kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードル練習からソリッドへ

2013-12-23 | 陸上競技
前の記事の続き。ハードルで接地ポジションを確認した後にソリッド走を少しだけやりました。どちらも意識するポイントは同じだと思っています。ここがズレるとうまく進みません。無理矢理身体を運ぶのではなく楽に進むイメージで進みたいと考えています。

本数的には最小限にして練習をしていきました。ここまでにかなりの本数を走っていると思うのであまりやりすぎると良い動きをすることができなくなってしまうのではないかと考えたので。私の狙いとしては適当に走り続けるではなく目的を持って走っていきたいと思っています。ゆっくりのんびり走るのではなく意識をして良い動きをすることがスプリント向上には必要不可欠です。スピードを意識した練習を中心としているのでダラダラ走る練習はしたくありません。

ソリッドをやってから最期にスプリント練習。90mと60mを。時間的に余裕があるのでしっかりと走らせました。本来であれば120mを走りたかったのですが前半の練習の感じを見ていると長くなると効果はないだろうなと判断しました。これは本当に感覚です。見ていて良いなと思う時は距離を伸ばすことができますが60mまでの距離がきちんとはしれていないのであれば長い距離を走っても本当に疲労するだけになってしまいます。動いていないというのもありましたが強い負荷をかけるほどの状態ではないのかなと思ったので。90mでもかなり負荷はあると思いますが。今日の状態であればこれで十分なのだと思います。

こちらはまずまず走れました。途中一年生には声をかけました。この子達が自覚を持って取り組まなければ来年の勝負はできません。2年生を脅かすだけの力を持たなければチーム内で競争は生まれません。言葉は悪いかもしれませんが「弱いもの」がどれだけがむしゃらに上級生に刺激を与えるかです。チーム内で安定は必要ないのです。可能性は十分にあると思いますが選手がそこまでの気持ちを持ってやってくれるかどうかです。

走練習を3セット行って終わり。今週は最大負荷をかけるつもりです。甘えを見せずに取り組んでいけたらと思います。戦えるレベルに持って行ってもらいたいですね。まだ、足りないなと思うことは数限りなくあります。とにかく選手の気持ちが変わって行くことを待つしかない。こちらから更に成長するようにアプローチをしていかなければいけないでしょう。やることは多いですね。

どこまで伝わっていくかです。
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ハードル練習をする

2013-12-23 | 陸上競技
月曜日、この日は祝日でしたから朝から練習をすることに。年末となりこの一週間は「強化練習」として位置付けておきたいと考えています。あくまでこれは「私個人として」の考え方です。選手がどれだけ真剣に考えてくれているかは分りません。先日から色々と思うこともあるので「私が主導で物事を進める」というのはなんとなく微妙だなと感じています。「本当に強くなりたいのは誰か」という部分をもっと示してもらいたいと思います。私だけが一生懸命になって気が付いたら「誰もやっていない」というのは避けたいなと思っています。

練習はサーキットから。基本的なメニューですが必要な補強はほとんど含まれているはずです。しっかりとやって身体を温めてからメイン練習へ。久々にハードルを跳びたいと考えていました。冬期練習に入って計画通りハードルが跳べていません。接地ポイントの確認のための練習としてはかなり効果があると思っています。「上手く跳ぶ」のではなく自分の中で動きの確認をすることができる練習です。これも「やるだけ」ではなく「意識する」ことで効果は出てきます。11月から継続的にやっていく予定でしたが全くできていません。ひょっとしたら練習は順調ではないのかもしれませんね。

ハードルを越える前に必要な刺激を入れることに。ハードルリズムスキップと連続抜きをやって股関節周辺に刺激を与えておきました。いきなりハードルを跳ぶのではなくこれから使う所に意識を持っていくことで練習の流れがスムーズになるだろうという予測。私としては「系統だった練習形態」を考えて行っています。選手には分らないかもしれませんが「次の練習につなげるための練習」をしているのです。なんとなく「元気不足」を感じていました。人数が少ないのもあるとは思うのですが「集中に欠ける」かなと思う部分が。これは私が感じただけなので本当は全開だったのかもしれませんがちょっと気にはなりますね。

試合から遠ざかっていてモチベーションも上がりません。絶対に強くなるという大きな目標を持って練習に取り組むことができているか?リズムスキップの初めにも話をしたのですが「今の力が来年も絶対ある」という保証はありません。女子は太ればそこでおしまい。厳しいようですが自己コントロールができないような選手はどれだけ力があっても来シーズンの活躍は厳しいと思います。そうなる前に繰り返し指導はしています。技術的に停滞するようであればそれも伸びを止める要因となる。様々なことがこの冬で大きく変わってくるのです。これまで勝てなかった相手に勝てるようになる可能性もありますし、逆に負けなかった相手に負けるようになる危険性があるのがこの冬期です。そこを頭に入れながらやっていかなければいけないと思います。

ある程度やってからハードル走へ。私も少し跳びましたが早速足を痛める・・・。軽い肉離れでしょうか。少しはアップをしたのですが・・・。まずはトレーニングを積んでからでないと速いスピードでは動いてはいけないと思いますね。筋力低下がある中で感覚だけで身体を動かすと大変なことになるというのは明らかですね。情けない。

ハードル走を何本も行いました。一本行っただけでは感覚は身に付かないと思っています。何のための練習か最初に伝えています。走るだけではなくとにかく自分で接地ポジションに入ること。ここができるようになるだけで随分変わってきます。ひたすら走るという練習ではなく感覚を作るための練習です。3セット行いました。これだけでかなりの本数を走ることになります。負荷的にもそれなりの負荷だと思いますね。

長くなってきたのでまた書きます。
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