た自分が、自分の意識とは離れていた(というか自分が間違っていたのだけれども)ことに気がつかされ、改めて自分の本当の立場に気付かされたのです。ヘンな話ですけれども。

 それともう一点。
 ワタクシが尊敬している、環セミOBのGさんやYさんに、いくらか近づこうとして努力をしていたのですよね。しかしながら尊敬する人というものはそう簡単に追いついたりましてや追い越せたり出来るものではないのですよね。むしろますます離れていっている感じですよ。
 だから、自分は全然上級生らしからぬ人間だ、とか、よき先輩になれなかったという負い目を感じていたのですよね。
 けれども、学年として、立場としては、その憧れていた先輩方の位置に立ってしまっているのですよね、客観的に見れば。
 そして逆に、(自分で言うのもなんですが)慕われたり尊敬される先輩になっていたということを知り、驚いたのですよね。それと同時に、いやこんな人間を尊敬したら駄目だよという、ますますの負い目、というか申し訳なさを感じてしまったのですよ。

 色々と気付かされましたね。鈍い人間ですから。


 結局、この「環境ゼミ」で教壇に立った回数は、4年間で16回でした。我ながら、多すぎ。半分は内容覚えてないですよ。
 でもこのおかげで、様々なことを知ることが出来ました。経験も積むことが出来ました。調べたり発表する技術も幾分か修練した気がいたします。唯一つ、アガリ症を克服することは出来ませんでしたけれどもね。まぁいいです、どうしようもないことは。

 でも本当は、20回位を目指してはいたのですがね。ネタやその資料は日々集めておりまして、機会があれば、「容器包装ゼミ」とか「バイオマスゼミ」、はたまた「世界遺産ゼミ4」をやろうかと狙ってはいたのですよ。研究多忙のため無理でしたけれどもね。
 もっとも、環境問題の勉強は、これからもっともっと続けていこうと考えておりますから。なんら無駄なことではないです。

 長々と書きましたけれども。一番いえることは。
 「環境ゼミ」は、続けてよかったと心から思える、おそらく大学生活で一番役に立った活動でございました。終わり。


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