ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

新年会

2010年01月21日 | その他
   
                    
昨日から一泊二日で福島旧友会(職場)の新年会が岳温泉老舗の松渓苑で行われた。
恒例の忘年会を休止しての新年会は初の試みだったが、忘年会とは雰囲気も異なり、自分個人では十分過ぎる程楽しんで帰宅した。福島局在籍者の会。転勤族、職種も異なり今回も新顔が2~3人あって、改めて自己紹介の時間も設けられた。振り返れば新人時代の東京で若しかして何度か一緒に仕事で関わったのでは?と思われた人も、またそれぞれの経歴や人生感も多少なりとも伺う事が出来た。常連だった数名の不参加者は、病み上がりや定期検診と聞き、自分も一週間前には通院していたので、迫り来る老いの恐怖を改めて実感した。
            
部屋へ案内されて小休止した後、先ず一風呂と洗面道具一式の使い捨てタオルを手にした。これまで何処の旅館にも無かった立派なタオルと更にこの時期ならではの厚手の靴下まで添えられて、この旅館のもてなしぶりと気使いは即座に本気だと感じた。そして夕食は懐石料理のフルコースでこんなお膳からスタートした。次々と造り立ての温かい料理が運ばれて、献立表によれば食前酒を除き12品。初めにお造りのマグロを口にした。瞬時に素材と調理人の腕前の良さを感じて、それぞれが期待通りの美味で十二分に満足した。女将さんの挨拶では創業104年「格式のあるこの旅館に昔は泊まれなかった」と誰かが囁いた。時代も変りごく標準的な料金で泊まれる様になったこの旅館、好みもあるが、全て満足した100点満点の宿だった。

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