今日の新聞に「歩道のない道路を走る場合、通行するのは右側が原則、法律上ランナーは歩行者ですから」と書いてありました・・・・・これまでどっちを走るか、ランナーの間で議論してきましたが、結論がでました・・・法律上「右」!?
しかしこれまでいろんな大会(ウルトラマラニック、100kmマラニック)に参加してきたが、ほとんど「左側を走れ」と書いてある。「右を走れ」と書いてあるのを見たことがない。
しかし、この「右を行け」というのは、私が生まれた頃(昭和20年代)に言われていた「人は右、車は左」という対面通行がまだ少なかったころの標語では・・・・現在通用するのか?今は人が歩く所には必ず歩道があるし、普通の人達にとっては右左どちらを歩くかは、あまり問題にならないと思います。
・・・・問題にしないといけない人達は・・・・我々ウルトラマラニッカーです
個人の練習でも歩道のない所を走ることはよくあります。大きいウルトラマラニック大会でも、歩道のないクネクネ山道がコースになっている場合があります。
私は左、右はそのときのロケーション次第で決めます。
①基本的に右 : 走る時は、迫ってくる車の動きを完全に把握しておく必要があります。ですから右側を走ります。迫ってくる車から目を離しません。左を走っていると迫ってくる車の動きが全くわからず、万が一のとき避けることができません・・・・・・私は後ろから車が来る状態にあるのが一番怖いです。
②広い方を走る : 右が土手で、左が広いスペースがあるなら、絶対左を走ります。こういうときは右も左もありません、安全第一。
③車の交通量 : よく一方の車線ばかり車がくることがあります。そのときは反対側を走ります。これも右も左もありません、安全第一。
④カーブでは : 車がカーブで曲がり切れず衝突しそうな場所があります(ガードレールが壊れている所)。その反対側を行きます。しかしいつもカーブの内側が安全とは言い難いのでこのときもケースバイケース。
⑤走るのを止める : 上下線から車が来た時が一番危ない。その時は走るのを止めて道路脇までおおげさに避難します。こういうことがわかるには右側を走っていないとわかりません。だから右側を走っています。
とにかく、無事故で楽しいウルトラマラニックをしましょう。