ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

手打ちそば研究会

2011年02月12日 | 手打ち蕎麦打ち
            
昨夜から雪が降りだし今朝のTVニュースでは福島市内の積雪量は7cmと放映していた。各地方では近年に無い豪雪と被害の状況が度々報じられていたが、ここは何故かスポット的に雪は少なく平年並みで大助かり、矢張り異常気象の証だろうか。
そんな昨夜からの雪は春先特有のベタ雪で、電線や我が無線道楽のアンテナへの着雪は予想以上に多量で、エレメントの給電部分は完全に雪に埋もれてしまい、皮肉な事にこんな時に限ってST2AR(3.503)とTJ9PF(10.104)は今までで一番強く聴こえていた。
パイルアップも激しく展開していたが、昔VK0JS(Heard Is)の時もこんな状況の最中に、チューナーでSWRを強引に下げてGetしたので、何れもBand Newだったし、アンテナはダミーロード状態と承知して“万が一の夢の再現”なんて馬鹿丸出しで参戦した。
ST2ARの30分とTJ9PFの1時間は何れもエネルギーの無駄使いだったが、理論的には絶対に有得ない事への馬鹿な挑戦は何とも変ったスリルがあって面白かった。
            
我が家からは西に位置する吉井田学習センター、積雪量も若干多いので倉庫からの機材搬出台車の移動も心配して行ったが、通路も完全に雪溶けしていて難なく事前準備は終えた。
参加者は平均的な13人、今回の粉は全国的にも有名な茨城県産の“常陸秋そば”だったが、自分は暮れの残量整理で“会津のかおり”と“会津在来種”に揚げそばがき用に求めた奥会津奈良屋の粉のブレンドで1Kgを打った。
こんなそばは旨いはずがなく温かい汁で食べるごまかしのそば、数日前に放送した「おしゃべりクッキング」の“牡蠣のあんかけそば”にして食べた。
豚バラ、長ねぎ、椎茸で汁を作り、片栗粉でトロミをつけて牡蠣とせりを加えてサッと火を通して、熱湯で温めたそばを器に盛り、汁をかけておろし生姜を好みで散らす。トロミのついた汁、全員が初めて口にしたが、豚バラと牡蠣の出汁の絶妙なバランスにせりの香味、おろし生姜の香りはそばは完全に脇役の感じだった。