自分を挟んで前後3年の間に福島局で退職した同じ釜の飯を食った仲間の昼食会、東日本大震災原発事故で中断していたが、今日3年ぶりに信夫山裏にある升富しのぶ野で開かれた。
仙台から参加したHサン(現役時代の愛称)を除き他は全員市内在住だが、旧友会で逢う事も以外に少なくて、皆それぞれが「イヤー!しばらくぶりだったナイ」がお互いの初挨拶だった。
自分とMチャンが病人とあってか、こんな時定番だった病院・寺・戒名・墓の話題は皆無で、2人の症状に軽く触れただけで、現役時代の今にしては笑い話で済されるお互いの仕事先での懐かしい失敗談にほぼ終始した。また爆発した第一原発の取材にも関わり、定期点検中の炉心へ入った猛者も居て「どんな病院よりも、恐らく日本で一番美しかった施設、爆発なんて全く考えも出来なかった」と口火を切ったら、それぞれが自分とはまた異なった第一原発への深い思い入れがあった。
僅か2時間余りでは語り尽くせず解散となってしまったが、来年の幹事はKチャンが自ら名乗り出て、再び参加出来る事を願いながら帰宅した。
病院、寺、戒名、墓の話題が出なかったのは以外ですね
最近は無線の集いでも出る話題ですよ。
現役時代に関西電力のご招待で福井県の原発の原子炉が定期保守で休止していて原子炉内を見学しました。燃料棒が出入りする穴の部分も歩いてきました。
階段の手摺りや壁には高レベル放射能の埃が付着してるから絶対に触れないで下さいと厳重に注意されまた。
原子炉内に入る時はパンツとアンダーシャツ以外は全て支給品に着替え履き替えました。着衣は使用後は焼却処分するそうです。
勿論、被曝バッジも付属していて入室前後の被曝数を比較しましたが何故か単位がミリシーベルトでした。普通はマイクロシーベルトで表示しますね。
持参した放射能計測器では安全な筈の冷却水の排水路では10マイクロシーベルト以上を表示しました。
因みに結婚前の男女は原子炉内に入れないそうです。