ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

舘岩産

2007年05月09日 | 手打ち蕎麦打ち
連休疲れだろうか?参加者は少なく何時ものほぼ半数の9人で実施した。
今日の粉は県内産で、全国農水省生産者局長賞受賞、全国第二位の会津高原舘岩の星喜久夫さんの玄そばを製粉した物。
製粉者のSさんから「今日の粉は大変難しいので10割は無理。外一(つなぎ粉一割)か二八で湯こね、調整加水は水」との指示があった。また補足指示としてWさんから「つなぎ粉は湯こねの後に追加」もつけ加えられた。Wさんから伝えられたこの方法は初めて知ったが理に適っており、この打ち方をしている流派もあるそうなので、難しいの一言には大変途惑ってしまったが、研究会なので迷わずこの方法に挑戦してみた。外一でそば粉500g(つなぎ粉100g)なので、熱湯280gで水回し(湯)した後つなぎ粉を加え、水50ccほど加水、硬めなので更に手水で約20cc位加水した。難しい粉にしては意外なほど練の手の感触も良く、慎重に取り組んだ事もあってか、四つ出し後の本延し、厚みの調整も今一番の課題でイマダに克服出来ないでいるが心なしか何時もより上手く行った感じだった。
茹で上がりは透明感がありモッチリした食感で、風味はさすがにこの時期とあってはイマイチも、新そばだったらやはり最上級品かも知れないと想像出来た。舘岩産は過去にも打っていたがもう記憶に無い。このそば粉、新そばで是非再挑戦してみたい一品だ。