BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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「その他」がメインのブログ。

【ふしぎ】知るべき歴史

2009年02月28日 | テレビ


 これまでにも、
「世界ふしぎ発見!」(TBS)では
オーストラリアが特集されていましたので、
もうこれと言って真新しいものは
無いんじゃないか、と
侮っていました。

 しかしながらまだまだ、
知らないことは沢山あるものだ、と
痛感させられるのでした。



 オーストラリア大陸の南東部には
万里の長城よりも長い建造物、
ドッグフェンスと呼ばれる金網柵が
張り巡らされているそうです。

 たしか兎のフェンスも
あったはずなのですが、
それより規模が大きいドッグフェンス。
 長さが5キロメートル、知りませんでした。

 その設置目的は、ディンゴと言う野犬から
家畜を守るためなのだそうです。
 けれども他の野生動物、
カンガルーやエミューなどの
生息区域を分断させることに
繋がっているのですから、
そこのところ、あまり感心しません。
(しかし番組HPを読みますと、
 カンガルーなら柵を飛び越える
 ことができるのだそうです。)
(また、ディンゴのイエイヌとの混血化を
 防ぐためにも設置している、
 とのことです。補足でした。)

 環境問題に関しては、
捕鯨船に体当たりするからといって、
知見があるとは限らないのでしょう。



 しかし、もうひとつ知らなかったこと。
 旧日本軍は真珠湾攻撃の後、
オーストラリアやニュージーランドを
空爆していたのですね。
 これはまったく知らなかったです、
まさかインドネシア以南まで
攻め込んでいたとは。

 しかしながらオーストラリアは、
捕虜を手厚く保護していたのだそうです。
 にもかかわらず反乱してみたりして、
日本の愚かさを痛感します。

 さらに、この反乱によって
(ほぼ自滅の形で)亡くなり、
この地で埋葬された兵士たちに、
母国の土に還らせる、と言うことで
(象徴的とはいえ)その墓地を
日本国領とした、と言うのが凄過ぎます。

 そんなこと、これっぽっちも
知らなかったことが恥ずかしすぎますね。
 かつて日本軍は
オーストラリアを攻撃したこと、
そしてそこには日本人捕虜がいて、
さらにその地に眠っている人がいて、
そこは日本国領になっているということ。



捕鯨船に体当たりするからといって、
安易に反豪に走るのは
慎むべきではないかと思うのでした。