ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

釜揚げそば

2016年12月10日 | 手打ち蕎麦打ち
              
KFBで18時から放映された「人生の楽園」で西の小京都と言われる島根県津和野町で農家レストランを営む夫婦が紹介された。
聞き飽きてしまった地産地消で町興し、この夫婦も津和野の町を元気にしようと農家レストランを始めたそうで、名物は何と釜揚げうどんならぬ水で打った“十割釜揚げそば”で人気になっているそうだ。
そばを茹でたそば湯と共に汲み上げたそばをそば汁に浸けて食べるざるそばと変らない食べ方だが、“釜揚げそば”を検索してみると、どうやらこの地方の食べ方の一例で、汲み上げたどんぶりに好み量のそば汁を入れたり或は具をのせたりと様々だが、そばの香りとコクが十分に染込んだそば湯も同時に口にするのだから不味い筈は無く、どうやら“不味いそばを食べる時の先人達の知恵”の理に適った継承ではないのかなと思った。
それにしても地方によって打ち方も食べ方も千差万別だから“そば”には興味が尽きない。
午後吉井田学習センターの研究会で1時間程雰囲気を楽しんで来たが、1月12日午後には吉井田小学校依頼により料理クラブ児童35名の「そば打ち体験教室」と14日の新年初打ちはルチン含有率の最も多い“赤蕎麦”オーストラリアタスマニア産と云うから楽しみだ。
因みにタスマニア産の蕎麦は、そばが一番不味くなる初夏から新そばが出るまでの間に何とかして美味いそばを提供したいと、千葉の製粉業者がタスマニアの緯度が青森と同じで気候も真逆の事から契約栽培を実現したそうだ。