ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室26回目

2007年05月17日 | 男の料理
                 帆立貝とそら豆クリーム煮クレープ包
旬の食材、キャベツ・筍・そら豆を使って“回鍋肉片(ホイコウロウペン)”と“帆立貝とそら豆クリーム煮クレープ包み”の二品を習った。
「回鍋肉片」
昨年も作り二度目。これは我が家でも好評でもう4~5回も作っていたので、先生(自宅でやってもろくな物しか出来ないと禁止令)と他人には気付かれない様に復習の感覚で習った。豚バラブロックを固まりのまま生姜、長ねぎを入れて15分ほど茹でて水に取り、更に15~20分そのまま水の中で冷して3~4cm角、5mm厚さに切って使うところが最大のポイント。生肉を炒めるのと大幅に異なり、茹でる事により油分を抜き、しかも肉が軟らかくソフトな食感になって、全体の仕上がりもこれが中華?と疑ってしまう和食の料理人ならではの技。煮ていた物を水で冷す。何とも不思議だが、自然に冷ますよりこの方が心まで火(熱)が通るそうだ。
「帆立貝とそら豆クリーム煮クレープ包」
そら豆は今しか入手出来ないのでこれこそ旬の味で、また生クリームを多量に使う事から、作る前から「これは旨い」と想像した通り帆立とそら豆の旨味が生クリームに凝縮して上品な旨味に仕上がった。クレープの焼き方は卵の薄焼きと同じ要領だが、これが以外に難しくて皆んな苦労した。テフロン加工の物は×で昔ながらの鉄のフライパンに限るそうで(以前家で薄焼き卵をやってみたが、テフロン加工のフライパンなので、矢張り教室の様には出来なかった)更に、焼き方には極意があって、フライパンの焼き方・油のひき方・液の流し方・手首の振り方など、当然書物では得られないものを数多く授かった。