「三日見ぬ間のさくらかな」と言われますが、・・・
あれほど開花を待ち焦がれたさくらも、うっとりと眺める暇も無いくらいに散り敷いてしまいます。我が家の庭もいま、ソメイヨシノの落花のジュウタンもようと化しています。
当たり前のことですが、この北の地が例年「さくら前線」の終着地となっています。
ことしの1月6日、沖縄県・石垣島の「ヒカンザクラ」の開花からはじまって、ちょうど4ヶ月かかって、立夏のきょう(5月6日)釧路の「エゾヤマザクラ」の開花が宣言され、列島のさくらの長い旅も終りました。
今年の釧路の開花は、昨年より6日早く、例年より11日早いそうです。これは気象庁が統計を始めた1972年(昭和47年)以降の「最速開花記録」になるとのことです。
北の地の「さくら前線終着地」ご三家は、≪稚内(エゾヤマザクラ)、根室(チシマザクラ)、釧路(エゾヤマザクラ)≫で、例年順番を競い合って?います。
じつは、根室の「チシマザクラ」は、きょう現在まだ開花宣言が出されていません。たぶん10日前後になるようです。 根室は気象庁の測候所が閉鎖され、開花のようすは「観光協会」が請け負っているため、気象庁が発表する「公式さくら開花宣言地」に入っていないようなのです。
で、きょうの釧路の開花宣言が、列島の「さくら終着地」の栄誉を勝ち取ったとなるようです。
南から北の地まで、列島の人々を熱狂させ、あっという間に散ってしまう「さくら」は、潔さをモットーとする日本人に、まさにピッタリの「国の花」なのかもしれません。
ぎゃくに、さくらの散り際の良さが、日本人の精神の源になったとも考えられるのです。
「さくら前線」の終着と同じ日、GW.の熱狂も終わる立夏の5月6日でした。
<<根室のチシマザクラも、きょう(6日)午後に開花が宣せられたと、夕方のニュースで報じられました>>
本当に南北に長い日本~~~、改めて思いました!
そうですね、長いもんです列島は・・・・
にしても「大涌谷」の噴火の影響はありませんか?
連日の報道ですので、「風評被害」が大きくなるのが気になります。
箱根はもちろんですが、今のところ、何の影響もない湯河原温泉なんかも問い合わせが多いみたいです。
そうなんですよね、いまのところ立ち入り禁止になった地域だけ避けたらよろしいのに・・・
他の温泉宿やお土産屋さん困っていることでしょうね。小田原あたりまでも人出が少なくなったとか・・・・