昨年6月に登って以来、なかなか訪れる機会のなかった栗駒山。これから紅葉本番ともなれば、山頂が崩れるのでは?と心配するほど登山者であふれる人気の山でもあり、少し早めではありますが、無線運用を兼ねて登ってみました。標高1627m。宮城県栗原市。
午前6時前、登山口のいわかがみ平に到着。すでに何組かのパーティが出発の準備を始めていました。中央コースを20分ほど登ると視界が開け、眼下は見渡す限りの雲海。ところどころ小山が浮かんでいる様は、まさに海そのもの。何度も登っている山ですが、このような雲海はめったにお目にかかれません。あまりの絶景に圧倒されてしまいました。山登りは早起きに限りますね。
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いわかがみ平
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山頂着午前7時。こんな早朝からの無線運用にもかかわらず各局に交信いただきました。
今日は電源として持参したモバイルバッテリーを試してみるのが目的の一つです。初めにノイズを確認したところ、コア4個が功を奏したのか、Sメーターを振るほどのノイズは見られませんでした。前夜満タンに充電し、使い始めは12.5V。宮城、山形、秋田、岩手各局にお呼びいただき、パワー3Wにて22局と交信。時間にして2時間30分ほど。この時点で残量表示が100%→75%となり、電圧は12.5V変わらずでした。いったん休止した後、17局と交信。スタート時からの時間は4時間30分。ここで残量表示75%→50%となり、電圧が12Vを下回ったため、まだ持ちこたえられそうではありましたが、使用をやめました。残量50%切るまで12.5Vあたりを維持。15000mAh(12V換算で4.6Ah)といえば、ハンディ機のバッテリー3~4個分、ほぼ同様のスタミナかな、といったところです。400gに満たない軽さでここまで粘りを見せてくれれば御の字。バッテリー切れを心配しないで連続運用できるのは利点ですね。電圧低めなので、リグが熱くならずに済むのも良いところです。ノイズ対策さえしておけば、使えるバッテリーとの感触が得られたので、これからも使ってみます。
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145MHz 7/8λGP
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特に遠方との交信はなかったものの、たくさんの局に呼んでいただきました。1回の運用でこんなに多くの交信はしばらくぶりです。8エリア、松前局、函館局の信号が聞こえてきましたが、SSBの呼び出しであったり、タイミングが合わなかったりで、交信には至りませんでした。特小(422MHz)では、遠野市寺沢高原移動のおかざきKG295局と1mWで交信成立。双方M5。距離74.3km。超ローパワーでもホントよく飛んでいきます。
本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
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登山道にて