JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

地震予知器?試作その2

2011年07月10日 | 地震予知器

 前回記事の<追記>で、7月7日に予知器の鈴が落下、その数時間後の7月8日に福島県沖のM5.6が発生したことを書きました。そのとき疑問に思ったのは、地震前兆による磁界の変化が起こり、その結果として鈴が落下したのが仮に本当として、この程度の規模で反応するものなのだろうか?ということでした。

 そして本日、9時57分、三陸沖を震源とするM7.3が発生しました。最大震度4、当地は震度3。揺れの大きさは7月8日の時と同程度ですが、時間的には数倍長く揺れました。案の定、津波警報が発せられ実際10センチ程の津波が観測されたとのこと。M7以上の地震は4月11日以来、3か月ぶりだそうです。

 後付けの話ではありますが、鈴が落下したのは、実はこれだったのでは?などと大真面目に考えています。7日に落下して10日発生ですから3日も間があるわけで、そういうものなのかどうか、さらに観察を続けてみないとわかりません。でも、このマグネット地震予知器、自分の中で、急に真実味を帯びてきたのも事実です。

 そんなわけで、急きょ、試作2号機を作ってみました。1台のみでは、無意識のうちに触れてしまったとか、瞬間的にエアコンの風が吹き付けたとか、何らかの不慮の要因が考えられなくもなく、確証を得ることはできません。でも、離れた2台の予知器が同時にまたは連続的に反応したとなれば、信頼性は格段に高まるのでは?

 あるサイトに「地震による地磁気は垂直方向に影響を受ける」との記述がありましたので、今回は、磁石と鈴の関係を水平にしたものを作ってみました。





 作り方は、前回と同じで、何も難しいことはありません。中央のマグネットは画びょうをはんだ付けして吸いつけています。磁力の関係もあって、1号機よりも少し「高感度」です。





 無電源電界強度計。ロッドアンテナの長さは37cmでもっとも電界強度が高くなり、目盛11から4の間をゆっくり変化します。きちんと記録しているわけではありませんが、数日前から4に下がり、今日の地震後、7まで上がってきました。こちらも真面目に観察してみようかと思います。


<追記>
 昨日(7月12日)午後5時頃、2号機の左の鈴が落下しました。今回もXが確認。気づいた時刻なので、これより前に落ちていた可能性もあります。右の鈴は落ちませんでした。1号機も変化なし。左の鈴のみ少し感度が良すぎた(落ちやすかった)かもしれません。そう思っていたら、本日(7月13日)0時37分、宮城県沖を震源とするM5.1が発生。最大震度4。当地は震度3。
 以上、記録として追記しておきます。

<追記2>
 本日(7月13日)、午後3時15分頃、また2号機の左の鈴のみが落下しているのをXが確認。ちょうど雷が鳴っていたとのこと。電界あるところに磁界あり。その影響かもしれません。
 以上、記録として追記しておきます。




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