昨年2月の記録的な大雪でNTD-3040(40/30m短縮DP)片側エレメントが折損した。プロによるエレメント交換工事を終えて間もなくアンテナ回転により数箇所でSWR=∞が頻繁に発生する様になり、点検修理も出来ないまま良き所で回転を止めて使っていたが、2月末完全にダウンしてしまった。
今日何時もお世話になっているプロのSさんにより点検修理を実施したところ、給電部の同軸コネクター(8D-2W)とケーブルシールド網線の天ぷら半田と判り、しかもスカスカの状態だった。
コネクターの画像は全く同類の5D-2V用だが、この種の物はアマチュア専用品で、ケーブル網線(シールド)とコネクター筐体との接続は4個の穴から半田付けで処理するプロ仕様品からすれば三流品。筐体内部と網線の間には0.5mm弱のスペースがあり、余程注意して半田処理をしないと穴だけ塞がり網線とは接続されない状態も発生してしまう。
今回の現象も穴には綺麗に半田が流れ込み、外見上は完全に見えても経年変化もあってダメになったプロらしからぬ“弘法も筆の誤り”の半田付け処理だった。
ほぼ2時間程の点検修理で完全復旧した事により、夕方NP4A(Puerto Rico)30mCWのBand Newを得て40/30mの再スタートとなった。
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