ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

南瓜

2011年09月06日 | 素人百姓
            
放射能土壌汚染により今期は食用野菜の栽培は諦めて、雑草駆除目的につる物野菜の西瓜と南瓜にさつま芋、更に除染作用があると言われたひまわりを植えた。
一面つるに日光が遮られて雑草が生え難い事は確かだったが、手作業で一度は丹念に除草したもののすっかり藪になってしまい、再び早朝から5時間ほどかけて手作業で除草した。
西瓜は既に終わり、南瓜も大きい良品は既に友人にお引取り願いが済んでいたので、取残しの物を収穫した。雑草と同時に堆肥にと考えたが、再びお引取りを期待して家に持ち帰った。
            
西瓜にしても自分が一度も口にしないのは、お引取りして頂いた方に何とも申し訳ない気分になり、自らも人体実験台にと白い南瓜の“雪化粧”を調理した。
味付けは料理教室で習った本格的日本料理「南瓜の炊き合せ」。南瓜600gに酒→大さじ2、醤油→小さじ1、塩→小さじ1/2、水→1カップ(鍋にひたひたになる位)で、先ず砂糖と塩を完全に溶かしたところに南瓜を並べて水分がほぼ無くなくまで煮込んで完了。
内部に蓄積した分は目をつぶり、せめて表面の汚染物皮はピーラーで剥いた。尚、この味付け不味い南瓜でも素材の風味を十分残して美味しく食べられるので一度お試しを。

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4 コメント

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春先に (つぶやきジロー)
2011-09-08 21:27:58
春先にスーパーで買った南瓜が意外と美味かったので、ゴミタメ(雑草堆肥)の土に成っている所にその種を5~6個土を被せて置いた。10日ほどして芽が出て元気に繁茂した。この前、蔓を片付けたら20個程度の南瓜が収穫できた。南瓜は種を買ってまでするものではないらしい。春先に腐った南瓜をゴミタメにスコップで割って捨てておいても自然に芽が出る生命力のある野菜である。南瓜を煮るときに、鍋が焦げ付かず、ホッコリ仕上がる方法は無いものか何時も挑戦しているが上手く行かない。今年の楽しみは、今までの「紅あずま」を金時苗にしたのだがその出来具合が楽しみである。
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 (つぶやきジロー)
2011-09-09 14:04:46
今日は収穫してから2週間たった南瓜をレシピ通り煮込んで見た。少し水っぽくイマイチ、火を止めるのが早すぎたのか、南瓜が悪かあったのか? 私の実家は松茸の産地だが今年は山のキノコが採取禁止となった。残念! 余談だが私の従兄弟は山師をしている。原発爆発直後、山に入って値踏みしていると、舌に異様な味を感じたそうである。それは釘を口に含んで大工仕事をする時に感じた釘の錆びた金属の味に似ていたそうである。放射能の味は金属の味だそうで、我が家の農産物も食するとき要注意である。
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 (PL)
2011-09-10 09:36:03
つぶやきジロー様
早速試されたそうで・・・ご期待に添えず申し訳ございませんでした。
南瓜に限らず鍋物は火を止めるタイミングが難しいですね。
師匠からの直伝を厳守しているだけですが、火から離れてはダメ。紙蓋など落し蓋をして煮込みます。この南瓜の場合は砂糖が入っているので煮上がりのサインは煮汁が少なく大きな泡状になり、鍋底の汁が僅かに残っている状態で火を止めます。
器に盛り付けて、僅かに残った粘度のある汁を上からかけて完了です。
ところで南瓜はメキシコ産とかトンガ産の輸入品の方がはるかに美味しくて、国産は何故不味いのでしょうか。素人百姓長年の疑問です。
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ああ~ (つぶやきジロー)
2011-09-11 19:06:42
ああ~、落し蓋を忘れていました。
今年の場合はゴミタメの南瓜で、南瓜には環境が恵まれすぎてたかもしれません。肥料や水分が有りすぎたかも? 「土手かぼちゃ」と云って厳しい環境の方が良いのかも。そう云えば、今年の玉葱も肥料やりすぎて、直ぐ腐ってしまい秋まで持ちません。
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