kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習?思い出せない?

2013-12-21 | 陸上競技
金曜日、この日は朝から雪が降っていました。山間部では積雪があり若干公共交通機関にも影響があったようです。朝練はまたも補強。例年配布している「補強メニュー一覧」を今年は配っていないということだったのでスタビのメニューを加えて配布。長距離にも配ったのでそれを見ながら自分たちで補強を進めていくことができればいいなと思います。腹筋・背筋・股関節と部位別に分けています。これを自分でやるだけでかなり効果はあると思います。やるかどうかは選手次第です。

で、この日は防災訓練と薬物教室。外部から講師が来校されての時間となります。いくつか前の記事に書きましたが「落ち着きがない」「服装が崩れている」という者が複数名見受けられました。これに対して見逃すことは簡単ですが冬休みに入りますししっかりとした指導を必要とするのではないかと感じました。突然「指導させてくれ」と申し出たので主任には大変迷惑をかけたと思います。主任の立場からすれば下準備をしてから進めていきたいというところがあるでしょう。が、タイミングを逃すと指導は効果がないと常々思っています。今日言わずに来週に言うのであれば多分何も伝わらないと思います。

様々な場面できちんとやっている生徒から「おかしいのでは?」という話を聞きます。数人がルールを守らなければ守る者は「不平等だ」と感じる。生徒から不満があがるというのはいいことではありません。この1カ月でかなり指導をしてきました。それでも守れない者がいるというのは我々の力不足だと感じます。服装指導というのはある意味いたちごっこです。一つ指導すれば今度は他の方法で誤魔化そうとする。指導をしても本当の意味で理解できない限りは絶対に同じことを繰り返します。

商業科の指導をしました。非常に残念ですがこの中で「通常では考えられないこと」がありました。もう言葉にするのも情けないことです。これまで何をしてきたのか・・・。日常生活をきちんと送るという約束事が最低レベルの条件でしたがこの期に及んでそれすらもできていなかったのか。どれだけ他の話をしても結局この部分がきちんとできないということは「大切なものは何か」さえも伝わっていない。blogに全て書いても「これなら仕方ないな」と感じてもらえるのではないかと思うのですが止めておきます。「頑張りたい」という言葉を発してはいけない。「みんなに迷惑をかけるから」という言葉も相応しくありません。きれいごとで物事は回らないのです。表面的な言葉に人の心を動かすだけの「力」は宿りません。当然のことです。ご推察ください。

「個」として向き合うと決めていたので、放課後12時から指導。練習は13時半からとしました。何とかなるかなと思っていたのですが結局15時25分までかかりました。もちろん昼食を食べる時間など存在しません。15時30分から別の会議が入っていたのですぐにそちらへ。「練習内容を思い出せない」のではなく「一切見ていない」のです。評価しようがありません。この現実をどう考えるか。それでも「批判」はあるでしょう。真剣に生徒と向き合おうと思えば5分程度話したところで何も変わらないのです。じっくり時間をかけて向き合うことで初めて「伝わるかもしれない」というところにいくのです。

信じて疑わない

「私は 人を疑い続けて、うまくやるよりも、人を信じ続けて、馬鹿を見る男になりたい。」

「覚悟の磨き方」 超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将 P214

このような生き方は簡単ではありませんし、ものすごくしんどい。信じるけど裏切られる。この繰り返しです。深く関わっている人物が信頼を失うような行為をするのを目の当たりにすると人の心はかなりダメージを受けます。それでも信じ続けるしかないのです。そういう生き方をしようと決めたのですから。これも「見返り」を求めるからしんどく感じるのかもしれません。きっと分ってくれると信じて向きあうことしかできない。

生徒は「目の前のこと」だけで終わってしまいます。「自分が中心」という所が多くあります。これも仕方ない部分だと思います。だから注意を受けても「うるさい」「うざい」で終わってしまう。「怒られた」というだけで「何がいけなかったのか」を考えない。先日スカート丈で注意(これ以前に数度注意)した生徒が今回もスカートを短くしていました。「折る」ことに対しての注意をしていたのですが今回は「折る」のではなく「上にあげる」形でスカートを短くしていました。うーん、「折る」と注意を受ける。だから「上げる」という感覚なのでしょう。話がつながりません。それでも根気強く指導をしていくしかないのでしょう。

練習は見ていません。だから思い出せません。ドリルをやって坂スキップ、坂道走、補強だったと思います。

このような内容ばかりで面白くないですね。何のために色々とやっているのか?全ては「学校を良くしたい」という想いだけです。自己満足ではなく生徒が将来的に成長するための場であってもらいたいと思っています。一人ではできません。しっかりと「志」を持って多くの人の協力を得て進んでいけたらと思います。簡単なことではありませんし、多くのエネルギーを使います。

かなり長くなりました。すみません。

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思い出しながら練習について書く

2013-12-21 | 陸上競技
木曜日、クラスマッチでした。天候が微妙でこの状態で本当に屋外でできるのかというところもありましたが無事にできました。途中雨が降ってきましたが「応援をする」という大事な任務があったので私も外で観戦することに。いやー、本当に寒かった。途中何回か諦めそうになったのですが脱走しようとするところを色々な生徒に止められて結局全試合見ることに。本当に寒かった。

この日の朝練は体幹補強にしていたと思います。が、残念ながら全く見ることができませんでした。その時間帯に別の対応があったので。これに関しても詳しくは書きません。「7時45分」に来たのでそれ以後の対応となりました。朝練が始まる時間から対応を求められる。これはどうなのか?その理由も「え?」と思うようなことでした。話をしていて内容が二転三転していく。ちょっと厳しいなと感じました。気持ちがどこを向いているのか。間違いなく「進むべき道」ではないなと。「他の人に迷惑をかける」と何度も言われました。きっとそうなのでしょう。それ以上のことに触れても話は伝わらないなと感じました。冷たいのでしょうか。私は「冷酷な人間」なのかもしれません。全てのことを最大限にやり続けることを求められるのであればさすがに精神的に持たないと思いますね。

放課後少し練習に行くのが遅れました。3年生に用事があって読んでいたので少し待たせることに。申し訳ないですが。翌週から中四国合宿に行くことになっているので不在の間練習を見てもらうことにしました。全責任を3年生に任せるというのはどうなのかという話ですがそれでも「安心して任せられる」と思っています。万が一何かあれば他の先生に相談して対応できるであろうという部分もあります。自分で判断できないようなら任せても結局対応は自分でやらなければいけなくなります。「不在」ですからそれができません。なんとか日程を調整してやってくれるということでした。助かります。

練習はトレーニング。ウエイトを行ってから屋外でシャフト補強を実施。この辺りからかなり冷え込んできました。いつも練習をする場所がぬかるんでいて使えません。少し違う場所で練習をしなければいけない状態だったのでシャフトを連続して行わせました。一人クラスマッチ中に足をひねったという者がいました。甘い部分ですね。が、「練習はやる」ということだったのやらせることにしました。無理をして悪化させたらどうするのか?これも自己責任です。クラスマッチで怪我をするほどやるというのであれば本当に大切なものが見えていない。目の前のことだけに熱くなりすぎて本当にやらなければいけないモノを見失っている。これは問題ですからね。

あまりにも寒かったので外補強のメニューを少し変更。ハードルジャンプ系、メディ投げ、バランスディスク系はやっておきたかったので実施。バランス系は寒いので器具庫を利用して行いました。ここであれば風も来ませんし少しは寒さ対策ができます。これだけ寒いとなかなか身体が温まりませんし、高い集中を保つことができません。今のチームはこういう部分が実に苦手です(笑)。これは私が配慮して「頑張れるような練習の組み方」をしなければいけないと考えています。単調な練習を与えてもできない。これはチームの状況によっても違います。目の前で選手の様子を見ながら判断する。すごく大切なことだと思います。365日、いつも絶好調と言うことはありませんし気持ちが乗っているわけではない。そこをこちら側が「我慢」して対応する。「やらせる」だけで終わらずにどうすれば「きちんとできるか」という部分にまで配慮しなければいけないと思っています。

数年前の私から比べるとかなり大人になったと思いますね。鍛えられています。一人で考えながらやっていくというのはなかなか大変です。自分自身の指導が正しい方向に向かっているのかを客観的に見てもらえないからです。自分自身が「第三者の立場」に立って物事をみていくことができるかどうか。常にそういうことを考えながらやっていくように心がけています。私も成長させてもらっています(笑)

最後はまたもトレーニングルームで補強。これはこちらから種目を設定して行いました。自重(自分の体重ですね)を使ったトレーニングをしていきました。道具も多少は使いましたが自分の身体を自分で支えるというトレーニング形態も重要だと思います。色々と勉強しながらやっていきたいと思います。

これで木曜日終了。この日は大きなストレスを感じることがあったので帰宅して早々に飲んで寝ました。21時過ぎには完全に寝ていました。精神的な疲労なのでしょうか。まー仕方ないかなと言う感じですね。
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練習について忘れないように書いておきます(笑)

2013-12-21 | 陸上競技
なんというタイトルでしょうか(笑)。中身を云々ではなくどの日に何をやったかを忘れないようにしておくというレベルの記事になるかも。お許しを。

多分水曜日の練習から書いていない気がします。水曜日、天候は雨?だったような気はします。グランド状態が悪くとても走れそうになかったのでドリルとハードル、廊下で走ってから坂道を予定していました。で、練習開始時に「え?」と思うことがあって私は少しそちらの指導へ。何度も書いていますが「競技の指導をしたい」と思っています。放課後は勤務時間外の部分があります。こんなことを書くとまた「税金で生活しているのだから」と言われるかもしれませんが。ある程度「陸上競技」の指導に専念させてもらいたいと思っています。2学期に入ってから「競技前の段階の指導」が多くなっていて「疲れたな」と感じる部分はたくさんありました。かなり話をしてきましたからそれなりに伝わっていると信じてきました。

が、話が伝わってないなと感じることがあってそちらの指導が優先かなと。そのため思ったように練習が見れませんでした。指導の話につながるのですが「個」も大切です。しかし、「個」を最優先して「全体」が指導できなくなるというのはどうなのか?これが平等なのか?私には分かりません。それでも関わっている者であれば「そのままにしておくことはできない」という気持ちもあります。大きな葛藤です。これ以上は書くのを止めておきます。私自身の「感情的な話」になるかもしれないので。「あり得ないな」と思うことがあってもそれは抑えておきます。

また練習から話がそれていますね・・・。あれこれあって練習が見れたのは廊下で走るところから。短い距離しか走れませんから平地での刺激レベルで考えていました。数本走ってから坂道へ。暗いのですが学校のすぐそばにありますし通行する人もそれほど多くありません。時々自転車やジョガーが通りますが大半は並行している大きな道路を通るので問題なく走れます。そのうち「一般道を練習で走るな」と言われるのではないかという気もしてますが・・・。このご時世ですから何があるか分かりません。

とはいえ、よく考えるとここ最近坂道を走るということはほとんどありませんでした。グランドでソリを引くほうが多い。アスファルトの上を走ると足にダメージが残りそうなのでそこの部分を避けていました。だからといってこの状態で走らない日を何日も続けるというのはどうかなと感じたので強行に走ることに。「怪我をさせたくない」という気持ちがかなりありますが、結局はどれだけ配慮しても怪我をしてしまう危険性はある。走った後にどれだけケアをしっかりと出来るかで決まってくるのではないかと考えています。こちら側が過剰に憶病になることもないのではないかと思いますね。最終的には選手がどれだけ自分の身体に目を向けることができるかです。私がどれだけ本気になっても本人たちが何もしてくれないのであれば絶対に先には進めません。こうやって言い続けることも必要だと感じています。

坂道で短い距離を何本も走りました。ここ最近は本当に短い距離しか練習ができていません。ちょっと考えものです。坂道の長い距離を走っても良いかなと思う部分もあるのですが暗いことと地面が濡れていることもあり二の足を踏んでしまいました。ここが私の「甘い」部分なのかもしれません。考えものですね。時として厳しく練習をしないといけないとは思うのですが。とはいえ、間違いなく通常の学校よりはやっていると思いますが。どこが基準なのか分かりませんが(笑)。

この日は坂をやって終わりにした気がします。いや、そのあと補強をしたかな。腹筋背筋を中心としたトレーニングを多少入れた気もします。これは記憶があいまい。困ったものですね・・・。他のことが多すぎてメモリが残っていません(笑)。これで水曜日の振り替えり終わり。長いですね・・・。
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褒めて伸ばす?

2013-12-21 | 陸上競技
練習について全くかけていません。これはこれで大きな問題ですね。というか、他のことがあってなかなか練習に行けないという状況が生じています。一人でやることではないと思うのですが様々な面で「意思統一」ができなければ思うように進みません。この世で一番簡単なのは「批判」だと思っています。自分がやらずに人のやっていることに対してあれこれ「批判」する。あのやり方はおかしい、間違っている。言うのは簡単です。自分がやらずに他者を「批判」するというのは何も生産性がありません。

「やり方が悪い」「これではダメだ」と言う。そこで終わり。だったらそれに代わる代案を出すべきだと思います。自分だったらこうする、こうすればもっとうまくいくのではないかという「代わりになるもの」を提示して「批判」するのであれば次につながっていきますが「否定するだけ」なら誰にでもできることだと思います。正直、どこまでエネルギーを使うのか分からない部分があります。何が正しくて何が間違っているのか。ここに関しては誰かが教えていく必要があるのです。その「正しい」という価値観が「おかしい」と言われればそれまでの話なのですが。ある人は許す、ある人は許さないという状況では何を言っても生徒には伝わらないと思います。

「褒めて伸ばす」というのが理想かもしれません。世間のブームは「叱らない」という方向に向かっています。良いところを見つけてあげてそこを褒めて伸ばす。一つのことができるようになれば他のことも頑張れるというような風潮。本当にそうなのでしょうか?「一定の情報」によりそう思わされているだけの可能性はないのか?ダメなものをダメだを教えるのは誰がやるのか?ここは本当に大事なことだと思っています。私自身、かなりスタンスは変わってきていると思います。以前ほど激昂することはなくなってきました。これまでも厳しく注意をしたあとはきちんと話をしてきました。何度も同じようなことを繰り返す生徒に「諭す」だけで通じないこともある。時には厳しい指導も必要だと思っています。もちろん「感情のみ」で指導するのではなく「相手に何を伝えたいか」を想って指導しなければいけないと思いますが。

学期末になってあれこれ行事があります。その行事の様子を見ていて「服装」についてちょっとどうなのかなと思うことがありました。特定の学年の「服装」がちょっと崩れています。これまでも何度も何度も指導してきましたが落ち着きもなく「良いことではないな」と感じました。加えて避難訓練で静かに移動できない。あまりにもざわつくので他の人が「静かにしろ」と指導する場面もありました。普段はそれほど声を荒げることのない人でしたが「目に余る」部分があったのでしょう。当然だと思います。

これは酷いなと感じたので全体で集まった後に商業系の生徒にだけ指導。学校全体のことをやらなければいけないというのは分かっています。が、まずは「科長」としての役割を果たすべきだと考えています。一人ですべての面の管理はできません。到底力が及ばないのは分かっています。まずは足元から固めていく必要がある。一つずつできるようになっていくことが今後につながっていくと考えています。更にこれまで何度も指導をしてきています。約束も。初めて言ってできていないというのではなくこの数か月間何度も何度も言い続けてきてそれでもできない。そこを「良いんじゃないか」と見過ごすのはどうなのか?そう感じたので商業系の生徒全体にかなり厳しく話をしました。スカート丈を短くしている生徒に関しては厳しい指導を行うと伝えました。

真面目にやっている生徒からすれば「またやるのか」と思うでしょう。これは当然です。大半の生徒がきちんとやっているにも関わらず「一部」の者がきちんとできない。誰のために服装検査などの指導をするのか?まずは「きちんとやっている子が馬鹿を見ない」という前提があります。多くの生徒がきちんとやっている。一部がきちんとできない。真面目に学校生活を送っていても服装を崩していても「同等に扱われる」とうのは問題があると考えます。だからこそ「ルールが守れない者」に関しては厳しく指導をしていく必要があります。保護者からすれば「スカートが少し短いくらいで何故指導されるのか」という部分はあるでしょう。しかし、「自分の子供」のことだけではなく「他の生徒」のことも考えてもらいとなと思っています。ルールを守る者と守らない者がいてそれが同等に扱われる。それなら守らない方が楽でいいよねとなるのが世の常です。「個」を大切にするためにはやはり「全体」として物事を考えていかなければいけないのです。

その指導に対して「学期末だからもっとモチベーションが上がる指導方法があるのではないか」という声を聴きました。間接的にですが。指導方法に関しては100人いれば100通りあると思います。私が行った指導が正しいのかと言えば「そうではない」と感じる人もいるでしょう。それならどうすれば指導ができるのか?そこは絶対に示してもらわないといけません。現時点で何度も指導してそれでも「ルール」を守れない生徒がいる。この子達に「君たちはやればできるのだから頑張りなさい」という話をしても絶対に改善することはないと思います。繰り返し指導しても伝わらない子に関してはやはり厳しい指導も必要です。個別対応をしなければいけません。きれいごとではなくどれだけ時間をかけても理解するまで話していくことが重要なのです。厳しい指導をしますがそれ以後はきちんと一人の人間同士として向き合う。そういう指導を心がけています。

これ以上書いても「自分の中での考えの整理」にならないかなと思うので止めておきます。あくまで「当然」だと感じることを書いているだけなのでここから何か生み出すという感じにはならないので。練習について書こうと思っているのにそれ以外が多すぎますね・・・。申し訳ありません。
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