JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

南風蕃山 Wルート―展望地―萱ヶ崎山 4/7

2024年04月08日 | 里山 移動運用

 

 

 

 早朝、まだ雨が上がったばかりで路面は乾ききっておらず、湿気も感じられるあいにくの天候ながら、昼にかけ好天に向かうとの予報を見て、カタクリを楽しみに蕃山を歩いてみることにしました。

 

 茂庭台4丁目バス停で下車、梨野水神口より入山。この時期には珍しく、前方の尾根にガスがかかっていました。立石神社からの急な斜面にカタクリの群生が見られたものの、花をつけているのはほんの少し。見頃はもう一週間先のようです。

登山口付近

太白山展望台

 

 太白山展望台を過ぎ、南風蕃山Wルートへ。谷筋を進むと、足の置き場に困るほど両斜面いっぱいにカタクリが葉をつけていました。下り切ったところで沢に出合い、ここから対岸を登り返しとなりますが、明るく小広い河原に苔むした石が点在して雰囲気よく、ここで小休憩としました。

南風蕃山Wルート分岐

カタクリの谷道

沢出合い

 

 急な登り返しを過ぎると雑木林の平坦な道が続き、南風蕃山山頂に到着。このWルート、SルートやEルートに比べ、細々ながら明瞭な踏み跡があり、沢の様子といい、なかなかの小道で気に入っています。今日は薄霧の中、終始、鶯が幼く鳴いており、その声が山ひだに反響し、いっそう奥深い感じがありました。

山頂近く

山頂

 

 南風蕃山を後に尾根道を西風蕃山方向に進み、51番鉄塔を経て展望地へ。霧に覆われ何も見えずそのまま通過。ほどなく萱ヶ崎山と53番鉄塔に続く細道の交差点となり、この一帯もカタクリの群生地で楽しみにしていたのですが、やはり少し早かったようです。

展望地

交差点付近↑↓

萱ヶ崎山へ

 

 交差点を萱ヶ崎山方向に左折、白滝不動分岐を過ぎ、藪山の小ピークで無線運用することにしました。ID-51のGPSでは標高383mと表示されましたが、萱ヶ崎山よりは低いのでたぶん370mほどかと思われます。145MHzにて福島県郡山市日山キャンプ場移動局および岩手県一関市大蔵山移動局と交信、その後430MHzDVにてJP7IEL局にお付き合いいただきました。高圧線から50mほど離れており両バンド問題ないようです。運用中、上空に青空が見えたかと思ったら、みるみる広がり、好天に変わってきました。

 

 無線終了後、萱ヶ崎山からは蔵王、雁戸山の稜線がきれいに見えていました。

萱ヶ崎山山頂

仙台市街地方向

蔵王

 

 太白山展望台を通過し朝と同じ梨野水神口へ下山。

Wルート分岐 一周しました

立石神社上の斜面

バス停付近より太白山

 

 南風蕃山は山中のほぼ中央に位置し、それが開山堂、西風蕃山、萱ヶ崎山の尾根とつながったことで、蕃山を面的に俯瞰しつつ自在に周回できるようになったように思います。今日歩いたルートも深山に踏み入ったような寂莫とした感じがあって愉しめました。無線運用中、鈴の音が近くに聞こえてきたのみで、誰にも出会うことはありませんでした。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蕃山 松倉沢ルートー展望地―開山堂―大梅寺 3/24

2024年03月24日 | 里山 移動運用

 

 

 平たい台地状に見える蕃山は面的にはまとまった大きさがあり、開山堂、西風蕃山、蛇台蕃山、萱ヶ崎山、南風蕃山、それに展望地を加えると350m前後の6つの小ピークを持ち、それらを縫うようにいくつもの沢が流れ、意外なほどの水量だったりもします。

 今時期なら何とかなるだろうと、気になっていた松倉沢の遡上ルートを辿ってみることにしました。

 

 松倉・盲導犬訓練センター前バス停下車、今回も松倉登山口から入山。

松倉沢渡渉点

高巻きルート

 

 沢をそのまま辿ってもよいかとも思いましたが、よく見ると渡渉点から先にわずかな踏み跡がありました。100mほどこの高巻きルートを進むと行き止まりとなり、そこから沢に下りてみました。

松倉滝

 

 すぐに高さ2mほどの松倉滝が現れました。水量は少なく、滑らない沢床なので、そのまま登って越えることができました。この後も小滝があり、かまわず進むと上鳥屋沢の分岐に到着。

上鳥屋沢分岐

 

 この辺りは小広い河原にいち面の落葉がたまって明るい静寂に満ちており、落ち着いた雰囲気があります。右手の沢の方が広く、そちらに入りたくなってしまいそうですが、左の上鳥屋沢を遡上していきます。

分岐付近

 

 滝つぼを持つ小滝があり、高巻くことができず少し難儀しました。

沢幅が狭くなり倒木も増えてきました

 

 勾配が増した先に、高さ10mほどの二段小滝が現れました。このルート最大の難関、といってもさほどではありません。

二段小滝

二段小滝を上から見る

 

 この二段小滝を越したところで、見覚えのある「はしご橋」が視界に入り、一般ルートに無事合流することができました。

はしご橋

はしご橋より沢ルート方向

 

 ここまで、登山口から約50分。緊張する場面もありましたが、沢に分け入ってはじめて見える風景もあり、愉しめるルートと思いました。ただ、それなりに危険な箇所もあり、標識はもちろん赤布もほとんどないバリエーションルートです。

 

 はしご橋から52番鉄塔を経て、今回も展望地まで行ってみることにしました。大東岳の上部には雲、後白髭山や泉ヶ岳はくっきりとした稜線を見せてくれました。この展望地、自分的には気に入っている場所ですが、なぜか他の登山者に出会ったことはなく、不思議な感じがします。

大東岳

後白髭山 泉ヶ岳

 

 展望地を後にいったん西風蕃山の方向に進み、途中から右折して53番鉄塔へ。カタクリの葉があちこち顔をのぞかせ足の踏み場もないほど、あと1~2週間で開花といったところでしょうか。

53番鉄塔へ

53番鉄塔より 七ツ森を望む

 

 4つコブを越え開山堂に到着。

 

 開山堂の少し先にある反射板の下で無線運用としました。ID-51のGPSでは標高309mを表示。樹木で眺望はありませんが、地形的には北東に開けているようです。145MHzにて仙台市内、名取市、石巻市、東松島市の4局と交信、その後430MHzにて本日もJP7IEL局にお相手いただきました。先週の南風蕃山よりもこの場所の方が信号は安定するようです。

反射板

 

 下山はまだ辿ったことのない綱木コースと思い、反射板から南に下る踏み跡に入ってみました。赤布なし、尾根を外さなければ大丈夫なはずと下っていったところ、その尾根がなくなり、平たい斜面の杉林にとなって、道を失ってしまいました。杉林を歩き回っているうちに沢に出てしまい、アウト。あきらめて登り返すことにし、反射板まで戻りましたが、20分ほどロスしてしまいました。バス時刻も気になり、メインルートである大梅寺登山口に下ることにしました。

遠くに仙台のビル街が見えていました

小畑山

 

 途中、小畑山に立ち寄り、急いで下りました。

大梅寺境内

下山口

 

 バス時刻2分前に到着、なんとか間に合いました。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石舞台―開山堂―南風蕃山 3/17

2024年03月17日 | 里山 移動運用

 

 

 蕃山山中でまだ訪ねたことのなかった「石舞台」、松倉コースから少し離れたところにあるようです。前回、松倉登山口の様子もわかったことから、ネットにあった地図を頼りに行ってみることにしました。

 

 松倉・盲導犬訓練センター前バス停で下車、松倉登山口から100mほど進み、右の分岐へ入ると、松倉沢。渡渉してすぐ松倉コース入り口となりますが、地図によると石舞台へはここを過ぎてそのまま直進するようです。

松倉登山口

松倉沢

石舞台へ

 

 しっかりした踏み跡がついており安心して登っていくと、急に怪しくなって道を失ったかと思ったものの、適当に5分ほど登った先に「石舞台」がありました。手作り標識によると標高258m。大きな岩場なのかと考えていたのですが、石の露出した尾根の突端という感じで、どこにでもありそうな里山の小ピーク、期待したほどの開放感はなく、ちょっと名前負けかな? といったところです。

石舞台 ↑ ↓

 

 石舞台から北に細道が続いていました。いったん下って登り返すあたりで左折し、斜面をトラバース。赤布なし、左折するところがわかりにくく、踏み跡もほとんどなくなってしまい、カンに頼るしかありません。

斜面をトラバース

松倉コース合流点

 

 しばらく斜面歩きが続いた後、松倉コースのしっかりした道に無事合流。合流点にも赤布や標識はないので、こちら側から石舞台に下るのも手ごわそうな気がします。

松倉コース

 

 雑木林の中を登ってしばらく進むと急に視界が開け、開山堂の一角に到着。マンサクの咲く山頂、大年寺山のテレビ塔や仙台市街地南部が遠く望まれ、樹間にこれから行く南風蕃山とそれに続く尾根が見えてきました。

開山堂

開山堂より

南風蕃山を望む

 

 開山堂を後に4つコブをアップダウンし53番鉄塔を経て巡視路に入り52番鉄塔へ。ここから尾根に出て、展望地に寄ってみました。

53番鉄塔

52番鉄塔への巡視路 ↑ ↓

展望地へ

 

 今日は快晴、雁戸山、大東岳、三峰山、泉ヶ岳、等々一望でした。山中、県境の山々を南北に見渡せる展望地は他になく、ここで無線運用とも思うのですが、高圧線からのノイズ、パルス、影響テキメンで無線不可。なかなかうまくいきません。

展望地より 雁戸山(左) 大東岳(右)

後白髭山、三峰山、泉ヶ岳

 

 展望地を後に、51番鉄塔を経由し南風蕃山に到着。

南風蕃山山頂 標高357m

 

 樹木に囲まれ、ロケ的に良いわけではないものの、今回もここで無線運用としました。145MHzにて福島市、名取市、涌谷町の3局に交信いただき、後が続かず、いったんCL。この山頂で人に出会ったことはこれまでなかったのですが、今日は二組に会いました。いづれも西風蕃山方向から歩いてきたようです。1組はWルートへ、もう一組は往路を引き返していきました。

 

 再び一人になったところで、D-starレピーターにてJP7IEL局と連絡をとり430MHzシンプレックスへ。VUデュアル八木(145MHz2エレ、430MHz3エレ)と以前作って使わずじまいだった5エレ八木との比較実験をしてみました。結果は送受信とも特段の違いは感じられず、ちょっと期待外れでしたが、逆にVUデュアル八木はオープンスリーブ方式にしては悪くないのでは? と少し見直しました。

430MHz 5エレ八木

 

 下山はSルート。前回、登りに使ったものの、夢中で登ったので不確かなところもあり、確認しながら辿ってみました。Eルートと違い、こちらは道形、踏み跡はほとんどありません。赤布も山頂付近と入り口付近のみ。ただ、尾根の縁にそって一直線に下るだけなので単純ではあり、特に不安なく下っていきました。雑木から杉林に変わると赤布があり、見覚えのある旧作業道に出ることができました。

Sルートを下る ↑ ↓

旧作業道

南風蕃山方向を振り返る

下山口付近

松倉バス停より 紅梅が満開でした

 

 南風蕃山のルートが新たに拓かれたことで、周回の自由度が高まり、蕃山歩きの愉しさも格段に増したように思います。里山の例にもれず、至る所に枝道や獣道があって、それがどこに続いているのか、あるいは行き止まりなのか、突然消えてしまうのか、そして思わぬ風景に出会ったりもする、辿ってみてはじめてわかる面白さ、道はどれほど辿っても尽きることがなく、たとえ迷ったとしても人家は近いので知れています。下草のないこの時期、あと半月ほどは蕃山散策、愉しめそうです。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南風蕃山 Sルート・Eルートを歩く  3/3

2024年03月04日 | 里山 移動運用

 

 

  南風蕃山への登山道は前回辿ったWルートの他、Sルート、Eルートがあることを知りました。それぞれWest、South、Eastの略かと思いますが、西風蕃山からの道はNルート(North)ということになるのでしょうか。数日前に雪も降り、どのような状態なのか見当つきませんが、入手した略図を頼りにSルートで登り、Eルートを下るという心づもりで、再び南風蕃山に向かいました。

 

 茂庭台4丁目バス停で下車、今回も梨野水神口から入山。立石神社前で馬越石トンネルからの登山道に合流、いつもは太白山展望台方向に急坂を登るのですが、略図によるとここを直進するようになっており、その先がSルート登山口となるようです。

立石神社下の窪地を直進

倒木多数あり

 

 所々に赤テープがあり、それを目印に倒木の多い斜面を緩く下っていきました。ほどなく沢と出合い、渡渉。道形はほとんどありません。荒れた作業道のようなところに出て、近くに乗用車が止まっていました。この辺まで車で入れるようです。登山口を示す「南風蕃山Sルート」の標識を探しましたが見つけられませんでした。

沢の出合

Sルートに入る

 

 作業道から尾根に沿って獣道のような道形がかすかにあり、赤テープを頼りに慎重に進みました。途中、いつも散歩している大年寺山のテレビ塔方向が見える場所がありました。唯一の眺望。

遠くに大年寺山テレビ塔

Sルート山頂近く ↑ ↓

 

 登るにつれ赤布もまばらとなり、ほとんど藪漕ぎ状態ではあるものの、何となくそれらしい踏み跡、それらしい空間は出現するもので、尾根筋を外さず登りつめたところ、見覚えのある南風蕃山山頂に無事到着しました。

 

 誰もいない静かな山頂、しばし休憩後、前回同様、51番鉄塔を経て、西風蕃山まで行ってみることにしました。

 

 

 途中の展望地からは奥羽山系の山は雪雲の中、秋保あたりの山々が見えるのみでした。展望地を過ぎたところに、前回気づかなかった「中央蕃山347m」の標識を見つけました。

展望地より

 

 このあたりは前方の尾根より一段高くなっており、眺望の得られる興味深いルートと言えるかもしれません。

 

 西風蕃山到着後、少し先にある見晴台まで足を延ばしてみました。北東方向に広く切り開きとなって東に仙台市街地、北に七ツ森が遠く見えていました。

西風蕃山山頂

見晴台より

 

 往路を引き返し再び南風蕃山山頂へ。高圧線からは離れており、ここで無線運用としました。標高357m。樹木に囲まれてはいるものの、この山域ではそこそこ標高があり、地形的には悪くないのでは? 145MHzにて仙台市内および山元町、白石市の4局と交信後、430MHzDVにてJP7IEL局にお相手いただき、はじめ厳しい感じでしたが、ポイントを探ってなんとか安定交信となりました。昼頃から風が強まる予想で、下山の不安もあるので早めに撤収。

 

 下山は予定通りEルートを辿ることにしました。山頂から東への分岐を入るとすぐ、左にEルート、右にSルートと書かれた赤テープがあり、左へ。藪を切り開いて間もないという感じの登山道が急坂となって続いていました。Sルートに比べ、道形は明瞭です。

Eルート、Sルート分岐点

Eルートを下る

 

 樹間に仙台市街地が望めました。山中をさ迷っていると遠くに来たような感覚になりますが、我が家からいくらも離れていないのだな、とホッとしたりします。

 

 旧作業道のような平坦地に出て、いったん不明瞭になりますが、赤テープを辿ると再び明瞭となり、杉林の斜面を適当に下っていったところ荒れた林道に出合い、そこに「南風蕃山Eルート」の標識がありました。

林道出合

 

 この林道を下ったところが松倉登山口となるようです。林道の途中、不明な分岐があって入ってみたところ、松倉沢を渡渉したすぐ先に開山堂への登り口がありました。

松倉沢

開山堂への登り口

 

 林道に引き返し、ほどなく盲導犬訓練センターのある松倉登山口(下山口)に到着しました。このEルート、下山に使ったのでなんとかなりましたが、登りであれば、迷ったかもしれません。

松倉登山口

盲導犬訓練センターより南風蕃山方向を振り返る

 

 Sルート、Eルートとも、踏み跡の不明瞭な箇所が多くあり、バリエーションの一つといったところです。また松倉登山口にも標識、赤布などはなく、知っている人にのみわずかに使われている、そんなルートのようです。今日は無線のほかは、山中、誰にも出会いませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蕃山五山めぐり 2/18

2024年02月18日 | 里山 移動運用

 

 

 仙台市街地の西、茂庭台と錦ヶ丘団地の間にある丘陵地が蕃山で、自分にとってはもっとも手軽に歩ける里山です。朝早く出れば、昼過ぎには自宅に戻れる半日の山歩き。先週歩いた際に、見覚えのない「南風蕃山」の標識を目にしました。新しく拓かれたルートのようです。萱ヶ崎山、西風蕃山、蛇台蕃山、蕃山開山堂、南風蕃山、いづれも350~370mほどの小ピーク。本日、気になっていた未踏のルートを辿りつつ、五つの山をめぐってみました。

 

 茂庭台行きのバスに乗り、今回も茂庭台4丁目で下車し、南側斜面から入山。これまで知らなかったのですが、この登山口は「梨野水神口」といわれているようです。赤布や標識はありません。

梨野水神登山口(右)

 

 太白山展望台を過ぎ、先週確認した「Wルート 南風蕃山へ」の標識から右の踏み跡に入りました。谷筋を一直線に下っていくので不安になったものの赤テープを目印に進むと沢が現れ、渡渉。登り返しとなり、ここからは良く踏まれた明瞭な道が続いていました。間もなく南風蕃山に到着。標高357m。明るい雑木林の中にぼっかり開いた小空間、眺望はないものの落ち着ける雰囲気を感じました。

南風蕃山分岐

谷筋を下る

沢の出合い

南風蕃山山頂 ↑ ↓

 

 山頂からはいったん送電線の下の巡視路に下りるのかと予想していたのですがそうではなく、西風蕃山方向に尾根筋のしっかりした道が続き、51番鉄塔を過ぎると、切り開きの展望地に出ました。思いがけないサプライズ。今日は快晴、蔵王から船形山まで宮城・山形県境の山々が一望でした。

尾根筋の道

51番鉄塔

鉄塔付近より萱ヶ崎山

展望地から県境の山を望む

西風蕃山分岐へ

 

 展望地を後に10分ほどで西風蕃山と開山堂の分岐に到着。まずは開山堂へ。53番鉄塔を通過し、4つコブのアップダウン、片道約1km、けっこう長いです。山頂に古いお堂があり、南東方向が開け太平洋が霞んで見えていました。標高356m。2山目。

53番鉄塔より落合、泉ヶ岳方向

蕃山開山堂 ↑ ↓

開山堂付近より

 

 再び4つコブを越えて分岐まで戻り、ほどなく西風蕃山山頂。標高372m。3山目。通過点と言った感じの山頂で、樹木に囲まれ眺望もないので休む人もあまりいないようです。

 西風蕃山山頂 ↑ ↓

 

 続いて蛇台蕃山。西風蕃山の西にあり、これまで行ったことはありませんでした。わかりにくいですが、少し下ったところに古い標識があり、西風蕃山から15分ほどで到着しました。山頂には蛇台蕃山の他に「蛇台山」の標識もありました。標高366m。4山目。樹間に錦ヶ丘の団地と蔵王が見えていました。道は団地方向に続いているようです。

蛇台蕃山へ

古い標識

蛇台蕃山山頂 ↑ ↓

 

 いったん西風蕃山に戻り、あとは何度も歩いている萱ヶ崎山へ。樅の大木が散見される落ち着いた感じの平坦な道。白滝不動分岐を過ぎ、ほどなく見慣れた萱ヶ崎山山頂に到着。5山目。これで蕃山5山めぐり完了です。

 萱ヶ崎山へ

白滝不動分岐

萱ヶ崎山山頂 ↑ ↓

蔵王を望む

 

 無線は萱ヶ崎山山頂から少し離れた高圧線の影響を受けない場所に移動、145MHzにて仙台市内のほか、白石市、蔵王町(後烏帽子岳)、気仙沼市、七ヶ浜町など6局に交信いただきました(VUデュアル八木)。その後、場所を北側に移動しJP7IEL局に430MHzDVにてのんびりお付き合いいただき終了としました。

 

 

 小さい山ではありますが、アップダウンの繰り返しでほどよく疲れました。未踏のルートでは、この先にどんな道が続いてどんな景色があるのか、確かめたい気持ちが募るのはいつものことで、これが里山歩きの醍醐味なのかもしれません。今回は思いがけない展望もあり、歩きがいのあるコースだったように思います。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石堂山―深山―鷹討山周辺 2/12

2024年02月13日 | 里山 移動運用

 

 

 深山の北隣に石堂山があります。角田市側からこの山に直登するルートがあるらしいということは聞いていたのですが、先週、明通峠から登った際にその合流点がどこなのか、注意して歩いたにもかかわらず見つけられませんでした。萱ヶ崎山での交信の際、地元のOM局より詳しい情報を得ることができ、あらためて周辺を歩いてみました。

 

 早朝の常磐線に乗りJR山下駅下車。山下生活センター登山口より入山。駒返しコースを登り、30分ほどで鳥越峠に到着。南に進むとすぐ深山となりますが、まずは北へ。

登山口付近 正面に深山、石堂山

 

 先週無線運用した国見台を通過し、緩やかに下っていくと峠から10分もかからずあっけなく石堂山の見覚えのある標識が見えてきました。どなたが書かれたのか、味のある書体。これだけで記憶に残ります。

石堂山山頂

 

 いただいた情報をもとに角田側からのルートを探したところ、探すまでもなく山頂からすぐのところに、尾根道と交差する西からの登山道がありました。十字路となって山元側にも道が伸びており、標識案内や赤布はないものの、なぜ先日気づかなかったのか不思議な気分になりました。

角田側からの登山道

 

 疑問解消したところで、樹木で何も見えないこの山頂から無線運用してみました。標高231m。145MHzにてダメもとでCQを出したところ石巻市、相馬市の固定局より応答いただきました。どこにでもありそうな典型的な里山で、飛びそうもない、しかし地形的には悪くない、そんなところからの無線運用も面白いのでは?と思いました。

 

 国見台に引き返し、鳥越峠から深山へ。公園化され過ぎている感じもありますが東西に眺望の良い山頂で、薄い雪雲をまとった蔵王、吾妻連峰が一望でした。

深山 ↑ ↓

 

 隣の鷹討山を通過し、今日はその先にある展望地で無線運用することにしました。以前からわずかに眺望はあった場所ですが、広く切り開かれて蔵王側の視界が格段に良くなりました。標高300mほど。

 

 145MHz。バンド内をワッチしたところ、思いがけず0エリア、新潟市の交信が51ほどで聞こえてきました。コールサインも十分了解できる信号。ローカル局同士のようで、相手局の信号は入りませんでした。この場所は以前にも1度だけ0エリア局が聞こえたことがあります。うまく抜けるパスでもあるのかもしれません。そのうち交信の可能性もあるのでは? ちょっと期待してしまいました。

 

 デュアル八木を蔵王に向けてCQを出し、仙台市、福島県浪江町など6局と交信。特に遠方はありませんが、いつもの里山運用、これもまた良し。風が強まってきたところで、撤収としました。

 

 尾根の途中から沢コースを下山。

 

 沢に下りると数日前の雪がまだ残っていました。そこに何人かの靴跡も。そこそこ、このルートを歩く人はいるようです。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萱ヶ崎山 2/11

2024年02月11日 | 里山 移動運用

 

 

 ここは合併前の仙台市の最高地点で、過去に何度も無線運用しました。山頂に鉄塔と高圧送電線があり、はじめは気づかなかったのですが、不規則に盛大な電磁波パルスを受けるということがわかり、以後、無線には不適ということであまり足が向かなくなった経緯があります。高圧線の影響から逃れられる運用適地はないか、あらためて探索してみたいと思い、本日登ってみました。

 

 仙台駅前から茂庭台行きのバスに乗車。通常ルートの登山口は馬越石トンネルの脇にあります。ただ、交通量も多いので、今回は茂庭台4丁目バス停で下車し、南側斜面のルートから入山しました。標識や赤布はなく、入り口付近にイノシシの捕獲檻が設置されていたりして、少し不気味な雰囲気があります。実際、以前にイノシシが罠に閉じ込められているのを見たこともあります。団地内の人しか通らないのかもしれませんが、竹林のある登山道は良く踏まれて歩きやすい道です。

登山口付近

馬越石コース合流点

 

 5分ほど登ると立石神社の祠の前で馬越石トンネルからのルートに合流、ここから急登を登ったところにあるのが太白山を正面に見る展望地で、今日は海も霞んで見えていました。

 

 雑木の尾根道を20分ほど進むと西側が開け、送電線と鉄塔のある山頂に到着。蔵王が半分見えていたものの雪雲をかぶった状態。ここの山頂も西風が吹いて思いのほか寒く、長居はできないかもしれません。樹木で覆われてはいるものの、地形的には平らな山頂であり、登山道からさほど奥に入らない程度に藪漕ぎして、高圧線の影響を受けない良さそうな場所に当たりを付けてみました。冬場は下草がないので楽です。

蔵王方向

山頂

 

 まずは1200MHz。自作した1λヘンテナでCQを出したところ仙台市内の固定局に応答いただきました。このアンテナでの初交信。お相手局はGPとのこと、こちらの電波はなんとか届いているようで51-51。はじめ59のレポートをいただいたのですが、市内とはいえけっこう離れた場所であり、そんなはずはないのではと思い、リアルレポートをお願いしたところSは振っていないとのこと51訂正。ヘンテナを回すと8の字というよりも小刻みに強弱あって方向が今一つ定まらない感じがありました。いろんな反射を拾っているのかもしれません。続いて5エレプリンテナの比較実験に協力いただきました。こちらも51-51変わらずではありますが、信号が太くなって安定した感触があり、相手局からも同様のレポートをいただきました。1λヘンテナと5エレプリンテナ、それぞれ利得なりの手ごたえがあったかな、といったところです。その後もメインでCQを出してみましたが後が続かず、本日も1局のみ、1200MHz、相変わらずです。

 

 145MHzにQSY。白石市、角田市、山形市の3局に交信いただいたところで、雪も舞ってきて耐えられそうもなく、撤収としました。

 

 往路を戻る尾根の途中に「南風蕃山Wルート」なる小さな標識と枝道があるのに気づきました。萱ヶ崎山を含むこの山全体が「蕃山」であり、西風蕃山とか蛇台蕃山とかいくつかピークがあるものの、「南風蕃山」というのは初めて目にしました。あまりに寒く、今回はパスしましたが、ちょっと興味が湧きました。そのうち訪ねてみたいと思います。

下山口 バス停付近

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四方山―明通峠―深山 2/4

2024年02月05日 | 里山 移動運用

 

 

 山頂のすぐ下まで車でも上がれる四方山、割山峠から続く主尾根の登山道の他に、麓から直接伸びている登山道が一つだけあります。今回はこれを辿ってみることにしました。

 

 JR常磐線浜吉田駅下車。東街道を左折し山側への細い農道を入るとそこはリンゴ畑の緩い斜面で、畑の中に家々が点在していました。吉田集落。

 

 振り返ると遠くに海も見え、気持ち良く歩いていたところ、最奥の民家を通り過ぎようとした際、小さい野良犬の集団が現れました。その数、7~8匹ほど。空き家となっているのか、塀の中にはさらに何匹がいる様子で、どれも小さいので恐怖感はないのですが、いっせいに吠えられ、突然のことで驚いてしまいました。これも里山ならでは、なのかもしれません。いろんなことが起こります。

 

 気を取り直してそのままリンゴ畑の中を進んだ先に四方山登山口の標識がありました。イノシシ避けの柵を越えて参道のような杉林を100mほど進むと「水神」の鳥居があり、そこから少し勾配が増して登山道らしくなってきました。樅なども散見される明るい雑木林に変わったかと思うと間もなく、山元町側の一ノ坂林道(舗装路)に合流。登山口から30分弱。あっけないほど短い登山道、所々標識もありよく整備されているものの、歩く人は少ないのかもしれません。

鳥居の奥に湧き水あり

 

一ノ坂林道合流点

 

 林道出合いから5分ほどで山頂の一角に到着。公園化されていて、コンクリート製の展望台もあります。今日はほぼ快晴、展望台から蔵王、吾妻連峰が一望でした。

山頂付近

展望台より

 

 ここは角田市と山元町の境界となっており、海の見える山元町側で無線運用しました。1200MHz 5エレプリンテナにて仙台一番町、石巻上品山レピーターにアクセスしたところ、リンクは戻ってきたものの信号強度で1~2。厳しそうです。レピーターおよびメインでCQを出しましたが、案の定応答なし。145MHzにQSY。6局にお相手いただき、その内の2局さんには1200MHzでの交信をお願いし、青葉区局とは交信ならず、若林区局とは59-52で交信いただきました。アンテナ手持ちで方角を探りながらの交信。市街地と郊外の違いもありますが、ビルなど障害物による減衰は大きいようで、なかなか一筋縄ではいかないようです。

 

 山頂を後に車道を歩き明通峠へ、峠から深山への登り返し。この長い尾根もかつては背丈ほどの笹薮が続く獣道だったようですが、今はよく踏まれた快適な登山道です。アップダウンを繰り返し、山家山を過ぎると、めざす深山が樹間に見えてきました。見晴らしなく面白味は今一つなルート、その中にあって一カ所だけ展望の得られる場所があり、ここで休憩。ちょうど角田山元トンネルの真上あたり。

明通峠からの深山登山口

樹間越しに深山

眺望ポイント

 

 石堂山を経てさらに緩い登りで深山の一角である「国見台」に到着。見晴らしは皆無ですが、地形的に崖地になっているため伝搬的には悪くなく、過去に何度かここで無線運用したことがあります。

国見台

 

 D-star仙台青葉レピーターにてJP7IEL局と連絡を取り、430MHzシンプレックスへ。51-54(10W-5W 距離約67km)。今回もVUデュアル八木(145MHz2エレ、430MHz3エレ)を使いました。430が良い印象です。

 

深山山頂

 

 ほぼ無風だった四方山と違い、冷たい西風が強まってきました。早々に切り上げて撤収。深山山頂を経て「たかぶつコース」を下山、山下駅まで歩きました。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大森山―大沢山(疣石山)―鷹討山付近 1/28

2024年01月29日 | 里山 移動運用

 

 

 里山というのは人が入らないとみるみる藪化したり、あるいは何かしら建造物のようなものが出来ていたり、どこに続くのか新たな道が作られていたり、奥山と違って訪れるたびに変貌を目の当たりにすることが少なくないです。亘理山地の高瀬峠周辺は2年ほどブランクがあり、どんな様子なのかと思い、しばらくぶりに歩いてみることにしました。

 

 JR常磐線山下駅下車。東街道を経て高瀬林道から入山。石切り場までは幅広の作業道、そこで林道は行き止まりのように見えるのですが、石切り場を右手に見て構わず進むと、樹木やススキに覆われた、かつての林道跡が続いており、ここが高瀬峠への入り口となります。かつては車が通っていた道ですが、「路肩注意」の古い看板がわずかにその面影を残すのみです。なるがままの放置状態のようで崖崩れによる倒木が数カ所、道をふさいでいました。踏み跡らしきものはあり、登山道として使っている方はいるのかもしれません。

高瀬林道入口付近

右手に石切り場

高瀬峠に続く旧林道

崖崩れ倒木あり

高瀬峠

 

 林道入口から30分ほどで高瀬峠に到着。左手に影倉山(大森山)の標識があり、右手には大沢山の標識があります。登山道をたどって大森山に向かってもよいのですが、荒れていそうなので、山頂を回り込むように作られた旧林道を辿ることにしました。峠を越えてすぐ左手にあります。

山頂への旧林道入口

 

 こちらもバラが多く、倒木もあって荒れています。もはや林道と言える状態ではないものの、これでも登山道の方よりはマシかもしれません。

 

 峠から20分、大森山山頂着。標高315m。角田市の最高峰となっているようです。

大森山(影倉山)山頂 ↑↓

蔵王側

海側

 

 以前はこの山頂に電飾施設とそれに伴う鉄パイプ、発電装置、電線などがあり、せっかくの景観を損ねていたのですが、今回、それらがすっかり取り払われ、元からある山頂の景色に戻っていました。景観に恵まれない地味な山が続く亘理山地にあって、広く眺望が得られ、落ち着ける雰囲気もあり、自分的には最も気に入っている山頂で、これは思いがけないサプライズ、今日は不忘山から熊野岳、大東岳、船形山、泉ヶ岳まで一望でした。

 

 さて無線運用、1200MHzは残念ながら応答なく、145MHzで丸森町移動局と岩手県平泉町固定局に交信いただきました。平泉町とは52-57(当方5Wハンディ機)。アンテナ西向けで入感、北は入感せず、蔵王反射のようです。距離125kmほど。交信が終わってすぐ、3名のグループ登山者が登ってきたので短時間で終了とし撤収。

VUデュアル八木(145MHz、430MHzとも3エレ)

 

 いったん高瀬峠に下山。山頂から途中まで正規の登山道?を下りてみました。道形はあり、赤布もありますが、小枝やバラがうるさく、藪に近い状態となっていました。たまらず途中で旧林道に抜け、峠に戻りました。

 

 峠から今度は北に進み大沢山(疣石山)へ。こちらは先ほどに比べると、藪はなく、踏み跡もしっかりとして歩きやすい登山道です。ゆるいアップダウン、急に伐採地に出て視界が開け、その先に大沢山が見えてきました。

 

 高瀬峠から約30分、大沢山山頂着。伐採により眺望が良くなったことで登山者が多くなっているようですが、今日は誰もなし。先ほどの3人グループが到着する前にということで1200MHzでCQを出してみたところ、運よく角田市移動局に拾っていただきました。1局交信、1200MHzもボウズにならずに済みました。

大沢山(疣石山)山頂

 

 山頂を後に馬船峠に下山。峠からさらに北に進み、金津展望台、東街道分岐を経て鷹討山方向へ。145MHzで地元OMにインフォメーションいただいた新たな展望地まで足を延ばしてみました。鷹討山山頂に至る少し手前、元々ちょっとした切り開きはあった場所ですが、樹木が刈り払われ、蔵王方向が広く望めるようになっていました。これも今回のサプライズ、感謝です。

鷹討山手前(南)の展望地

 

 来た道を戻り、途中から笹尾根コースを下山。比較的新しい尾根道。背丈以上ある笹藪を切り開いたようで、並大抵の労力ではなかったのだろうと想像されます。せっかく拓いた登山道も誰も通らないとまた藪化しかねない、ということで、なるべくこのコースや沢に下りるコースを歩くようにしています。

笹尾根コース ↑↓

下山口付近

 

 今日は1グループと数名の単独登山者に出合ったのみで、好天のわりには人が少なく、静かでした。無線の方も年々静かになっていく一方の様子ですが、なるべく軽量な装備にして、冬場は1山1局という感じで里山歩きと無線運用を続けてみるつもりです。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒森山―鴻ノ巣峠 1/14

2024年01月15日 | 里山 移動運用

 

 

 今年最初の里山登山、久方ぶりに亘理山地の黒森山周辺を歩いてみました。標高300mに満たない低山ではありますが、盆地を挟んで真向いに蔵王というロケでもあり、反射を使って1200MHz運用はどうなのだろう、などと興味が湧き、5エレ八木を持参しました。コメットのHFJ-1205Y(SMAコネクタータイプ)をあらたに購入。5エレならプリンテナもありますが、軽量かつ頑丈な作りなのでザックに適当に入れても大丈夫そうです。別売で導波器を追加し10エレにもできるようです。

 

 

 JR常磐線亘理駅下車。今回も慶月院(原田甲斐の実母)の墓入り口から入山。このあたり、人家はほとんどなく小さな畑が点在、高台になっていて亘理の町が見渡せる雰囲気の良い所です。杉木立の遊歩道を3分ほどで自然石のみの慶月院の墓と解説板があります。

入山口付近↑  慶月院の墓↓

 

 この先からが登山。令法の丘(展望地)を経て主尾根の登山道に合流。まずは黒森山方向へ。整備され過ぎずほど良く踏まれて歩きやすい道ですが、西側が植林杉となっているため、展望がなく、変化に乏しいのが難点です。1カ所、以前はなかった海側の小さな眺望カ所が設けられ、牡鹿半島、金華山が遠望できました。アップダウンもあまりない退屈な道。夜討坂分岐を経てさらに20分ほどで黒森山山頂に到着。標高255m。真っ白になった蔵王が正面に見えていました。

令法の丘

主尾根の登山道

途中の眺望ヵ所

黒森山山頂↑↓

 

 陽も差さず、深々と冷えて静かな山頂。西風もまともに当たって長居はできそうにありません。さっそく三脚に5エレを設置。はじめに1200MHzレピーターの接続状況を確認しました。信号強度で仙台一番町5、石巻上品山1、気仙沼リンクなし。仙台レピーターでCQを出したところ、仙台市太白区の固定局に応答いただき、シンプレックスにQSY、レピーターよりも安定し59-59で交信を続けることができました。その後、メインで何度かCQを出してみたものの応答なく、1局交信できただけでもよかったと思うことにし、早々に撤収。

 

 来た道を引き返し、分岐からそのまま北上して閑居山へ。ここは樹木に囲まれ眺望はまったくありません。そのまま通過し5分程下ると石切り場の上に出て、急に展望が良くなり、崖に沿って下るとまもなく鴻ノ巣峠着。峠といっても西側が石切り場になってしまったので以前はどのような雰囲気だったのか知るすべもありません。刻印の文字も読めなくなった古い石碑がいくつか寂しげに残っておりました。

 

 峠のすぐ上がちょっとした台地状になっており、吾妻、安達太良も見渡せるなかなかの眺望で気に入り、過去に2度、無線運用したことがあります。標高200m弱。再度5エレを設置。レピーターの接続状況は、仙台一番町5、石巻上品山3、気仙沼リンクなし。先ほどより石巻が少し強くなりました。さっそく仙台レピーターや1200MHzメインで何度かCQを出したものの全然声がかかりません。もうやめようかと思ったところで、仙台市若林区固定局より応答いただきました。59-58。5エレを回したところダイレクト以外にも信号の強まる方向があり、たぶん蔵王反射では? レポートをお願いしたところ56-55。交信後、反射を期待して福島の吾妻方向に向けてCQを出してみましたが応答なし、この場所でも1局のみの交信で終了となりました。

運用場所

 

 まだ時間も早いので430MHzに移り、D-starレピーターにてJP7IEL局と連絡を取り、シンプレックスにQSY。今日は軽量な自作デュアル八木(145MHz2エレ、430MHz3エレ)を使ってみました。430で51-56、145は交信ならず、でした(10W-5W、距離約70km)。アンテナにもよりますが、里山では430の方が安定して交信できる場面が多いような気がしています。久しぶりにロングにQSO、バッテリ残量が怪しくなったところで終了とし、鴻ノ巣峠から愛宕沢コースを下山、亘理駅まで歩きました。

 

 1200MHzの状況は相変わらずといったところですが、5エレを持って、冬場はこんな感じで運用してみようかと考えています。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹討山 1/8

2023年01月08日 | 里山 移動運用

 

 

 7度くらいまで気温が上がるとのことで、亘理丘陵の鷹討山周辺を散策しました。駅から歩いて登り、また駅まで戻る。いろんなルートがあって時間を気にせず、その時々の体調や気分で自在に歩けるのは気分的に楽です。

 

 JR常磐線山下駅下車。昨年11月と同じ的場地区から入山し、南端の尾根に取り付きました。何度も歩いているコースですが、なぜか人に出合ったことがありません。雑木林の明るい尾根で、途中の崖地から山下集落や太平洋が見渡せ、自分的には気に入っています。50分ほどで馬船峠の分岐。峠側に少し下ったところに金津展望台があり、寄り道してみました。

登山口付近

尾根に取り付く

尾根途中の展望地

馬船峠分岐

 

 分岐に戻り、10分ほどで鷹討山山頂着。西側に樹木があって風を遮るためか、他のピークに比べ暖かく、伝搬的に良いわけではないものの、ここで無線運用することが多いです。山頂標識から少し離れたところにアンテナを設置。430MHz5エレ八木+ID-51。

鷹討山山頂 ↑↓

 

 D-starレピーターのアクセスを確認してみたところ、福島430、福島伊達430不可。郡山鶴見坦および南相馬430可、仙台青葉、仙台430も可。福島430からはゲート越えの変調が明瞭に聞こえてきました。レピーターからの信号(10W)はこちらに届きますが、こちらの信号(5W)はレピーターまで届かないようです。一方、郡山鶴見坦430にアクセスできたのは意外でした。福島中通り地区との間にはこの山域より高い山があって、思いのほか複雑な伝搬なのかもしれません。

 

 CQを出し、仙台市内および相馬市移動局の2局に交信いただきましたが、後が続きません。430MHzはホント少ないです。デジコミにQSYし福島県相馬市モービル局、川俣町・女神山移動の2局と交信。女神山は37km、はじめとぎれとぎれに入感したものの位置決めして安定交信となりました。距離的には近いのですが、相性は良くないようです。430MHzに再度QSYし、ロングにお付き合いいただきました。

 

 下山は陽当たりの良い東斜面の展望地を経由し、笹尾根コースを下りることにしました。

東斜面展望地

笹尾根コース ↑↓

 

 展望地からすぐY字路の分岐点があり、右に進むといつもの沢コースとなります。今回は左へ。勝手に「笹尾根コース」と名付けています。背丈ほどある笹藪の中に細々した道が続く展望もない地味なルートで、ほとんど歩く人はいないようです。下山に使ったのは今回が初めてで、踏み跡は一部不明瞭ではありますが、今は下草もなく特に迷うことはありませんでした。

 

笹尾根コース下山口(合流点)

 

 小さな里山では不明瞭なルートを探索してみるのも愉しみの一つかな、と思ったりもします。無線はあまり期待できませんが、また出かけてみます。

鷹討山周辺を振り返る

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬船林道―疣石山(大沢山) 12/4

2022年12月05日 | 里山 移動運用

 

 

 この山は疣石山、大沢山、物見山の3つの山名を持ち、山元町側、角田市側でそれぞれ呼び名が異なるようです。馬船林道や登山道の様子も気になり登ってみました。

 

浅生原山王溜池

 

 JR常磐線山下駅下車。東街道から馬船峠への入り口に浅生原山王溜池があり、それを左手に見て最奥の民家を過ぎると旧林道となります。とてもこの先に道があるとは思えないような藪状態のところをかまわず直進すると、道幅が広くなり、古いコンクリートの道路壁などが現れます。かつて車道だったことが偲ばれるのはそのくらいで、途中まで下草が刈られた様子がみられたものの、林道上部は崩落個所も放置され、もはや人工的な気配さえなく、植物の繁殖に委ねたまま自然な状態に戻りつつあるかのようです。

馬船林道入口

馬船峠

 

 林道入口から約40分で馬船峠着。南側の尾根に取り付き疣石山へ。登山道は明瞭ですが、笹に覆われたところもあり、一部藪化が進んでいるようにも感じられました。30分ほどで山頂着。標高314m。以前は樹木でなんの眺望もない地味な山頂で、数年前に崖地斜面が大きく伐採され南西の展望が得られるようになりました。それもあって、登山者も増えたように感じていたのですが、今日は一人すれ違ったのみ、静かな山頂でした。

疣石山へ ↑↓

山頂 ↑↓

山頂より

 

 IC-705にVUデュアル八木(145MHz2エレ、430MHz3エレ)。2mSSBでCQを出したものの応答なく、FMで一関市、仙台市、相馬市の3局と交信。続いてD-star仙台青葉レピーターにて連絡をとり、今回もJP7IEL局(距離約70km)にお相手いただきました。430MHzシンプレックスに移行し51-53。はじめノイズが多めながら方角、偏波面など調整しFMおよびDVにて安定交信となりました。145MHzを試してみたところ、今回も双方まったく入感せず。変調はもとより信号のかけらも感じられず、前回の鴻ノ巣峠に続き予想外な結果に唖然としてしまいました。双方の設備にもよると思いますが、似たような標高と地形が連なる里山では145MHz よりも430MHzが意外な強みを見せてくれるのでは?などとつい考えてしまいました。別の山でまた試してみたいと思います。

 

 一瞬雨がぱらついてきました。西の雲行きも怪しくなってきたようです。交信を終了し撤収。いったん馬船峠に下山し、鷹討山方向に登り返しました。金津展望台、東街道への分岐を経て東斜面の展望地へ。

金津展望台 蔵王は雲の中

東斜面展望地より松川浦方向

 

 デジコミでCQを出したものの応答なし。そのまま沢コースで的場地区に下山、心配した天候は大きく崩れることなく山下駅まで戻りました。

疣石山を振り返る(山下駅より)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鴻ノ巣峠 11/27

2022年11月28日 | 里山 移動運用

 

 

 四方山から北の尾根沿いに山道が続いており、黒森山、閑居山などの小ピークを経て割山峠に至ります。鴻ノ巣峠はその途中にあり、無線運用してみようと出かけてみました。

慶月院の墓入り口

 

 常磐線亘理駅下車。「慶月院の墓」より入山。雑木林の明るい尾根を15分ほど登り「令法の丘」、さらに小さなアップダウンを経て、ほどなく主尾根の登山道に合流しました。

 

 鴻ノ巣峠へは閑居山を経て北に進みますが、その前に、まだ訪れたことのなかった「森の見晴らし台」まで行ってみることにしました。合流点から黒森山方向に20分ほどで「夜討坂」。「山神」の碑があり、戦国時代、伊達氏がここを通って相馬氏に夜襲をかけた言い伝えでこのような名称が付いたようです。標識に沿って東側に左折、緩く5分ほど下ったところに「森の見晴らし台」がありました。亘理の町や鳥の海、太平洋が一望。さほど期待もしていなかったのですが、高度感のある大展望にちょっと感激してしまいました。

黒森山方向へ

夜討坂

森の見晴らし台↑↓

 

 往路を戻り閑居山へ。標高204m。杉林に囲まれた薄暗い山頂で眺望なし。さらに北に進むと石切り場の真上に出て崖に沿って少し下ると、鴻ノ巣峠。西側が採石場になってしまい、峠の面影はなく、古い石碑にかつての往来を忍ぶのみのようです。

閑居山山頂

崖沿いを進む

峠の石碑

 

 さっそく峠のすぐ上、狭い台地状になっているところに移動。標高が180mほどに過ぎず無線的には?ではありますが、眼下に阿武隈川、西に蔵王、吾妻、安達太良、北東に仙台市街地も遠望でき、自分的には気に入っている場所の一つです。

高台より峠方向

運用地

 

 ポールにRH770を設置。リグはIC-705。D-starレピーターにてJP7IEL局(距離約60km)と連絡を取り145MHzへQSYしたものの、まったく入感なしとのこと。こちらには41程で一瞬のみ入感。昨年同じ場所で良好に交信できており、?・・・な状態となってしまいました。

 430MHzならどうなの?ということでQSY。ノイズ多めながら入感ポイントを微妙に合わせたところ、変調が浮いてきました。信号不安定ながらも何とかつながり安堵。長話モードに入り、マックスパワーにて2時間近く交信を続けていたところ、今度は送信中断症状が出てしまいました。IC-705は熱くなるとパワーダウンを通り越して、送信自体を中断してしまうようです(プロテクション)。バッテリースペースに取り付けたヒートシンクを触ってみたところ熱したフライパン状態で、とても触っていられません。TEMPはレッドゾーンを行ったり来たり。1分ほど送信し続けると強制的に中断し、少し待って再度送信可、そんな状態。145MHzでここまで陥ったことはなく、はやり電力消費量の高い430MHzは要注意といったところです(PDにて15V給電)。

受信時

 

 帰宅後、この移動地での前回記録を確認したところ、3エレVUデュアル八木での交信だったようです。RH770で十分交信可能と思っていたのですが過信は禁物。アンテナにしてもリグにしても、里山で近場だからとか寒くなったので熱も大丈夫だろうとか、今回はいろいろ課題が見えて少し反省しました。

 

 デジコミはCQを出したり応答したりで四方山、岩手県金ヶ崎町の駒ヶ岳、泉ヶ岳の3局に交信いただきました。駒ヶ岳は標高1129m山頂とのこと。距離130km。今回もデジコミ交信距離、更新となりました。

 

 割山峠へ下山。昨年、道に迷った鉄塔付近をよく確認したところ、鉄塔の先の尾根沿いに細々とした道が続いていることに気づきました。標識も赤布もなく、分かりにくいようです。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹討山―深山「国見台」 11/20

2022年11月21日 | 里山 移動運用

 

 

 最寄り駅まで電車で行ける亘理丘陵は早朝の天候をみて気軽に出かけられることから、冬場の山歩きはたいていこのエリアになります。標高300m前後の小さな山ばかりですが、北から南まで十数キロにわたって尾根道が続き、特に山元町側は枝尾根ルートも多くあります。この数年幾度となく歩いているものの、登りに使っても下ったことはないとかその逆もあり、飽きるということもないです。一つピークに到着して短時間無線運用、また次のピークへ。里山なので遠方との交信は期待できませんが、あまり飛びそうもない地味な山から運用するのも悪くないかな、と考えています。

 

 鷹討山(たかぶつさん)にはいくつか枝尾根があって、そのすべてに細々とした登山道が拓かれ、なかには藪っぽかったり、枝道が行き止まりのものもあります。今回は南端の尾根を登ってみることにしました。的場地区の登山口から入山。雑木林の明るい尾根道でわずかに紅葉も残っていました。

登山口

小さな沢を渡り尾根に取り付く

 

 ほどなく主尾根に合流(馬船峠分岐)。近くに地元の方が切り開いたと思われる「カオルの見晴らし台」という展望地があり、山下の集落と太平洋が見渡せました。登山口から1時間ほどで鷹討山山頂着。標高310m。眺望もほとんどない山頂。たんなる通過点という感じなので休憩する登山者もおらず、ときどきここで無線運用します。

馬船峠分岐

見晴らし台より

鷹討山山頂

 

 さっそくアンテナを設置。本日もd-ROD100。念のため測定してみたところ、泉ヶ岳での測定結果とほぼ同じ。やはりケーブル接続の場合は3.3cmほど縮めることでベストマッチングとなるようです(アマチュア帯)。なお、黒いプラスティック部分(給電部)の上部に触れると激しくグラフが乱れマッチングが取れなくなります(下部は大丈夫)。要注意。

 

 リグはIC-705+PDバッテリーで15V給電。2mSSBにてCQを出し、ぽつりぽつりという感じで宮城、福島の5局に応答いただきました。しばらくぶりのSSB交信。FMほどではありませんが、ワッチされている局はそこそこおられるようです。

 

 続いてデジコミ。d-ROD100をリグ直付けにして全チャンネルワッチしてみましたが、なんの信号も入らず。呼び出しチャンネルで断続的にCQを出したところ、福島県二本松局に応答いただきました。標高900mの安達太良高原スキー場とのこと。51-52。距離59km。信号がときどき不安定になり、動き回って入感ポイントを探りながらの交信でした。その後は続かずいったんCL。

 

 鷹討山を後に北に進み、深山山頂を過ぎ、「国見台展望台」に向かいました。展望台といっても樹木で展望はなく、およそ無線には向きそうにない場所ですが、伝搬的には鷹討山よりも良好なケースがこれまで何度かあり、自分的な運用地の一つになっています。

深山山頂付近

国見台展望台

 

 デジコミで再度CQを出したところ、岩手県平泉町の束稲山移動局より応答いただき、57-57。距離120kmを表示。さらに同じ山域のすぐ北にある四方山移動局と59-59。距離3.3km。福島県川俣町の口太山移動局と57-57。距離45km。運用場所というより単にタイミングが良かったのかもしれません。100km越えも叶い、少し手ごたえが感じられたかな、といったところです。今後、アマチュア無線の方は軽量アンテナをポール設置、デジコミはd-ROD100直付けで呼び出しチャンネルをワッチ、そんな運用かな、と考えています。

 

 下山は山寺生活センター側へ。閑散とした長い車道歩きで常磐線山下駅まで戻りました。

 

鷹討山と深山を振り返る

 

 冬場の里山散策、デジコミも加わって今シーズンも愉しみたいと思います。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大年寺山 11/13

2022年11月14日 | 里山 移動運用

 

 

 しばらくぶりに3エレでも使ってみようと、調整を兼ねて大年寺山にて散歩運用しました。野草園の上にある通称ロータリーの丘。標高100mほど。アンテナの調整や交信実験で使ういつもの場所です。以前は仙台市街地が一望できたのですが、あまり手入れもされていないようで樹木が伸び、ほとんど見えなくなってしまいました。伝搬的には北と西に開け悪くありません。テレビ塔からの抑圧により400MHz帯はよほど強い信号でないと了解できなくなります(D-star仙台青葉レピーターは可)。140MHz帯は抑圧の影響はなく問題なし。

 

 

 さっそく3エレ(VUデュアル)を設置しアナライザーで測定してみると、144MHz~151MHzあたりまでSWRベタ落ち。さすがOWA八木、見事な鍋底グラフを描いてくれました。問題ありませんが、上にシフトしているので若干調整しました。

 

 D-star仙台青葉レピーターにて連絡を取りJP7IEL局にお相手いただきました。前回、RH-770やアローラインでは41~51、ときおり了解が厳しくなる場面もありました。今回は57ほどで入感とのこと。こちらには55(IEL局5W 当局10W  距離約40km)。5Wにパワーダウンしたところ52に下がったものの、問題なく了解可とのことでした。3エレとはいえ、八木なりのことはあるようです。風の強くない日を選んで、ときどき使ってみようかと思います。

 

DJ-PV1D+アンテナd-ROD100

 

 交信終了後、デジコミでCQを出してみたところ、1局のみ名取市より応答いただきました。距離9km。メリット5。日曜なのでもう少し応答あるのでは?と期待したのですが、そうでもないようです。通算2局目。まだ遠方との交信はないものの、140MHz帯でもあり、楽しみが一つ加わりました。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする