ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

信夫山の柚子

2016年11月22日 | 原発事故
              
 
福島市の隠れた名産品「信夫山の柚子」は原発事故により現在も放射性セシウム濃度300 Bq/Kg前後あり出荷停止となっているが、主に栽培されている中腹の産地を除けば一般食品の許容値100 Bq/Kg以下まで下がり、販売目的以外問題は無くなったそうだ。そんな柚子を今年もそば打ち仲間のYさんから産地から相当離れた所で栽培された検査済(25 Bq/Kg)証明書付きの物を10個程頂戴した。
身体に何の問題も無かった頃は迷わず茶そばと同類の変りそばの“ゆず切り”を打って楽しんでいたが、今は叶わず朝食のパン用に3時間程かけてマーマレードを作った。
原発事故直前までは信夫山の柚子で市と商工会議所が業者と提携してお菓子や食品類の開発で町お輿を推進して、自分は柚子パウダーではなく信夫山の柚子を使った食味抜群の本物の“ゆず切り”の普及を図り、何時の日か業者間にも広がり福島の名物蕎麦“信夫山のゆず切り”を夢見ていたが、事故により夢で終ってしまった。

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