午後、孫達が自分と入替わりに遊びに来たので、研究会はTさんへの連続三度目の手伝いを済ませて早々に途中で帰宅した。
開始直前Wさんから以前に青葉教室(修養カリキュラム2年)で1年程習ったという一日体験者の紹介があり、自分が退室する少し前からWさんの下で体験を始めた様だった。
この体験で入会の可否は自ら決められると思うが、リタイアー後カルチャースクールへ入学する人達の約半数は「先ずはやってみて自分との合性を確認する」がお手伝いをしていた時の大方の理由だったから、若しかしたらこの人も一時は断念して中途退学、再び意欲が出たのかなと勝手に解釈した。
夜は駅東口近くの居酒屋で、研修旅行とそば打ち奉仕活動の反省会を兼ねた忘年会があり参加した。
参加者は近年に無い少なさで20人程だったかな、鍋を囲んだほぼ4~5人が自然の流れでグループ化してそば談義。自分の所の3人は研究会長期欠席者で偶然にも4人は今年入院した疾病者、5人全員既に健康寿命が尽きた診察券を数枚持つ通院者だった。
「蕎麦とうどん、どっちが好き?」と突然出て来た事からお互いが食料難時代へと逆行して、貧食の体験者同士であった事も再確認して“付録の人生は大いにそば打ちを楽しもう”と意見が一致して我がグループは散会した。