ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

かぼちゃのお汁粉

2013年04月15日 | 男の料理
  
                    
昔「テレビ総白知化」なんて叫ばれて番組の質が問われた時代があったが、現在はそれ以下と感じられて、生涯番組制作を生業として来たOBとしては何とも辛い。
そんな訳でTVもニュース以外真面目に視聴する事も無くなったが、何時だったか風呂あがりに偶々目にしたのが“秘密のケンミンSHOW”だった。各県代表のタレントを数多く集めて、みのもんたの司会でその日に採り上げた県の県民性や食べ物等、他県人の知られざる秘密を暴露して行くもので、他のバライティー番組とは一線を隔した真面目なものだった。
この時は北海道で、北海道県民のお汁粉は餅や白玉では無く、何の不思議もなく特産物のかぼちゃが使われているそうで、スタジオでは全員で試食、皆が「これは美味い」と言っていた。
一昨日正月に残した小豆が出てきたので、買い置きしたニュージランド産かぼちゃもあったので、昨日一晩水に浸した小豆を煮て“かぼちゃのお汁粉”を再現した。
かぼちゃは料理教室で習った和食の煮方を忠実に実行、ただ面倒なので煮崩れ防止と見栄えの面取りはしなかったが、このままでも和食の膳に一品として加えられる物。かぼちゃが煮あがったところでお汁粉の鍋に投入して2分ほど加熱して完成した。
お汁粉に違いはなかったが「どう見ても冬至に食べる福島の郷土料理“冬至かぼちゃ”の餡がスープ状になっただけ」と評価はイマイチだった。