今日は周南市の5周年記念のイベントとして北京オリンピックの4継で銅メダルを獲得した朝原さんの講演会が実施されました。年末に中四合宿でやり投げの村上選手の話を聞いた選手が刺激を受けたと言っていたこともあり、今回は選手全員に話を聞かせることにしました。内容云々ではなく1つの道をひたすら突き進んだ人間の言葉には重みがあります。聞くだけで何かしら刺激を受けたら良いと思って参加しました。
10時半から受付開始だったため8時に集合にして2時間勉強してから総合スポーツセンターへ。すでにかなりの人が集まっていました。市内だけではなく他の市からも多くの人が来ていました。知名度がありますから陸上関係者は興味があるのだと思います。
話の内容はこれまでの自分の経験から得たモノについて、何を思って36歳まで競技を続けたのか、北京オリンピックでメダルを獲るに至った経緯についてが中心でした。これまでやってきたことがが全て正しいというわけではなく、場所が変わり時代が変われば様々な事が変わってくる。それを柔軟に受け入れることが出来る能力が必要となってくる。ドイツに留学した際には試合の前日にウエイトをやって筋肉に刺激を与えるようになった、これまでは試合のために長い間時間をかけて準備をしてからレースに出るような流れだったがドイツに行ってからは1週間に3回レースをしながらそれを練習にして力をつけていったと日本ではあまりない形であったがそれを受け入れることで適応していき変わっていったと言われていました。自分から変わろうというのではなかったのかもしれませんが、変化を受け入れていく事で人は成長していくのだと思います。
また大阪世界陸上で引退を決意していたにも関わらずまだ自分の身体には可能性があると思ったこと。しかし、心が付いてくるかどうかの不安のためどうすれば北京まで続けられるかの葛藤があり苦しんだこと。様々なゲンをかついで北京へと気持ちを奮い立たせたこと。それが最終的にメダルにつながった。この中で「信頼」と「心を1つにする」事の大切さを感じたと言われていました。普段から選手に伝えていることを一流選手から言われる事で違う形で心に響いたのではないかと思います。どれだけ力があっても「信頼」がなければバトンはつながらない。互いに信頼があるからこそ思いきった走りができる。大切なことです。
うちの選手にはいつも言っています。表面上の関わりでは絶対に大切な場面でミスを犯します。アンカーに誰からも信頼される選手がいることで他の3人は自信を持って自分の走りをすることができます。
普段はライバル関係にある選手同士が相手を認め合いながらリレーを組む。相手の強さが分かっているからこそ、信頼が生まれ同じチームだということで強いつながりが生まれる。だからこそチーム内で争いが激化する事がチーム力を引き上げることができる。
選手達は朝原さんの話をどれだけ自分の事として聞くことができたでしょうか。4継チームの話が中心でしたが同じ事だと思いました。女子はマイルチームです。全てはそこに結びつけるためにやっています。個人で戦うのはもちろん自分のためですが、最終的には全てマイルで戦うためだと思っています。
何が「成功」かはわかりません。朝原さんも競技を終えた今からが本当の自分が試されると言われていました。今回は3年生も何人か聞きに来ていましたが、このことは部活を引退した者にも当てはまるはずです。3年間何をしてきたのかはこれからさきに試されます。本物かどうか。示してもらいたいですね。
選手にとって良い刺激になったと思います。心を動かすきっかけになればと思います。貴重な経験だったと思います。
10時半から受付開始だったため8時に集合にして2時間勉強してから総合スポーツセンターへ。すでにかなりの人が集まっていました。市内だけではなく他の市からも多くの人が来ていました。知名度がありますから陸上関係者は興味があるのだと思います。
話の内容はこれまでの自分の経験から得たモノについて、何を思って36歳まで競技を続けたのか、北京オリンピックでメダルを獲るに至った経緯についてが中心でした。これまでやってきたことがが全て正しいというわけではなく、場所が変わり時代が変われば様々な事が変わってくる。それを柔軟に受け入れることが出来る能力が必要となってくる。ドイツに留学した際には試合の前日にウエイトをやって筋肉に刺激を与えるようになった、これまでは試合のために長い間時間をかけて準備をしてからレースに出るような流れだったがドイツに行ってからは1週間に3回レースをしながらそれを練習にして力をつけていったと日本ではあまりない形であったがそれを受け入れることで適応していき変わっていったと言われていました。自分から変わろうというのではなかったのかもしれませんが、変化を受け入れていく事で人は成長していくのだと思います。
また大阪世界陸上で引退を決意していたにも関わらずまだ自分の身体には可能性があると思ったこと。しかし、心が付いてくるかどうかの不安のためどうすれば北京まで続けられるかの葛藤があり苦しんだこと。様々なゲンをかついで北京へと気持ちを奮い立たせたこと。それが最終的にメダルにつながった。この中で「信頼」と「心を1つにする」事の大切さを感じたと言われていました。普段から選手に伝えていることを一流選手から言われる事で違う形で心に響いたのではないかと思います。どれだけ力があっても「信頼」がなければバトンはつながらない。互いに信頼があるからこそ思いきった走りができる。大切なことです。
うちの選手にはいつも言っています。表面上の関わりでは絶対に大切な場面でミスを犯します。アンカーに誰からも信頼される選手がいることで他の3人は自信を持って自分の走りをすることができます。
普段はライバル関係にある選手同士が相手を認め合いながらリレーを組む。相手の強さが分かっているからこそ、信頼が生まれ同じチームだということで強いつながりが生まれる。だからこそチーム内で争いが激化する事がチーム力を引き上げることができる。
選手達は朝原さんの話をどれだけ自分の事として聞くことができたでしょうか。4継チームの話が中心でしたが同じ事だと思いました。女子はマイルチームです。全てはそこに結びつけるためにやっています。個人で戦うのはもちろん自分のためですが、最終的には全てマイルで戦うためだと思っています。
何が「成功」かはわかりません。朝原さんも競技を終えた今からが本当の自分が試されると言われていました。今回は3年生も何人か聞きに来ていましたが、このことは部活を引退した者にも当てはまるはずです。3年間何をしてきたのかはこれからさきに試されます。本物かどうか。示してもらいたいですね。
選手にとって良い刺激になったと思います。心を動かすきっかけになればと思います。貴重な経験だったと思います。