JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550   特小・DCR 山岳移動 

泉ヶ岳山頂 定点運用

2016年07月31日 | 奥山 移動運用



 今日も泉ヶ岳。アクセスの良さと90分ほどの登山が体力づくりにちょうど合っており、定点運用として今シーズン、足繁くの通うつもりです。天気は曇り時々晴れ。うさぎ平から望む山頂は雲の中。





 <本日の装備>
 ID-51+3/4λGP(145MHz)
 DPR6+350DH
 特小DJ-R20D

 山頂に着いてみると、意外にもガスはなく、時折青空も顔をのぞかせ、まずまずの天気に。帰りのバス時刻を考え、運用は約2時間。先週、地蔵山で使ってみた3/4λGPのラジアル角度を再調整し、あらためて試してみたい、というのが主な目的です。三脚に取り付け、簡易SWR計で測ってみると、ほぼ1.0。ベランダでの調整のみだったので、ひとまず安心。




 ワッチしたところ、神奈川県横須賀局のCQが聞こえてきました。何度か呼んでみましたが、コールバックなし。続いて群馬県館林局のCQも入感。呼んでみましたが、またも応答なし。聞こえても飛ばないアンテナ? まあ、こちらはQRPなので致し方ありません。両局とも51ほどで聞こえ、コールサインも了解できていただけに残念。特に横須賀局は、何度かこの山頂で聞こえてきたことがあります。いつかコンディションの良いときに、交信してみたいものです。

 山形市内固定局と59-59で交信。こちらは2.5W。奥羽山脈を越え、よく、届いているとのこと。飛ばないアンテナでもなさそうです。さらに、新潟県長岡市固定局から53のレポート。こちらから57。たいへん安定した信号。デジタルでいかがですか?との願ってもない提案をいただき、さっそくDVモードに移り、53-55で交信成立。当局のパワーを1Wに下げたところ、Sは振らないものの、ほぼ100%復調している、とのこと。GPS距離データによると、190km。長岡局は13エレのシングル八木とのことでした。蔵王連峰、さらに飯豊連峰を越えて届いているとは信じがたいほどの信号でした。コンテスト時に、何度かこの山から応答させていただいたことはありましたが、ラグチューモードでこのように0エリア局と交信できたのは初めてです。



 おかざきKG295(JA7RTG)局とのスケジュール交信。おかざき局の本日の移動地は釜石の五葉山。標高1351m。FBなロケーションのようです。山頂間の距離125km。145MHzデジタル(DV)0.1Wにて55-55のレポート交換。続いて特小10mWへ。何度かお呼びしたものの、まったく応答なし。確か、両山頂は見通しのはず。1~2メートル動きながら慎重に位置を探り、あらためてお呼びしたところ、かすかな変調を確認。さらに、ポイントを探しながら、リグを45度斜めに傾けた状態で良好に入感し、51-51で交信成立となりました。泉ヶ岳山頂付近の低木や双方のコンディションが影響したのかもしれません。楽勝と考えていたのですが、思いのほか、スリリングな交信でした。ちょっとした障害物(樹木)や気象の変化が大きく影響を及ぼす。10mWの世界は単純でないことを、あらためて実感。

 DCRでは、栃木県大田原市御亭山移動のトチギSA41局とM5で交信できました。この山で御亭山とつながるとは驚きでした。また、新潟県佐渡島の移動局の信号もM5で入感。タイミングが合わず、交信なりませんでした。




 そんなわけで、あっという間の2時間。3/4λGPについては少しだけ、手ごたえを感じることができたかな、といったところです。本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。






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3/4λ J型アンテナ

2016年07月30日 | J型アンテナ


 先日ブログに書いた3/4λ山岳用GPのエレメントをショートスタブでドライブしてみたらどうなんだろう、との考えが浮かび、思いつきで試してみました。つまり、3/4λのJ型アンテナ。1/2λのエレメントを使う通常のタイプより、利得向上が期待でき、GPと違ってラジアル不要、重さも軽減できるのでは?と考えたわけです。元はモービルホイップ、それがGPに、そしてさらに姿を変え・・・。




エレメントの長さは最終調整するとして、まずはショートスタブ。

<作製>
 直径5ミリ銅パイプ1メートルを半分に切断、直径4ミリ銅パイプをコの字に曲げ、5ミリパイプに差し込みU字型にする。塩ビパイプ継手に2か所の穴を開け、銅パイプ中ほどに固定する。先端部もプラスティック板で固定。2本のパイプ間隔は2センチ。下から上まで等間隔を保つ。


下部

中間部

上端


<給電部>
 1:4 Uバランを作っておく(3D2V 67センチ)。給電線を丸端子にハンダ付けの上、目玉クリップにボルト固定。この時点では、給電位置がわからないため、とりあえず目玉クリップで可変できるようにしました。アンテナ本体の組み立ては、GPのエレメント(直径4ミリ)をスタブの片方に3センチほど差し込み、結束バンドで止めるのみ。


Uバランと給電部

スタブ完成


<調整>
 目玉クリップを上下させながら、給電位置を探ります。下端から8センチあたりかな、と見当をつけたところ、12センチでSWRがストンと下がってくれました。共振周波数が高めだったので、エレメントを追加。位相コイルはそのまま使用し、長さ130センチで145.00、SWRほぼ1.0となりました。給電位置はけっこうクリティカルで、5ミリ程ズレても大きく変わってしまいます。



<設置>
 ショートスタブの間隔を保つために入れた中間の継手に、50センチの塩ビパイプを差し込み、いつものように三脚に大型クリップで固定。




収納約50㎝


 ベランダで受信してみたところ、以前に作った1/2λのJ型アンテナよりS1程度上がるようです。GPの状態との比較はしていないものの、同等かなとの感触です。ただ、この設置の仕方だと、クリップ内でパイプが回ってしまい、安定しません。スタブ本体の耐久性を含め、もう一工夫必要。さっそく山で使おうと考えていたのですが、このままではちょっと、といったところです。




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山岳QRP

2016年07月27日 | 運用スタイルなど


 電波は目に見えない分、実に不思議な振る舞いをします。八木アンテナを山頂に担ぎ上げたからといって、また、パワー任せに送信したからといって、必ずしも遠くと交信できるとは限りません。実際、VUハンディ機で300km〜700kmの交信を何度か体験していますが、その時のアンテナは、J型アンテナとRH770という、どちらも1/2λの垂直アンテナです。もちろん、相手局のFBな設備に助けられたであろうことは否定できないものの、双方のロケ、タイミング、コンディション、これらがたまたま折り合った時に、DXは実現されるというのが実感です。なにより、このような簡素なアンテナとローパワーでつながった時の感動は、言葉に表せないものがあります。






 金をかけなければ実現できない、確かにそういう面はあるものの、電波伝搬は、そこに収斂されない奥深さを感じます。金をかけても手に入らない領域があり、だからこそ創意工夫が生まれる、ここに面白さがある、と。山頂で運用中、唐突にはるか遠方からのCQが聞こえたり、撤収間際、思いもかけないところから呼ばれたり、ほんと、想定を超えてその事象はやってきます。それは、まれに起こる偶然だからよいのであって、パワー任せで、常時つながったとしたら、そこにもう感動はないわけです。

 震災後、おかざきKG295局さんと特小トランシーバー(422MHz)による交信実験を続け、徐々に距離を伸ばしながら、2年前、ついに1mWで200kmを超す交信に成功しました。今もその時のスリリングな体験は忘れられません。特小トランシーバーなので、アンテナはわずか17cm程の付属ホイップ。厳しく整合のとれたアンテナがどれほどの底力を発揮するか、この時、思い知らされました。1mWのわずかなパワーを無駄なく送信する。そして息も絶え絶えの信号を果敢に捉える。マッチングの妙。145MHzでも、そんなアンテナで絶妙なQRP運用ができればと夢想しています。もちろん特小での更なる記録更新も。

 デジタルモードもアイコム、ヤエスの異なる方式が混在しているものの、シンプレックスで運用する局は増えているように感じます。この数年の実験で、デジタルだからアナログより飛ばない、というのは一面であって、その逆もあるということを何度も経験しました。アナログでノイズ混じりの厳しい信号が、デジタルではメリット5で明瞭に復調され、驚かされることもしばしばです。145MHzデジタル、けっこう粘りがあります。幸い自分の使っているID-51は100mWのローバワー設定が可能。見通しはもちろん、回折、反射、異常伝搬・・・デジタルならではの、どのような振る舞いを見せてくれるのか。アナログよし、デジタルもよし。山岳QRPの楽しみは尽きません。

 というわけで、山登りと簡素なアンテナによる2mおよび特小を中心とした運用に回帰。このところ封印していたアンテナ作りにも興味が湧いてきました。素人のガラクタいじりをまた始めようかと・・・。



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3/4λ 山岳用GP

2016年07月26日 | GPアンテナ


 先日、蔵王・地蔵山で使ってみた山岳移動用GP。自宅ベランダで受信してみたところ、RH770よりSが1〜2上がり、J型アンテナとの比較でも良好な感触が得られました。J型アンテナはわずかに動いただけでSが上下しますが、このアンテナは強く受信できる空間が広いとの印象があります。




 このGP、元は第一電波のNR-2Cというモービルホイップです。145MHzモノバンド、200gと軽量で、そのまま山で使おうと以前に購入しました。ところが、上部エレメントが70cm以上あり、分解してもザックに納まらずそのまま物置に。自分の場合、こんなことの繰り返しで、モービルホイップがどんどん溜まっていきます。

 ふと、長いエレメントを銅パイプ数本に換えて接続すれば、簡単に連結、分解して山に持っていけるのでは?との考えが浮かび、物置から引っ張りだしてみました。ところが、念のためアナライザーで測ったところ、マッチングがまったく取れてないことが判明。SWR3〜4から下がらず、場所を変えて測っても同じ結果に。このホイップ、確かノンラジアルだったはず。もしかして不良品?? 試しに、50cmのラジアルを1本取り付けたところ、劇的に改善。ラジアルの長さを調整し、SWR1.03まで落ちてくれました。三脚取り付けの場合、ノンラジアルタイプであってもSWRはさほど下がらないこともあり、1.5以下であれば良しとしています。その意味では、不良品?転じてGPに、そして良好に調整できたとポジティブに受けとめることに・・・。




 さて、エレメントの方。長めのモービルホイップを山岳移動で使う場合、ザックに入るように、中間コイル部のイモネジを緩めて分解と組立てを繰り返すことになります。そのため、付属の六角レンチが必須で、これを持ち忘れると、山頂で手も足も出ません。またイモネジをうかつに回すとポロリと落ちてしまう。雪面の場合、探すのはほとんど不可能となります。冬場や悪天候の際に、かじかんだ手で小さなイモネジ回しての組み立て、撤収というのもつらい。ということで、道具不要かつ容易に組み立て、分解ができる銅パイプ連結式に換えてみました。各エレメントを差し込むだけ。4分割とし、仕舞い込み寸法は約50cm。これならザックにポロッと入ります。耐久性に不安が残らなくもありませんが、手元での運用なので何とかなるかと。とりあえず何度か使ってみます。


パイプ差し込み連結式

位相コイル部 イモネジ固定

先端部

収納50cm


 なお、中間の位相コイルを外し、銅パイプのみ154cmでもマッチングが取れます。ただ、受信してみたところ、メーカー設計の通り、位相コイルを入れた方が安定するようです。長さ141cm。3/4λ1段、ラジアル1本仕様。風に耐えられる程よい長さと強度、三脚との相性、収納、組立てやすさ、重量、それらと性能との折り合い。あくまで2m山岳運用の話しではありますが、市販のホイップでも工夫のしどころはまだまだあるかもしれません。




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蔵王・地蔵山移動

2016年07月24日 | 奥山 移動運用


 今朝、仙台は霧雨。出かけるかどうか迷いつつ、日本海側は晴れとの予報に期待し、山形側の蔵王・地蔵山に登ってみました。蔵王温泉から濃霧の中、ゴンドラで一気に1700m地点へ。着いてみたら真っ青な空が広がっていました。梅雨時は、まれにこういうことが起こります。



 本日の装備
 リグ ID-51、DJ-S57、DJ-R20D
 アンテナ モクソンアンテナ、モビホ改造GP(145MHz)

 今日は、モービルホイップを改造した山岳移動用GPとモクソンアンテナを比較してみるのが目的で、リグ2台、三脚も二つ持参。GPは3/4λ1段、ラジアル1本仕様。ステンレスエレメントをすべて銅パイプに換え、簡単に連結、分解できるようにしてみました。







 2時間ほどの運用で、宮城、山形、福島、秋田各局にお相手いただきました。南は福島県矢祭町(145km)、北は秋田県男鹿市寒風山(203km)。1エリアの茨城、神奈川の信号が聞こえていましたが、交信には至りませんでした。いつもこの山頂では0エリアとつながるのですが、なぜか、まったく聞こえずじまい。信号の伸びは感じられませんでした。  

 何局かにモクソンアンテナとGPからの信号の比較レポートをお願いしたところ、モクソンの方が良いとのレポートもありましたが、GPの方が良好、変わらずのレポートもありました。寒風山移動局からは、モクソンで41、GPで52のレポート。受信した感じでは、モクソンで受信できて、GPで不可のケースはなく、逆にモクソンは方角によってはまったく受信できなくなってしまいます。混信を避けるには有効なアンテナではありますが、山頂でストレスなく運用できるのはGPかな、との感触。目立たずに済み、身の丈にもあっているようです。

 本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。





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泉ヶ岳移動 145DV、特小QRP

2016年07月18日 | 奥山 移動運用



 なかなか梅雨が明けないと思っていたら、天気予報当たらず、カンカン照りの夏日に。早起きして泉ヶ岳へ。今年3回目となります。この山は標高こそ1172mと低いものの、奥羽山脈から東に派生する長い尾根の突端となっているため、蔵王とは違った飛び方をするようで、時に意外な信号を拾うことは、以前に書いたとおりです。我が家から、地下鉄とバスを乗り継いで登山口まで1時間ちょっと、そこから90分ほどの登山で山頂に立つことができます。今シーズン、無線運用と体力づくりを兼ねて、定点観測的にこの山に登ってみようかと考えています。





 <本日の装備>
 ID-51+モクソンアンテナ(145MHz)、RH770
 DPR-3+350DHクリップベース
 特小DJ-P24L

 山頂に着いてさっそく、三脚+ブラケット(片支持ブーム)+クリップにてモクソンアンテナを設置。ブラケットのおかげで三脚にエレメントが接触することなく、悪くありません。南に向けると仙台市内のローカル同士の交信が59で入感。同じ周波数で、北に向けたところ、岩手の局同士の交信が同様に59で入感。回してしまえば、それぞれの信号が混信をきたすことはまったくありませんでした。考えていた以上に、このアンテナのフロントバックは切れるようです。2m用とは思いえないほどコンパクトでもあり、山での使用頻度を少し上げても良いかな、と好印象。






 さて、本日のスケジュール交信。おかざきKG295(JA7RTG)局さんの移動地は、福島県川俣町の花塚山。標高918m。富士山が見える北限の山と言われているようです。泉ヶ岳との距離は84.4km。145.300デジタルメインにてお呼びしたところ、さっそく応答あり。まだ山頂到着前とのこと。少し待って、双方山頂にて実験開始。この時点では、見通しかどうかわかりませんでしたが、こちらは始めから0.1Wに設定。なんら問題なく入感しているとのことで、KG295局さんも0.1Wに落として、52-52で交信成立。さらにモクソンアンテナの方角を合わせたところ、56-56まで上がり、良好な伝搬を確認できました。



 続いて特小トランシーバー(422MHz)による実験。KG295局さんはP24LとP221Lで送信、こちらはP24L使用。それぞれ10mWで送信いただいたところ、P24Lからの信号はスケルチが問題なく開くが、P221Lからの信号は断続的にしか開かないという結果に。双方P24Lにより52-52で交信成立。1mWにパワーダウンしての交信も試みたところ、ノイズに埋もれた変調を確認することはできませんでした。交信不成立。やはり10mWと1mWでは別世界です。その後、10mWもノイズに埋もれるようになり、聞こえたり聞こえなくなったり。今日は、何の影響なのかコンディションの不安定さを感じました。



 特小を終えて、145DVに戻ったところ、0.1Wのまま特に設定を変えていないのに、信号は双方59に。本当にスーパーロー? 間違いなし、ただ、花塚山側でほんの少し場所を変えたとのこと。結果的には59-59で交信成立となりました。

 特小では、福島県本宮市、大名倉山移動のフクシマSP302局さんと10mWで交信成立。花塚山よりノイズ少なく、明瞭かつ安定した信号で交信を続けることができました。双方M5。標高575mの山頂より運用とのこと。DCR0.2WでもM5で交信いただきました。

 帰宅後、カシミールで確認したところ、花塚山、大名倉山とも泉ヶ岳と完全見通しでした。大名倉山とは距離104.2km。


花塚山ー泉ヶ岳

大名倉山ー泉ヶ岳


 145デジタルQRPにしても特小にしても、コンディションの刻々とした揺らぎやちょっとした位置の移動が、伝搬上の大きな変化となって表れ、いつも驚かされます。これからも、どのような伝搬を見せてくれるのか楽しみです。

 本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。




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蔵王・熊野岳移動

2016年07月10日 | 奥山 移動運用


 長らく蔵王噴火警戒により規制がかけられていた宮城県側の登山道が解禁となり、本日、熊野岳に登ってみました。山頂は時折、青空も見えるものの、あいにくのガスと強風の中、おかざきKG295(JA7RTG)局さんとのスケジュール交信および2mを中心に運用してみました。








本日の装備
ID-51+5エレ八木A144S5Rシングル
DPR6+350DH
特小DJ-R20D

 おかざきKG295局さんの本日の移動地は、岩手県遠野市の寺沢高原。自分も2年前に一度訪れたことのあるFBなロケーションです。当局側はあまりの強風のため、山頂より少し離れた避難小屋前の南斜面で運用。約束の時間まで南方向に八木を向けて運用していたところ、KG295局さんよりバック方向からコールあり。反対斜面でもあり、やはり少し弱いとのこと。三脚ごとアンテナを担いで尾根まで移動。八木の方角も合わせたところ、デジタルモード(DV)双方100mWまで落として57-57で交信できました。これなら特小もいけるのでは?ということで、さっそく実験。本日はしばらくぶりにDJ-R20Dを持参。KG295局さんはDJ-P24L。10mWでお呼びしたところ、思いのほか明瞭な変調が返ってきました。メリット5。続いて1mWにパワーダウン。当局側はかなりノイズが絡んできたもののなんとか了解可。寺沢高原側には十分了解できる信号で届いているとのこと。慎重に信号を探りながら、数メートル移動したところ、こちら側もメリット上がり、最終的に51-41で交信成立。距離164km。たった1mWでよく飛んでいくものです。久しぶりの遠距離交信に少しだけ手ごたえが感じられました。




 2mFMでは、前回ブログに書いた5エレ八木を三脚に設置して使ってみました。強風の中、倒れるでもなく、あらぬ方向に回るでもなく、よく耐えてくれました。設営、撤収もラディックスのデイパック3エレよりスムーズで、気に入りました。









 CQを断続的に出したところ、1エリア千葉県大網白里市(約290km)、0エリア新潟県妙高市・火打山移動(約250km)、北は秋田県男鹿市・寒風山移動(約205km)など各局におつなぎいただきました。寒風山移動局とは100mWで41のレポートをいただき、交信成立。栃木、茨城、福島、山形、宮城各局とも1W~2.5Wで交信いただきました。一方、1エリアが多く入感していたものの、呼んでも拾っていただけないケースもありました。強風で余裕がなく、八木のビームを合わせきれなかったようにも思います。よく聞こえるアンテナとの感触は得られたので、また使ってみます。

 本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。







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八木アンテナの三脚設置

2016年07月05日 | 移動運用装備



 数年前、ベランダに設置した145MHz用の5エレ八木。片支持ブームが必要で、思いのほか設置面積が大きく、目立ってしまったため10日ほどで撤去、物置に眠ったままとなっていました。A144S5R(第一電波)という小型軽量のロングセラーアンテナで、お使いの局も多いと思います。固定用なので、ブームやエレメントの分割はできないものの、長さ1mちょっと、重さも600g程。ザックに括り付ければ山岳移動にも使えるのでは?と引っ張り出してみました。

 試しに、三脚+大型クリップで設営してみると、エレメント下部が三脚に接触してしまいます。430やDCR用と違い、145MHz八木の大きさを実感。かといって、純正の片支持ブームを取り付けるのでは、大げさすぎる。雲台に延長ポールを追加すると接触はなくなりますが、安定性に欠ける上、同軸ケーブルの引き回しに問題が生じることになります。実際、この方法で別の八木を使ったことがあり、よくありませんでした。1)三脚と接触せずバランス良く回せること、2)手間なく設置、撤収できること、3)ある程度の風に耐えられること、4)同軸ケーブルの引き回し、を考えながらちょっとした工夫をしてみました。


〈材料〉
 エツミ ストレートブラケットII ネジ付 ETM-83905
 大型クリップ(ダイソー)
 W1/4ボルト、ナット







 ストレートブラケットとは、1台の三脚にカメラを2台とか、外付けストロボや照明器具を取り付ける金具で、さまざまな種類があるようです。使用したものは長さ20cm、幅2,5cmで、三脚に取り付けられるネジ穴が4カ所切ってあります。一眼レフに耐えられる程度の丈夫さは確保されているようなので、軽量アンテナなら何とかなるのでは?ということでこれを片支持ブームの代わりにしました。いつもの大型クリップをブラケットのネジ穴を使ってボルトで固定。


バランスをみてねじ穴を換える

クリップ式ブーム固定

同軸引き回し



 設営は、三脚ネジでブラケットの片方を固定し、アンテナブームをクリップで挟むだけ。エレメントが三脚に接触することなく、うまく回ってくれました。ケーブルもブラケットに添って水平に引き延ばすことにし、SWRを測ってみたところ、問題なさそう。高さが稼げないのと、ブラケットの耐久性に不安がないわけではありませんが、とりあえず、これで良し。次回の運用で使ってみます。




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