里山移動の場合、山頂といっても、まわりにもっと高い山があったりして、複雑な地形に位置するケースが多いことから、アローラインを使ってみたらおもしろいのではないかと考え、移動用バージョンを作ってみました(144MHz)。
《材料》
マルツで台座付きのMコネクターを、ホームセンターで銅パイプ直径4mmを1本、3mmを2本(各長さ1m)、丸端子(R3.5)、3mmボルトセットを一袋それぞれ購入。
《作り方》
4mmと3mmの銅パイプを、半分に切断します。これで、4mm2本、3mm4本となり、4mmの方はエレメントにします(残りの半分は使いません)。3mmの方は、4本のラジアルとなります。
次に、ラジアル4本の先端に丸端子を半田付けします。3mm銅パイプにR3.5の丸端子がジャストフィットしますので、半田付けも容易です。
続いて、Mコネクターの台座の4隅の穴にラジアルをボルトで固定。台座の穴は3mmボルトより大きいサイズだと通りませんので注意が必要です。
エレメントの取り付けは、Mコネクターの心線側突起に4mm銅パイプを差し込むだけです。一応、導電性グリスを塗っておきました。
最後に、4本のラジアルをエレメントに対して約160度の角度になるように、折り曲げます。ちょうど丸端子の首の部分で折り曲げることになるので簡単でした。
以上で本体は完成です。製作時間は30分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d6/afd9291a9a94f807e28cf840a796d8bd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/17/01e2edf35cc07db8c7b895a351cdb6c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/9e/a8a4d68b45622d9ba52b759e42306045.jpg)
《調整》
無調整で、145.00のSWRは1.5を少し上回っており、中心点は下にありましたので、エレメントとラジアルを少しづつカットしていき、最終的に、それぞれ約49センチの長さにしました。バンド内ほぼ1.5以下となりました。ベタ落ちにはなりませんが、これで良しとしました。ラジアルの角度によってもSWRは変化します。
《持ち運び》
移動の場合は、ラジアル部分のボルトを外して分解します。ナットは、サイズ的に可能であれば蝶ねじタイプがベターかと思いますが、とりあえず、通常のものを使っています。分解すれば、50センチ程の銅パイプ5本ですから、簡単に持ち運びでき、約150gと軽量です。
組立と取りつけは、Mコネクター(J)にMPMP変換コネクターをセット、もう一方にMJーSMAPケーブルでハンディ機につなぎます。コネクター部分をいつもの三脚クリップで固定。最後にラジアル4本を取りつけます。コネクターを塩ビパイプにセットして持ち上げてやれば、よりベターで安定性も増すと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/39/c783bd4ecd17eb26b708601e3375fcec.jpg)
《使用感》
常置場所から試験的に使ってみました。受信は少しノイズがあり、モービルホイップ(CSB7900)と比べてSが1~2落ちますが、遠く相馬の信号も拾ってくれましたので、まずまずかと。このアンテナは、Sは振らなくても、そこそこ了解できるのが特徴のようです。送信は、市内モービル局と交信しただけですが、問題なく届いているとのことでした。
年末年始の山移動で使ってみたいと思います。
《追記》
ホームセンターで塩ビパイプを購入し取りつけてみました。Mコネクターがちょうど納まるサイズのものと少し細いパイプを二段重ねにして、長さは45センチ。これで、当局の小型三脚にも問題なく取り付けられるようになりました。パイプにアンテナ一式を収納できます。少しはみ出していますがご愛敬。パイプ長を55センチにして両端に蓋ができれば、完璧だったかも・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ac/843825cac64284df4c09b704d7f1aba8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/0b/14d338a2cea05532076e52a0ee5219ad.jpg)
《材料》
マルツで台座付きのMコネクターを、ホームセンターで銅パイプ直径4mmを1本、3mmを2本(各長さ1m)、丸端子(R3.5)、3mmボルトセットを一袋それぞれ購入。
《作り方》
4mmと3mmの銅パイプを、半分に切断します。これで、4mm2本、3mm4本となり、4mmの方はエレメントにします(残りの半分は使いません)。3mmの方は、4本のラジアルとなります。
次に、ラジアル4本の先端に丸端子を半田付けします。3mm銅パイプにR3.5の丸端子がジャストフィットしますので、半田付けも容易です。
続いて、Mコネクターの台座の4隅の穴にラジアルをボルトで固定。台座の穴は3mmボルトより大きいサイズだと通りませんので注意が必要です。
エレメントの取り付けは、Mコネクターの心線側突起に4mm銅パイプを差し込むだけです。一応、導電性グリスを塗っておきました。
最後に、4本のラジアルをエレメントに対して約160度の角度になるように、折り曲げます。ちょうど丸端子の首の部分で折り曲げることになるので簡単でした。
以上で本体は完成です。製作時間は30分。
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《調整》
無調整で、145.00のSWRは1.5を少し上回っており、中心点は下にありましたので、エレメントとラジアルを少しづつカットしていき、最終的に、それぞれ約49センチの長さにしました。バンド内ほぼ1.5以下となりました。ベタ落ちにはなりませんが、これで良しとしました。ラジアルの角度によってもSWRは変化します。
《持ち運び》
移動の場合は、ラジアル部分のボルトを外して分解します。ナットは、サイズ的に可能であれば蝶ねじタイプがベターかと思いますが、とりあえず、通常のものを使っています。分解すれば、50センチ程の銅パイプ5本ですから、簡単に持ち運びでき、約150gと軽量です。
組立と取りつけは、Mコネクター(J)にMPMP変換コネクターをセット、もう一方にMJーSMAPケーブルでハンディ機につなぎます。コネクター部分をいつもの三脚クリップで固定。最後にラジアル4本を取りつけます。コネクターを塩ビパイプにセットして持ち上げてやれば、よりベターで安定性も増すと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/39/c783bd4ecd17eb26b708601e3375fcec.jpg)
《使用感》
常置場所から試験的に使ってみました。受信は少しノイズがあり、モービルホイップ(CSB7900)と比べてSが1~2落ちますが、遠く相馬の信号も拾ってくれましたので、まずまずかと。このアンテナは、Sは振らなくても、そこそこ了解できるのが特徴のようです。送信は、市内モービル局と交信しただけですが、問題なく届いているとのことでした。
年末年始の山移動で使ってみたいと思います。
《追記》
ホームセンターで塩ビパイプを購入し取りつけてみました。Mコネクターがちょうど納まるサイズのものと少し細いパイプを二段重ねにして、長さは45センチ。これで、当局の小型三脚にも問題なく取り付けられるようになりました。パイプにアンテナ一式を収納できます。少しはみ出していますがご愛敬。パイプ長を55センチにして両端に蓋ができれば、完璧だったかも・・・。
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