一輪挿し(会津本郷宗像窯)
猪口(宗像窯)
仕事でいろんな窯元を訪ねた。何時の間にかすっかりその魅力に取付かれて、直感でしかも小使い銭の範囲内で楽しんで来たが、今は年金生活者に付き小休止。数の中でも始めの頃に求めたしかも低価格の生活雑器、この“一輪挿し/徳利”が一番のお気に入りなのだ。これを眺めていると荒れ果てた心も何時の間にか癒されて、大げさかも知れないがこれまで何度もピンチから救われた精神安定剤?もう片時も手放せない逸品になってしまった。
宗像窯七代目宗像亮一先生の作品は“亮”八代目の若先生利浩さんは“利”の字を壺台付近に表示、これは“宗”職人作の決して芸術作品には成り得ない物なのだ。しかもこれは伝統の釉薬(蕎麦猪口)で焼いたもの、多分登り窯の温度が十分に上昇しなかった窯(部屋)での作では?と素人判断である。何れにしても、素人の自分の価値観はこんな低次元だがナケナシの小使い銭をはたいて求めた“先生の作品より気に入ってしまった”許してもらえるだろうか。
いつもお世話様です。
4~5年前に宗像窯に行ったときのことを思い出しております。
http://ja7ao.sub.jp/reha/kuruma.htm
その時の旅行記を昔書いてありました。
よい思い出になりました。