kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県合宿~うちの選手の様子~

2013-12-16 | 陸上競技
合宿中、うちの選手の様子と言えば・・・正直あまり分かりません(笑)。400mHの練習場所の関係で外でできなかったりしたので細かい部分まで見れていません。特筆すべき内容は私自身は分からないのです。

何となくしか見ていないので何とも言えないですが、コーチの話によると基本的な動きは身についているという感じだったようです。動きの手本として示されることもあったようです。これは嬉しい限りですね。普段からやっていることが少しずつ形になってきているのかなと。初日は大きなエースが先頭に立ち練習を進めていました。コーチの指示もあったようですが「県を代表する選手」という自覚を持たなければいけません。

小さなエースはアキレス腱に痛みが出て途中から思うように走れませんでした。タータンの上で走るとかなりの頻度で痛くなります。短い距離はまだ大丈夫なのですが本数を重ねたり長くなると痛みがひどくて走れない。見たときに接地ポイントがずれていると感じたので練習終了後に聞いてみるとちょっとしたことがあってずれたとのことでした。自分で分かっているのであれば今後何とでもなるかなと思うので問題なしかなと。痛みが出ると練習が積めません。動きが良くなって来たりすると必ずと言っていいほど痛みが出ます。夏休みは練習できない期間が長くありました。最後は「自覚」だと思います。日誌に自分で書いていたので分かっていると思います。

今回、全体ミーティングでインターハイ優勝者の話を聞けたようです。話をした本人は「きちんと伝わったかな」と心配していましたが、選手の話を聞く限りかなり伝わっている様子でした。上述の「ケア」の部分も自分たちで「必要だ」と感じたようです。怪我をすると苦しい。それを乗り越えていくというのは簡単なことではありません。余程の精神力が必要。違和感があればすぐにアイシングをして怪我をしないように予防する。その「当たり前」のことの大切さに気付けるかどうかです。

走力的にはまずまずかなと言う感じでした。大きなエースは問題なく。本数が持たないというのが納得いかなかったようですが。120mの最後の1本でスピードが落ちてしまったというのが嫌だったようです。負けたくないという気持ちがある分、上手くいかないと納得ができないのでしょう。これもインターハイ優勝選手の話にあったようですが「負けても焦らない」という気持ちが大切だと思います。負けたのは1本だけ。そこだけに焦点を当てるのかそれ以外がきちんと走れた所に注目するのか。大きなことだと思います。

今のうちの練習形態であれば本数が持たないというのは十分あり得ることです。そこまで追い込んでいませんから。スピード持続系は必要だと考えていますがまだそこまでの内容をやっていません。これから入れていけば十分対応できる。前の記事にも書いたのですが時には「短長」のような練習も必要かもしれません。それを一切やっていない状況で最後の1本が持たなかったことに着目する必要はない。そう考えています。

小さなエースは本数を重ね、距離が伸びたときに痛みで走れなかったようです。見ていなかったのですが初日は飛び飛びで参加。しかし、2日目は「痛くてもいつも練習が最後までできないのは嫌だ」と感じたようでスピードレベルを落として(上がらなかった)走ったようです。本来の走りは中間以降もピッチを保つ走りですがそのピッチが上がらない。本来の走りができない悔しさはあると思います。特に練習では「普通の選手」ですから。ここ一番の強さを持っていますが練習ですごく強いということはありません。それでも「負けたくない」と思うのでしょう。

日誌に「本当は辞めておいた方が良かったのかもしれないけど自分で納得がいかなかった」と書いていました。大きな成長です。とにかくケアをして万全の状態で練習を積めるようになれば十分勝負できます。練習で負けてもレースで勝てばいい。今回のインターハイ選手の話は今のこの子達に大きな刺激になると思いますね。手を抜いて走っているわけではなく練習と試合の時の「鬼気迫る集中力」の違いは明らかです。ここは求めても意味がないことですから。前向きな部分は高く評価できると思いますね。

200m選手も参加しましたがこれまでに比べると「前に出ていた」と思います。人について行くだけでなく自分から動く。エース二人が強いですからそれについて行くだけでも十分。しかし、本当であればもっともっと前に出てほしい。日誌に「練習中に分からないことがあったけど質問できなかった」と書いていました。ここの部分が大きいと思っています。思ったけどできないというのでは本当の成長にはなりません。ここはまだ甘い。走れるようになってきていますがそれでも自信がない。120mで自分よりも明らかに強い選手に70m地点までは何とかついていけた。冬期もまだかなり残っている段階である程度の成長があったのです。それをもっともっと磨いていかなければいけない。「自分はダメだ」というのが先に出てしまうのでここは改善してもらいたいですね。

細かく見ていないので感じたこと、日誌に書いてあったことを記録として残しておきます。少し成長してきたかなとは感じています。
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県合宿~ハードル2~

2013-12-16 | 陸上競技
日曜日、県合宿2日目。時間的にそれほど多くできませんから最低限で。午前中は短い距離でのハードル練習。前日は35mの距離で行ったいたのですが本数的に持たなくなるので今度はシャトルハードル形式で。のんびり跳ぶのは嫌なのでハイスピードでのハードル。

今回の練習は様々なパターンできます。15歩のためのスピード練習、スピード持続系、さらには歩数の切り替え。加えて逆足。自分で練習の組み立てができるなーと思いました。最初はそこまで考えていなくてこちらで指示を出して「7歩で行って8歩で帰ってこい」というような指示を出していました。しかし、それぞれで課題は異なります。自分たちの課題に合ったパターンの組み合わせが必要かなと。

ある選手が「1往復目は全部7歩、2往復目は7歩で1台切り替えて8歩で2台」という課題を設定していました。自分の課題は逆足が使えないこと、前日の練習である程度スムーズになってきたので疲れ始めてから足を切り替える練習をしたいとのこと。いやー、やはり意識が高い。自分のことを理解していますし自分が何をすればいいかをしっかりと考えています。こういう選手は強くなると思いますね。こちらが求める以上に考えて練習に取り組んでいるのですから。

最後に外に出て250m1本。これは午後の練習のための布石です。最初から最後までMAXで行くという真剣勝負。県内の上位選手が集まっていますからそれなりのスピードになります。

午後はハードルを跳ばずにスプリントのみ。性格的に長い距離を走るのが嫌なので短い距離で走る。ここは一時期短長に命を懸けていたので「追い込み方」に関してはかなりの自信があります(笑)。様々なパターンで追込み練習はできますが、一番追い込めるのは「真剣勝負」をするとき。これまでの経験上、男子と女子は本数的に差をつける必要があると思いますが「追い込み方」は同じかなと。一気に追い込む形であっても女子は「守る」という部分があります。本当に「ライバルに負けたくない」という気持ちがあればもうワンランク追い込めますが通常の練習ではある程度までしかいきません。理論的云々ではなく「勢い」で追い込むことも必要なのです。多分(笑)。

細かい部分は書きませんが、意欲の高い選手がいると全体も引き締まります。こちらが無理難題を言ってもそれをやろうとします。こういう練習をするとやはり「短長は面白いな」と感じます。そう思ったのでうちの選手に「短長の練習をやりたいなー」と相談したのですがやんわり断られました。まー今は「短短」メインですからそこまで追い込む練習はできていません。とはいえ、時として必要になるのではないかという気もしています。スマートな練習で終わらずにしっかりと負荷をかけるときも必要なのではないか。そう感じる部分もありました。

良い選手たちがいたので少人数でしたが充実した練習となりました。これからは自分たちの練習です。この場であれこれ言うのではなく県総体の走りで示してもらいたい。それだけで十分だと思います。伝えたことを何かしら感じ取ってもらって自分たちの練習の中に生かしてもらえたらと思います。
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県合宿~ハードル~

2013-12-16 | 陸上競技
県合宿、2日間400mHの指導をしました。今回は男子のみ。それも競技力的にある程度の水準で揃っているので指導しやすいと思います。4人しかいませんでしたが(笑)。最初に「何時から練習できる?」と聞くと「10時から大丈夫です」との返事。9時45分くらいだったのでまーそんなものかなという感じでしょうか。が、5分後くらいに「準備ができたので始めましょう」と申し出が。いやー意欲が高い。どれだけ前向きなのか。「時間を守れよ」と厳しく注意しておきました(笑)。

練習の最初にミーティング。特別な話はしませんが「400mHとは?」なにかという話ですね。今県でトップの選手のレース展開を聞きながら話を進めていきました。意欲が高い選手であれば単純に練習をするよりもある程度「何のためにやるのか」を教えておいた方がその後の効率が良いかなと感じているので。現時点でトップの選手、春先は前半から「行けるところまで行く」という展開でした。それでかなり良いところまで行っていましたが最後は力尽きて全くレースにならないという感じでした。秋からはその反省を生かしてか「前半残してラスト仕掛ける」という展開に変えました。これにより大幅に記録が上がる。本人としては「このパターンしかない」と感じる部分でしょうね。

県体終了後にも話をしましたがもう少し上手くレースを作れれば確実に記録は上がります。現時点で54秒台に入ってもおかしくないくらいの展開です。前半があまりにも遅すぎる。ここの話を全体にしました。自分がどれくらいの力で最初の200mを走っているのか、高校生レベルですからトップレベルの話をしても仕方ないと思っています。日本のトップが・・・とか、世界のトップが・・・という話をしても直結しないですよね?!多くの情報を与えるのが良いとは思いません。知っているけど教えないというのが指導者には必要なのではないかと考えています。

知っているから全てを教えるというのは「自己満足」です。知識のひけらかしをしても仕方ない。「選手が理解する」ことと「実際にできる」というのがすごく大切なことだと思います。ここ最近は特にそう感じています。難しい話はしない(笑)。足元を固めてしっかりとした練習をすればいいと思います。合宿では「今後できること」を教えておく方がいいかなと考えるようになりました。そういう意味で私自身も変化してきているのかなと思いますね。一時期は「ハードル跳ばずに走っておこう」と考えていました。競技レベルにもよりますがまずは「足が速くなる」というのが最優先ですからね。

選手には話をしましたが400mHは努力種目だと思います。走力だけハードリングだけで勝負するのではない。レースの組み立てや調整能力で対応できるし、逆転することができます。実際に聞くと400mのスプリント順に記録はなっていません。ある程度入れ替わっている。同じ走力でも400mHのタイムが2秒以上異なることがある。だからこそ「競技特性の理解」と「組み立て」をしていくことで勝負できる種目です。と、私は思っています。正しいかどうかは分かりませんが。

午前中は室内でハードルの基本。これもドリルを延々とやっても仕方ないと考えています。1泊2日の練習ですから「実践的な練習」が一番かと。とはいえ、抜き足の動きなどは本当に基本なのでやっておきたい。動きながら抜き足の動きを行うというのは重要かなと。それが終わってから屋外でカーブのハードル。これも400mHの特徴です。更にハードルインターバルの調整のために少しコツを教えました。そのための練習としての一歩ハードル。さらに二歩ハードル。逆足が苦手な選手もいますが「1回しか使わないんだから」という程度の指導。将来的にはもっと必要になるかもしれませんが「逆足の練習をひたすらする」というのは精神的にもきつい。練習の中で「身に付ける」というスタンスです。

午後からは実際にハードルを跳ぶ。午前中の練習の流れを意識しながら400mHの特徴である「歩数の切り替え」です。これもかなり重要だと思います。指導者によっては「トップレベルの選手が歩数が少ないから13歩や14歩が良い」と思って指導する人もいます。私は全く思いません。歩数を少なくしても結局後半ばてたら意味がありませんし、前半でエネルギーを使い切ったらレースとしては成立しません。自分に合ったレース展開をする。そのためには無理なく速いペースで走る。さらに歩数の切り替えもある程度予定した所で行う。15歩から16歩にするというのは自分で思っている以上に動きが違います。これを体感させることが大事かなと。まーある程度できるようになりました。選手たちは納得していたのでそれで良いかなと。

最近、「腹八分目」で終わるように心がけています(笑)。以前は「12分目」くらいまでやっていましたが(笑)。なんとなくですがスタンスが変わってきている感じはします。まー最近うちに短長が居なくなっているのでどれくらい走ったらいいのかも分かりませんが。時には「追い込む」ことも必要です。それがどのタイミングなのかは分かりません。自分たちで追い込めるなら学校でやれば良い。そうでない部分を教えておくのが良いかなと。

かなりマニアックな話なので普通の人は面白くないですね。これでもかなり端折っているのですが(笑)。また書きます。
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県合宿~行く前の問題~

2013-12-16 | 陸上競技
土曜日から2日間県合宿が行われることになっていました。うちからは4人が選ばれて参加することに。私も一応コーチとして参加。ここ最近は400mHの選手がうちにほとんどいないのですがハードルを見ることになっています。良い刺激にはなるのですが。

前日の打ち合わせでは出発を7時としていました。話の流れ的に6時45分に集合して7時出発という感じでした。それに合わせて私も早めに。下関で合宿が実施されますし、いつもと違って一般道を通って途中まで行くことになっていました。これだけでいつもよりは30分多めにかかると予測していました。そのため集合時間も少し早目。当然ですね。3人が学校集合、1人を途中で拾っていく。時間に余裕を持って動かないといけません。

が、6時45分になっても一人来ません。7時出発ですからまだ問題はない(ありますが)。7時になっても来ない。他の者に連絡を取らせましたがそれでも来ない。7時15分になっても来ないので直接電話。出ません。仕方ないので自宅に電話。その時に起きたようです。うーん。この時点で合宿に連れて行く必要はないのではないかと感じました。あまりにもお粗末です。これまでも何度か指導しています。通常練習時にも何度か遅刻しています。これまで「基本的なことをきちんとやる」と指導し続けてきました。「起こしてもらえなかったから遅刻する」という話ではありません。高校生ですから「自分で動く」ということが当然できなければいけません。これから先のことを考えるとちょっと指導が必要だと感じました。

これまで指導してきて「練習に遅刻する」や「欠席する」というのはほとんどありませんでした。体調不良になる者さえもほとんどいない状況でした。気持ちがしっかりと張っていたら簡単に体調は崩さないと思いますし、朝は目が覚めます。試合がある、練習があるという緊張感があれば目覚まし時計が鳴る前に自然に目が覚めますし、体調も保てると思っています。言い過ぎかもしれませんが「インフルエンザ」や「ノロウイルス」のように感染症のような病気以外であればきちんと予防しておけば問題なくやっていけると思います。

そのような状態でした。私が学校で待っておいてもよかったのですが合宿に間に合わなくなる危険性が高かったので「自分で来る」という本人の申し出を受け入れました。「来なくても良い」という部分もあったのですが、うちの学校の問題だけではなく合宿を運営する方々や宿泊先にも変更を入れなければいけなくなり多大な迷惑をかけることになります。また、今回は途中で待ち合わせをしている選手もいました。その選手を何分も待たせることになります。一人の不注意や気の緩みが多くの人に迷惑をかける。このことに気づかせなければいけません。

我々も何とか時間に間に合うことができました。コーチとして事前の打ち合わせもあったので本当にギリギリ。考えなければいけません。

本人は9時25分くらいに到着したでしょうか。ちょうど私が受付で話をしているときに来ました。さすがに「練習に参加しろ」という話にはならないと思っていました。自分の不注意がどれだけの人に迷惑をかけているのか気づかなければいけません。私たちも30分以上待ちました。さらに途中で合流する選手も同様に待っています。本来であれば学校までの送迎で終わりだったはずの保護者にも往復で3時間近くの時間を使わせています。同時に高速代金、ガソリン代も使っていますから本来必要のなかった出費までさせています。「自己責任」といっても自分で問題が解決できないのが現状です。ここについて真剣に考えなければいけません。

練習に参加させるかどうか考えさせました。専門ではなくスプリントの部分で練習させることにしました。本当は専門練習ができる絶好の機会なのですが自分の行った行動を深く反省しなければいけません。「やりたいことだけをやる」というわけにはいかないのです。短短と短長どちらにしようかと悩みましたがさすがに短長は無理だろうと思ってコーチにお願いして短短へ。ここできちんとした取り組みができないようであれば専門種目をやる必要はないと思います。この中で考えることができるかどうか。

始まる前からかなり疲労しました・・・。
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スタート

2013-12-16 | 陸上競技
金曜日、記憶が薄れてきていますが記録として残しておきます。

朝練でウエイトをやっておきました。土日で県合宿、4人参加する予定となっていましたからウエイトができません。日程的に考えてここでやらないのは良いことではないなと感じていたので。本当はシャフト補強などを入れておく方が負荷的には良いのでしょうがさすがに朝からやるのはしんどいだろうなと思ったので。寒いので身体があったまっていない。なかなか思うように動かない部分はあるかなと思いますがそれでもやっておくほうが良いと判断。

午後は私は会議などに追われる。これは結構厳しいですね。時間的に余裕がない。練習自体はスタート局面の練習。本来であれば長めにやっておきたかったのですがこれも様々な事情があり合宿組は早めに終了。会議が1時間程度あったので本当に少しだけしか見ることができませんでした。感覚的にはもう少しやっておいた方が間違いなく良いだろうとは思ったのですが・・・。

他のメンバーは引き続き練習。スタートの練習にかなりの時間をかけました。私はあちこち対応に追われていましたが時間を作って練習を見ました。何度も何度もやっていく中で多少は動きの変化が見られます。感覚的に上手くいかない選手はやるしかないと思っています。

記憶が曖昧ですが・・・。珍しく19時過ぎに帰ったはずです。思い出せないのでこれくらいで。すみません。
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