ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

シルバーイーグル改造

2006年05月23日 | アマチュア無線
DXCC Honor Roll入りした1985年頃パイルアップの必需品として各国のDXerにモテハヤサレタアスタテックのシルバーイーグルマイクロホン、当時は頭に血が上りっ放しで音質など完全度外視してタダヒタスラにパイルアップに勝つ事だけが目的だった。しかしゴールが見えるHonor RollをGetした頃からこのマイクロホン確たる効果の実績も証明出来ず、何よりもこのマイクロホンを使ったローカル(国内)とQSOすると低域は極端にカットされて高域は更に跳ね上って歪みを伴った音質は不快感だけでとても疲れてしまう事に気付いた。
マニアルからもクリスタルエレメント+Mic Ampのf特が100Hz-10dB、3KHzをピークに+12dB、5KHz-5dBの下降特性からもチョット音をカジッタ方なら聴くまでもなく一目瞭然で、この事は相手に取っても同感で、更にこのマイクはMade in USAは小人(日本人)の体力の限界をはるかに越えた化け物で巨人(外人)仕様なのだ。
貧弱な自分はマイクのヘットは額付近にあるしRTT SWを死に物狂いで握るが握力不足でショッチュウOFFってしまう。「原型を保ってこそ価値がある」と友人は改造に大反対。でもどうせ使い物にならない物ならばと忠告を無視して大改悪(造)を決行した。
 1)高さ1/2に短縮。
 2)PTT SWを解体コールサインプレートで穴埋してミニトグルSWに変更。
 3)Mic AmpをFET Ampに作り替え。
シルバー・イーグルと言っても皆んな驚き誰も信用しない。予想外の好結果に十分満足してしばらく使ったが意外な落とし穴に気づく、スタンドは原型のままだった。「うさぎ小屋机の上で邪魔をする」と言う訳でお蔵入りしていたが写真撮影のために本日約19年ぶりのお出ましと相成った。