JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

DPR6 街中交信実験 長町周辺

2014年02月11日 | 特小・DCR運用


 長町というのは、仙台市街から少し南に離れたところにあり、今、副都心計画とかで変貌を遂げつつある地域です。かつては仙台城下への玄関口を果たした宿場町として賑わったのだそうです。めったに行くことのない地域ですが、ショッピングセンター併設の映画館があって、今日は映画を見に出かけました。そのついで、絶好のチャンスということで、自宅との交信実験を試みました。

 X不在のため、本日はICレコーダーによる実験。

 <自宅側>
 リグ DPR1+ベランダGP(300MVDU 83cm) ICレコーダーで録音

 <移動側>
 リグ DPR6+付属ホイップ(10cm)5W、1W切り換え

 秘話機能オン


自宅固定アンテナ(上)とリグDPR1(下)



 いろいろな地点からDPR6で「現在○○地点。5W送信中」とか「1Wにダウンして送信中」などと話し、自宅側で復調されているかどうか、帰宅後、レコーダーで確認するという方法。交信したことにはなりませんが、交信可能かどうか、おおよそのところはわかります。


 その結果は? 地下鉄長町南駅前およびショッピングセンター・ザモール前。5W、1Wともきれいに復調されていました。自宅との距離2.2km。ちょうど大年寺山が間にあって条件は良くないのですが、なんのその、です。


ザ・モール前


 続いて、JR長町駅方向に歩いている途中、歩きながら送信してみました。5Wで9割程復調。1Wでは4割程度復調。歩きながらの場合は、ビルの陰に入ると厳しいようです。
 

 そしてJR長町駅前。立ち止まった状態で送信。ここは5W、1Wともに完全復調。ただし、1Wは少し危うい感じの聞こえ方でした。高いマンションやビルがあるものの、道路と広場による空間が確保されたことが良かったかもしれません。距離約2.5km。


長町駅前


 立ち止まっての交信であれば、長町周辺は1Wでも可能なようです。たった10cmのホイップですが、いつもながら良く飛んでくれます。



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DPR6 街中交信実験

2014年02月01日 | 特小・DCR運用


 DPR6を使った街中交信実験をしてみました。DPR3(1W)でも仙台中心部の大通りであれば自宅と交信できることを確認していますが、5Wではどんな感じなのか?

 <自宅側>
 リグ DPR1+ベランダGP(80cm程)5W
    DPR3+窓際室内のモービルホイップ(55cm)1W

 <移動側>
 リグ DPR6+付属ホイップ(10cm)5W、1W切り換え

 双方秘話機能オン


 自宅でXが待機。自分はDPR6を持って、市街中心部をあちこち歩き回ってみました。XにはDPR3とDPR1から交互に応答してもらいました。自宅は南向きのため、市街地とは反対方向となります。

 はじめに錦町公園。ビルに囲まれけっして良いロケーションとは言えません。メリット5。1Wに下げても交信可。自宅からの距離約2.5km。少し進んで勾当台公園。ここも同じくメリット5。1Wでも交信できました。さらに県庁敷地内。1Wでは少しケロって、ポイントを合わせる必要がありました。5Wでは難なく交信可。距離約2.6km。


東二番丁通り タワービル前 1Wで交信可

錦町公園

県庁前


 そのまま北進し、青葉区役所裏の狭い路地へ。大通りと違って厳しいかな、と思いましたが、5Wでメリット5。1Wに下げたところまったく入感なしとなりました。さらに北進し、北四番丁交差点。Xによると5W時、DPR3にこちらの音声はきれいに聞こえているとのことでした。こちらにはDPR3からのXの変調は何も聞こえず。DPR1からの変調はきれいに復調されます。メリット5。その後は、5W同士での交信。北四番丁から300mほど先のフォレスト仙台でメリット5。アンテナマークは立ちませんが、安定して交信できました。距離約3.2km。


狭い路地でも難なく交信


 まだまだいけそうな感触はありましたが、今日はここまで。

 印象としては、
 ・1W同士の場合は、2km圏内であれば面的にカバー。
  路地に入ると厳しくなり、ポイントを探す必要がある。
 ・5W同士の場合、3km圏内は余裕で面的にカバー。
  大通りはもちろん、路地に入っても問題なくつながる。

 
 予想通りではありますが、さすが5W機。自宅との間であれば、仙台市中心部から北仙台駅あたりまでカバーできそうです。自分にとっては生活圏のほぼすべてと言ってよい範囲。5Wならメリット5、1Wでは復調ならず(メリット0)の範囲が確実に存在することもわかりました。ちなみに自宅と職場との間での交信もしてみました。距離約2km。DPR3ではポイントを探る必要がありましたが、DPR6では室内窓近くであればどこでも交信可。デスクの前に座ったままでも交信できてしまいました。たった10cmのホイップでよくぞ飛んでいくものです。機会をみて次は南方向、長町方面での街中実験をしてみます。




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