kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体を運ぶ

2010-01-15 | 陸上競技
女子は普通に練習をしました。本来ならこちらも一緒にミーティングをしたほうが良いのかもしれませんが、目的意識がはっきりしている選手が他の者に合わせる必要はありませんからね。女子が全て出来ているわけではありません。それでもかなりの所までは来ています。目指すところがはっきりしている選手は自然に強くなっていきます。そこまで行くのにかなりの労力を要しますが…。

練習は基本的な事を中心にしました。火曜日にやった身体を前に運ぶための動きをドリルの中に取り入れていきました。こういう動きを見ていると身体が進む選手と進まない選手がはっきりとしてきます。それがスプリントにも現れます。ドリルというより身体を運びための練習といったほうが適切なのかもしれませんね。ドリルは動きの確認という意味合いが強いですが、動きの中で感覚をつかむというのは実際の走りにつながっていきますからね。

その後は加速ドリル。本当は火曜日にやりたかったのですが先述の動きを意識してやっていたらそれだけで終わってしまい、次の動きが出来ませんでした(笑)。やり過ぎです(笑)。そこに結びつけるまでの動きをきちんとやっておかないと意味がなくなります。ここも少しずつですが改善されてきています。取り組みがきちんとしていれば成果は出ると思っています。男子との差はこの辺りにあります。別に女子を特別視しているわけではなく明確な差があると感じています。

最後にその流れで走りました。本人達の感覚としてはかなり良いようです。しかし、全体的に良いので相対的に見るとわかりません。感覚としてはかなり前に進むと話していました。見ていても進み具合がかなり変わってきました。楽に速くという感じがつかめてきたのかなと思っています。もちろんまだまだやるべきことはあるのですが、少しずつ改善されていくと本人達もそれが分かるので表情が明るくなります。「楽しい」というのはこのあたりから生まれてくるのだと思います。

どれだけしっかり取り組めても補強が強くても、勝負するのは走力です。ここが無ければ何も証明することは出来ません。積み重ねて勝負ができる状態に持っていきたいと考えています。まだまだ先は長い(笑)。
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頑張り方を知る

2010-01-15 | 陸上競技
水曜日はかなり落としました。まーそれはそれで大切な時間だと思っています。いつも肉体的に追い込んでいると余裕はなくなりますからね。練習量を落としたからといって中身がなくなっているわけではありません。「心」はどんな状態でも動く。特に練習量を落とした日には自分の目標について考えたり、自分の課題について見つめ直す良い機会だと思っています。

が、日誌を見ると男子は「~をやった」「疲れを抜く」という内容しか書いていません。単純に「書いている」だけです。これは練習で「やるだけ」につながると考えています。練習内容を理解して何を目的にやっているのかを考えれば自分がやるべきことが書けるはずです。基本的に男子は日誌が書けません。これは今までの経験上ですが。しかし、書けるようになってきた男子は間違いなく変わります。日誌は自分の内面と向かい合い、やっている内容を見直す大切な道具だと思っています。これだけ話をしても変わらない。それが練習に現れている。注意を受けた日は出来るがそれを過ぎたら出来ない。今時の高校生です。

これにより午後練習に参加する意味はないと判断し、男子はミーティングとしました。もっともっと自分自身と向き合うべきです。頑張り方自体が分からなければ何をやっても適当なレベルで終わってしまいます。どれだけ言っても分からないのであれば目的意識を持って取り組んでいる選手の足を引っ張ることになりますから。周りから変えてもらうのではなく自分から変わらなければ何も変わらないのです。
練習がやりたくてたまらない2年生男子も一緒にミーティングに参加させました。1人だけ練習させても良かったのですがやはり男子全体の問題ですから一緒に考えなければいけません。他の者はこのことについてどう考えているでしょうか。チームとして活動する時に自分達が他の者のチャンスを奪う。それがどれだけのことなのかを本当に理解できているのか。

結局練習には全く参加しませんでした。ミーティングをすれば変わるわけではありません。その中身の問題です。やったから変わるのではない。これも練習と同じ。全ては頑張り方を学ばなければ変わらないのです。これが全てにつながります。どれだけ理解できるか。それだけです。
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寒すぎる

2010-01-14 | 陸上競技
水曜日、普段なら走り込む所ですが以前から天気予報で雪だと言われていたので月曜日と火曜日に走っておきました。雪が降ったら間違いなく競技場は水はけが悪いので走れなくなりますし、普段結構走っているのでやはり身体を休ませるのも必要ではないかなと思いかなり落とし目にしました。

練習はサーキットと様々なバリエーションの補強。身体のコントロール系や軽めのジャンプ系のトレーニングをしました。この中で不調の者が走れない理由がある程度明確になりました。筋力バランスが崩れているのと片足のジャンプに左右差がありました。右足は運動を全くしていない人並み(それ以下?)のジャンプ力でした。反発が全くもらえません。この状態で走れば当然前に進めるはずはありません。様々な要因が悪い方向に絡み合っていたのだと思います。この辺りを少しずつ改善していかなければいけません。

練習はまー良いのですがまた若干頭にくる事が。検定が近づいているので勉強をしなければいけないという気持ちになってきた生徒が増えてきました。これも当然の話です。先日「勉強を教えて欲しい」と言われたので「部活の顧問の了承を得てから言いに来るように」と告げていたのですが全く来ませんでした。もう良いのだろうと思っていたら練習開始寸前に「教えて欲しい」と言いにきました。もっと早い段階で言いに来るべきではないかという話です。周りの人が「kaneko先生の放課後を奪おうとするなんていい根性してる(笑)」と言っていましたが、事前に指示を出していたのですからもっと早く動けたはずです。言い分が「先生、水曜日なら良いと言ったじゃないですか」でしたからかなり頭に来ましたがまー大人ですから我慢しました…。

いざ教えようと思って「どこが分からないのか?」と聞いたら「全部分かりません」と言い出しました。完全に頭に来ました。1から10まで付きっきりで教えるようなものではありません。基本的に自分で勉強してきて分からない部分があったら質問するべきです。自分が全くやっていなくて覚えてくる気もないのに「教えてください」ではないだろうという話です(怒)。優しく(?)諭してまずは自分でやるべきだと教えました。物事には順序がありますからきちんと予習してきてから分からないというなら教えることが出来ますが、勉強していないのに分からないから教えろは人をバカにしています。

普段の授業は少人数制でやっています。この生徒は私が担当している生徒ではありませんからここまで出来ていないとは思いませんでした。日頃から出来ていないならもっと手をかけることも可能だったと思います。9割位は自分で問題をやらせました。加えて勉強方法を教えてどうやったらできるようになるかを教えて自分でやることを最優先しました。簡単な話ではないのですがまずはやるしかありませんから。

勉強を教えるというより他の部分を教えた感じです。精神的に疲れました…。
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動きを変えるためのヒント

2010-01-13 | 陸上競技
先程も書きましたが、午後の練習の最初に少しミーティングを実施しました。練習に取り組むための意識の問題です。ここがしっかりとしなければ全ては台無しですから。

ミーティング終了後、そのままサーキット。練習の入りはいつも通りとしました。その後の流れもいつも通り。基本的な事をやっていますが、午前も午後も意識するポイントは限られています。何度も繰り返していくしかないと思っています。単純にやれば良いというわけではなく目的意識をしっかりともってやっていく必要があります。
ここまで膝をしめる動きをやっていましたが、これだけでは無理矢理進む事につながってしまいます。膝を引き出すだけの動きになってしまっているのでその部分を改善していく必要があります。ここまでの段階できちんとやっていた者はスムーズに移行できます。出来ていない者はここで膝が開きますし引き出せません。今はこれをやりながら前方向に身体を進めていく動きをしています。結構手間がかかりますが(笑)。

今日はその動きをやっている時に、更に走りに結びつけていく動きが思いつきました。多分特別なモノではなく、色々なところでやっていると思いますが(笑)。本当に意識する部分が何かを考えてやっているところはひょっとしたらそれほど多くないかもしれません。最初は普段通りの動きでやっていたのですが、思い付きで身体を運ぶ動きをやってみると身体のコントロールが出来なかったり、膝がたためなかったりする選手が出てきました。逆にここできちんと身体が運べる者は走りにもつながっていきます。

感じが良かったのでこの日に予定していた加速段階の動きを全て取り止めて、中間での身体の運ぶ感覚を身に付けさせることにしました。スパイクを履いて距離を長めにとりました。ここは見ていて難しい部分だと思いましたね。単純にやれば良いわけではない。目的とする動きのポイントが分かっていれば見ていても気がつく。最近はミニハードルはほとんど使っていませんでしたが、動きを強調する事で感覚が分かってくるのではないかと思ってやってみましたがころがヒット(笑)。かなり感覚がつかめたようです。基本的な事は以前からやっていますから、あとはそれを走りにつなげるための感覚を身に付けるための練習をするだけ。1つの動きだけではなく複数の指導方法を見つけていく必要があると思いましたね。ここが目指す指導者との差だと思います。経験の部分もかなりありますがしっかりと考えていく必要があります。

この辺りですでにかなり寒くなっていました…。しかし、感覚作りのために練習をしているわけではありませんから走らなければいけません。走らなければいけないという決まりはありませんが、やっぱり走るための練習をやっているわけですから(笑)。最初軽く走った時にいつもよりも前に進む感じを受けました。ひょっとしたら風が追っているから走れているのかもしれないと思い、何人かに確認をしましたが「追い風参考」の部分だけではない感覚があったようです。非常に良いことだと思います。加速段階に課題を置いていますが、中間での伸びやかな走りというのも非常に大きな要素です。ここを生かして勝負をしていかなければいけません。

水曜日以降はかなり寒くなるようです。水曜日は少し練習量を落としておきたいと思います。やり過ぎ注意ですからね(笑)。選手の動きを見てあれこれ考えるのは非常に楽しいですね。もっともっと刺激をもらえたらと思います。
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激怒

2010-01-12 | 陸上競技
今日は朝練で基本的な動きをやろうと思っていました。昨日走っていますが今が動きを変えるチャンスだと感じています。少し詰め込み気味にはなりますがしっかりと繰り返していかなければいけません。

しかし、朝練で男子の動きに全く精彩がありません。とりあえずやっているという感じが強く、動きを作ろうという意欲が全く感じられませんでした。何度か繰り返し注意をしたのですが自分の事と分からないのか全く変わりません女子が目的意識を持って取り組んでいる分、その適当さが目立ちます。自分達は一生懸命にやっているつもりかもしれませんが本当に本気でやろうとしている者と比べると大きな差があります。これが飛躍的に強くなることを妨げているということに気づけないのです。いつまでたっても何の進展も無いのはまだまだ本気度が低いから。明らかです。

かなり頭に来ていましたが、朝練の時間が終わってしまったので話が出来ませんでした。午後の練習の前にミーティングをしようと思っていたのですが、掃除の時間に更にイラッとする出来事がありさらに怒りのボルテージが上がっていきました。一般生徒ではなく部の関係者でしたから完全に切れました。かなり我慢していましたがもう限界です。

ミーティング、最初から激怒していました。これまで何度もミーティングをしてきて、自分達でもミーティングをして「心」を作っていくためにやってきたはずです。全く意味がなかったということになります。何をしても本人に聞く気、やる気がなければ時間が過ぎていくだけです。それをどれだけ言われたら分かるのかという問題です。「とりあえずやる」という姿勢が許せませんでした。何か意図があってやる行動でなければ何も生み出しません。気持ちが全く伝わらないのです。

これで女子と同じように指導をするというのは無理な話です。「何がなんでもやってやろう」という姿勢がない者にこちらから積極的に指導する必要があるのか?こちらから投げ掛けはしていますが受け取る側にその気がなければ何も変わるわけがありません。単純に先生に怒られるからやるというのと同じです。それなら怒られずに気楽にやるほうが良いでしょう。
強い、強くないの問題ではなくその気があるかどうかの問題です。何とかしようという気持ちがあって変わらないのと、とりあえずやるというのでは全く違います。動きが変わらないなら変わるように様々な努力をするべきです。同じ時間を使っていてもその中身の問題で大きく差がつきます。

どこまで理解する気があるか?言われている意味が分からないのは問題です。「甘い」と言われて自分は「甘い」と言っておけばその場はやりすごせます。それを繰り返していたから結果的に何も変わっていないのです。サーキット等でも「それなりにやる」という感じが強く見られます。差がつくのは当然です。客観的に見ていたらわかりますからね。

どこまで本気になれるか?ここが大きいと思います。女子が本気になれるのは明確な目標があるからです。中途半端な気持ちではありません。だからこちらも指導しようという気持ちになる。指導者が選手の気持ちをある水準まで引き上げ、その後は選手が指導者のやる気を引き出す。こういう関係でなければ次にはつながりません。

どこまで伝わるか?シーズンの活躍を決める大切な時期です。各自がどれだけ本気になることができるか。しっかりと見ていきたいと思います。全ては自分の意識次第だと思っています。本気になりきれないというのは可哀想です。常に強くなることを考え続けている者は強くなります。本気ですから。しっかりと考えて欲しいものです。
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どれだけの確率なのか?

2010-01-12 | 陸上競技
基本的に「ついていない」と思っています。他の人には起きないような事がよく起こります。理由はわかりませんが結構な確率で起きます。

昨日、練習の合間なコーヒーを自動販売機で買ったのですがいつも飲む「ジョージアエンブレム」のホットを押すと「エメラルドマウンテン」という青いやつが出てきました。自動販売機に飲み物を詰める人が間違えて入れているのです。いつもブラックコーヒーしか飲まないので砂糖が入ったコーヒーは飲めません。それでも悔しいので一口飲みましたがやっぱりダメでした…。

そういえば夏に同じように「ジョージアエンブレム」を買ったらリアルゴールドが出てきたことがあります。悔しかったので翌日に同じ自動販売機で再チャレンジしたらやっぱりリアルゴールドだった事があります。1回だけでなく何度もあるので「押し間違えたかな」と思うことがありますが、どう考えてもおかしいんですよ。段が違うのに押し間違えることはないですからね。

飲みたいコーヒーを飲めないというのは精神的に辛いですね。こちらは飲むつもりでお金を入れて期待しているコーヒー以外が出てくる。ダメージを受けます(笑)。たったコーヒー1本のために電話をして係りの人を呼び出すのは少し気が引けますし。苦情を言うエネルギーと担当がその場に来るまでの待ち時間を考えると効率が悪いですからね。結局泣き寝入りです。


他の人からあまりこの手の話は聞きません。あっても言わないだけかもしれませんが(笑)。まー私にはかなり高い確率で発生しているのは確かですね。ありえません。「ついていない」では片付かない気がしてきました…。
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走り込む

2010-01-11 | 陸上競技
今週は週の中頃がかなり寒くなるようです。天気予報はほぼ雪です…。冬ですからある程度寒くならないといけないと思いますが、やはり寒いのは嫌です。そのこともあり今日は少し多めに走り込む事にしていました。

いつも通りの流れでアップをして動きに入りました。先週から動きも次の段階に入っていますが、上手くいく者と上手くかみ合わない者との差が出ます。年末年始の2回の合宿で全く走れなかったotaniの動きがスムーズになってきています。「無駄に力を使わない」事が本人のテーマになっていますが、合宿までは無理矢理動かす感じが強くなっていました。意識するポイントを変えると今までの積み重ねから走れるようになってきました。本当はもっと前方向に進まないといけないのですがいきなりは上手くいきません。感じとしてはまずまずです。

残念な事ですが女子の走りにはまだ波があります。最近安定して走れているのはakaneだけでした。合宿以後はmikiがかなり走れるようになってきています。合宿時に存在感を示していたsakiは今日は全くダメでした…。身体が起き上がるのが早いため加速段階で置いていかれてしまいます…。もうしばらく時間がかかりそうです。
復調しつつあるrina、今日も動きません。絶不調時に比べるとましになってきましたがまだまだ加速段階でもたつきます。他の者とは別にやっていきましたが、重心が全く移動しません…。少しジョグをさせてみましたがこの段階から前に進みません。加えて歩き方を見てみると足首を使って無理矢理進んでいます。話を聞いてみると「つま先で接地するように意識している」と言っていました。この時点からかなり感覚がズレています。一度もそのような話しはしたことがありませんが、つま先だけで進もうとして足首が固定できなくなるためブレーキをかけながら進む状態になってしまって無理矢理感が増してしまいます。ミニハードルを使ったドリルを合宿でやっていましたが、膝が開いて前接地となりその上つま先が下がる状態になれば走れるわけがありません。ジョグですらまともに出来ないくらい崩れていますからスピードを上げて走る所の騒ぎではありません。少しずつ改善されてきていますがこちらももうしばらく時間がかかりそうな感じがあります。

スピード持続系の練習で150を走りました。mikiがかなり走れるようになってきています。スピードが上がってきている感じがあります。akaneが11月位に走れるようになってきた時と同じ感じを受けます。1年前の冬期では400mのベストが64秒0くらいでしたが冬のある時からいきなり走れるようになりました。今もいきなり走れるようになってきたのですが、これも昨年同様2セット目で何本か走った後突然走れなくなります。下半身に力が入らなくなると言っていました。爆発的にスピードが出るようになってくるとその反動からか本数が持たなくなります。これは実際のレース後半にも出てきます。やっとこの状態まで戻りました(笑)。この中できちんと走りきれるようになればレースのラストで競り負けることが無くなると思います。

2セット目からはrinaにも150mに参加させました。なんとか走れるようになってきたので久々に勝負をさせました。競り合うとまた動きが崩れそうで怖かったのですがさすがに走らないとまずいですからね…。rinaは何とかトップの2人について走れていました。もちろん他の者は2セット目、rinaは1セット目というのもありますがショートでは加速段階で乗り遅れて全く勝負になっていませんでしたから競り合いに参加できるだけでも大きい。他の者が3セットやっていたので本人が1人で3セット目を走るというので走らせましたが、乳酸が蓄積して足が動かなくなるとまた動きが崩れてしまいます…。ここが課題ですね。安定して走れません。崩れると修正するのにかなりのエネルギーを要しますからね。

そういえば3セット目はそれまで存在感が全く無かったhatuが先頭を走り始めました。1本の爆発力はありませんが常に安定して走ります。レースの後半で粘って勝負ができるタイプですね。様々な選手のタイプがいるということは多くのレースパターンに対応できます。hatuにスピードがついてくるとかなり強いと思います。そういえば先日の合宿の150mでも上級生を追い詰めていました。こちらも結構強いと思います。
まだまだ目指すところには届きません。今日は久々にキレかけました。強くなろうとする覇気が足りません。リレーを走るのは4人、予選等も考えると6人がきちんと走れないと勝負できません。それをどれだけ分かっているのか?2人が走れたところで戦えないのです。自分に与えられた責任を自覚していないのです。ある程度は分かっていますが、本当の意味での理解が必要になるのです。声かけもせずに黙々と走るだけでは質は上がりませんからね。

もうワンランク強くならなければいけません。もっともっと目標を明確にしていきたいですね。明日も少し走りたいと思います。多分(笑)。
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ロードレース大会を手伝う

2010-01-11 | 陸上競技
日曜日、朝から市内のロードレース大会の役員となっていたので手伝いにいきました。朝7時半集合でしたから結構キツかったですね。朝練で早起きするのとは精神的に違いますから。ロングの選手が出場するのでそれを見ることくらいが唯一の目的となっていました。

レース開始前、中学校の先生と色々と話ができたのはかなり意味がありましたね。最近こうやって会う機会も少なくなってきていますから、話が出来るときに色々と聞くのは貴重だと思います。中学生がアップしている姿を見てウインドスプリントが短距離系の動きだったので気になって聞いてみるとやはり短距離でした(笑)。結構400mが強い選手で春には一緒に練習をしましょうという話になりました。中学校では400mはありませんからなかなか練習パートナーもいないのだと思います。こちらとしても良い機会ですから一緒にできたらと思います。
実際にレースが始まって中学生の部ではtonda中学校が上位を独占していました。人数もかなり多いので「今年は狙えるのでは?」と聞いてみると「かなり厳しい」との返事。全日中に個人で3人くらい出場できるレベルでないと「県代表」になれないようです…。確かに全国2位、3位ですからね。今回の全日本中学駅伝に参加したら14番位のタイムくらいだったようです。いやー県内開催とはいえかなりのハイレベルですね。是非とも全国に出場して力を発揮してもらいたいですね。

加えて近隣の中学と合同練習をしようという話もありました。あまり人数が多いと大変になりますが、地域の陸上の活性化のためには必要だと思っています。中学生は意識の差というか意欲に差がありますから練習をしても身に付くのに時間がかかります。本当は繰り返し見ていくほうが良いのでしょうか難しい部分ですね。こちらも実施できたらと思います。

レース自体は…それなりに見ていました(笑)。走路観察という大会を運営にほとんど関係ないポジションでやっていましたから。一般で1万メートルのベストが28分40秒くらいの選手が走っていましたが別格の強さでしたね。関東の大学でやっているようですが箱根には出ていないようです。学校自体が予選会に出ていないという話です。何故出なかったのかは分かりませんが、こういう選手が社会人になって伸びていくのではないかという気がします。箱根は20キロあるからやっぱり長い…。

なんて全く関係ないことを考えながら仕事をしていました。寒さの中頑張りました(笑)。
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度重なる不幸

2010-01-10 | 陸上競技
今年も相変わらずついていない事が多いです。日常的に良いことが無いので慣れてきましたが(笑)

合宿中に練習の合間に歩いているとtabe高校が練習で使っている垂木が脛を直撃しました…。どう考えても当たる場所にはない垂木がかなりの勢いで当たりました。周りにいた人は何が起きたかは分かりません。単にいきなり倒れ込んだと思ったみたいです。その後何度も試してみましたがどのような状態でも垂木が飛ぶような事はありませんでした…。何故飛んだのか全く分かりませんが、とにかく痛かった。合宿終了後、どうも脛が痛いのでひょっとしたら疲労骨折かと思っていましたが、よく見てみると皮が剥けていました(笑)。

合宿最終日に荷物の整理をしていた時に「そういえばサングラスどこに置いたかな?」というのを思い出しました。常にモノを置き忘れますから、思い出した時に慌てます。探してみると部屋のベッドの下から出てきました。何かカタカタ言うな~と思って袋の中から出してみるとフレームが真ん中から半分に割れていました…。部屋には指導者が集まったりしていましたから何かの拍子に踏んでしまったのだと思います。適当に置いている私がいけません。これまた他の人は大爆笑。私は全く笑えませんが…。

合宿も終わり帰ろうかと思って車のエンジンをかけようと思ったらプスプスいって全くかかりません…。どうも数日間半ドアの状態で放置されていたようです。選手に任せていたのですが室内灯が点いているなーというだけで終わっていたようです。鍵がかからないので運転席からかけたと言っていました。任せた私が悪かった…。まだ帰っていなかったkubota先生に手伝ってもらい、セミナーパークの事務室からブースターを借りてなんとかエンジンがかかりましたがかなり危険な状態でした…。現在も運転席から他の窓を開けるのができません…。そのうち直るのかなーと思っていますがどうなのでしょうか。

相変わらずネタを提供している感じがします。自分にメリットがあることはあまりないですね(笑)。今年もこんな感じなんだろうな~と思っています。辛いですね(笑)。
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動きの意識

2010-01-09 | 陸上競技
今日は最近になく暖かかったですね。風もなく久々に動きやすい日でした。いつもこれくらいの天候だったら良いのですが。

練習は昨日に引き続き基本的な動きを繰り返しました。今の課題は前に進むために何をするべきかという部分です。中間での動きの部分はある程度出来ているのですが更に前に進むために何をするかというところです。これまでやってきた脚運びをさらにきちんと前に進むための動きに結びつけていかなければいけません。
最近動きを崩しているrina、今やろうとしている「重心の移動」が全くできません…。元々苦手にしていた部分ですがここまでできないというのは驚きです。膝の引き出しと腰の移動が出来ません。今日指導していて今の不調の原因は明らかにこの部分にあると思いました。重心が前に全く進まないのでそれを無理矢理動かそうとして無駄に力んだり脚だけの動きになってしまうのだと思います。そういえばmisatoが絶不調の時も同じ様な状態だったと思います。前に進もうとし過ぎて重心が動かないのに手足をひたすら動かすことで速く走ろうとする状態になるのではないかと思います。これでは全く走れないのですがなかなか気づきません。非常に難しい部分ですね。

ドリルで基本的な動きをかなり強調しています。それくらいやらないと重心の移動の感じがつかめません。練習を見ていると少しずつですが「前方向への重心の移動」の感じがつかめている者が出てきました。今まで進まなかった体幹が進み始めました。もちろん狙いとする部分にはまだまだ足りませんが、こういう積み重ねが実際の走りにつながっていくと思います。簡単にできるわけではありませんから、ひたすら繰り返して身体を運ぶしかありません。その感じをつかめるかどうかでかなり大きな差になると思います。

練習は加速ドリルを繰り返しました。私はどちらかというとrinaについている時間が長かったのですが、全体が目指す動きが見えてくるまでひたすら繰り返していました。普通ならこれくらいやれば間違いなく飽きてきます。しかし、今のうちの選手には目指すものが明確にあります。少しでも自分達の動きを良くしようという取り組みができます。長い距離は全く走っていませんが瞬発的な動きを数多く繰り返すというのは身体にダメージが残ると思いますが、1時間半は繰り返したでしょうか。かなりの集中力です。

その繰り返しの後にショートスプリントを実施しました。加速段階の1歩目からの動きに課題を置いていましたからこの部分がきちんと出来るかどうか。数人は疲れがある中でも比較的スムーズに走れていました。女子はakaneのスピードが群を抜いていましたが、合宿の時と比べるとその差は少なくなってきていると感じました。本人達の感覚を確認すると今やっている動きが少しずつ分かってきたという感じがあるようです。akane自身はもっと速く走れそうな感覚があるようです。スピードが上がって来ているので中間の動きのコントロールが出来ないようです。

女子に関しては戦う種目は400m系とマイルだと思っています。どこまで100mのスピードが必要かは分かりません。ある程度スピードを上げながらスピード持久を高める。ここにうちのチームの戦う道があると思っています。トップスピードが上がっていく必要がありますがそれだけに固執し続けると上手くいかなくなる可能性があります。自分達の戦う場所を忘れないようにしていきたいですね。

合宿疲れもあるかと思い長い距離は走りませんでしたがかなりやっていると思います。高いスピードを出し続けるというのは身体への負担が大きいと思います。この状態でどうやって身体のケアをしておくかということが来週の練習に大きくつながっていきます。来週はしっかりと走りたいと思っています。それに備えてもらいたいですね。動きの流れと練習負荷を考えていきたいですね。やるべきことをしっかりとやっていきたいと思います。
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