“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「統計と日本社会」(国友直人、山本 拓編/東京大学出版会)

2019-03-15 09:26:16 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:統計と日本社会~データサイエンス時代の展開~

編者:国友直人、山本 拓

発行:東京大学出版会  

 ビッグデータの時代を迎えた現代において、日本社会における統計科学の展開、統計教育の進化、公的統計の改革はどうあるべきかを、統計学の有識者18人が語る。今後のデータサイエンス展開の方策と諸問題を考察する上での基本資料となる一冊。

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★科学技術ニュース★ドローンの交通管理を実現する第1回「UTMシンポジウム」開催

2019-03-15 09:25:46 |    輸送機器工学

 現在、物流、災害対応、インフラ維持管理、測量、農林水産業など様々な分野で無人航空機(ドローン)の利活用が急速に進んでおり、産業、経済、社会に変革をもたらすこと(=空の産業革命)が期待されている。しかし、そのような世界を実現するためには、多数の無人航空機が操縦者の目視範囲を超えて自在に飛行できるようにならなければない。そこで必要とされているのが、ドローンの交通管理~UTM(UAS Traffic Management、運航管理システム)の構築。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進める「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」において「運航管理システムの全体設計」を担い、多数のドローンが目視外で運用される環境において、空域の安全はもとより利用効率など多様な要求を満たすための運航管理/飛行の方法(=運航管理コンセプト)の具体化するとともに、それを実現するための仕組み(運航管理システムアーキテクチャ)を設計している。

 ドローンやその運航管理に関心のある方々と、これらの研究成果を共有するとともに、UTMの目指すべき姿について議論することを目的として、「UTMシンポジウム」を開催する。

<開催概要>

開催日:2019年3月27日(水)
開催時間:13時~17時30分(開場12時30分)*参加無料
開催場所:東京大学農学部弥生講堂 一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
主な講演内容:1.運航管理コンセプト及び運航管理システムアーキテクチャ─シミュレーションによる評
           価/検証─飛行計画申請~承認プロセスのライブデモ
          2.システム実証試験の結果報告
          3.パネル討論「UTMへの期待」
          4.パネル討論「UTMの将来展望」
主催:NEDO/JAXA
参加申し込み:近日中に参加登録サイトを公開。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「米国特許クレーム例集」(山下弘綱著/経済産業調査会)

2019-03-15 09:25:22 |    企業経営

 

<新刊情報>

 

書名:米国特許クレーム例集~現場で得たノウハウを例を用いて解説~

著者:山下弘綱

発行:経済産業調査会 

 同書の著者は、長い間米国特許の実務に直接携わり、米国特許商標庁からのオフィスアクションに対する応答を直接作成。審査官との面接も数百件ほど経験し、クレームの書き方や米国でのクレームを書く際の留意すべき点も熟知しており、また、日本から米国への特許出願にも数多く携わってきたことから、日本から米国へ特許出願する際に特有な課題も把握している。同書では、著者のこれまでの豊富な経験を生かし、米国の特許クレームの作成について、多観点から説明している。

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