ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

パウンドケーキ

2016年11月09日 | 男の料理
              
孫達から再びアップルパイのリクエストがあったが、自分の楽しみもあり今日はパウンドケーキに初めて挑戦した。
紅玉の加工はアップルパイと同じ方法で作り、パウンドケーキはレシピに従い忠実に実行した。ただ、りんごを加えた物は見つからず、一個に一個分を詰込んだので容器内はりんごで満杯になり、焼き上げる前は生地からはみ出してしまい心配したが、焼き上がりはすっかり生地で覆われてきれいに仕上がった。
婆さんは試食を強く希望したが、四人共に食べ盛りなので手を付けずに男組の下校時間に合わせて配達した。
作り方は予想外に簡単だった。次は自家用にドライフルーツやラム酒を多量に加えて大人の味で再挑戦。

DXCC追加申請完了

2016年11月08日 | アマチュア無線
 
10月21日Air Mailで送付したDXCC追加申請書類一式は27日ARRLへ到着して31日に審査されて今日無事に戻った。以前は2~3ヵ月もかかったが、LoTWの普及で直接申請する数が激減したのか僅か二週間あまりの期間だった。
MIXED-359
PHONE-355
CW-352
RTTY-280
CHAL-2328
80M-190
40M-299
30M-282
20M-342
17M-310
15M-337
12M-276
10m-292
と認定されたが、昨年10月にJH1AJTさんが運用したE30FB(Eritrea)40mSSBは“No Documentation Rec”で拒否されてしまった。
AJTさんは主に後進国へ出向いてボランテア活動をされている様子で、そんな時は殆んど運用され我々には数多くの珍局を与えてくれる。しかし、この時のEritrea主管庁の運用許可証は何らかの理由で得られなかったのかは分らないが、否決された事はDXCCデスクにはまだ未提出なのだろうか。
現地人による運用は皆無なのでチャンスは何時訪れるか全く予想も付かないが、整理簿の交信完了の空白欄を眺めながらいろんな空想をしながら待つ事も楽しみなので、次の作戦を練りつつ待ちたいと思う。

定期通院

2016年11月07日 | その他
              
今朝福島盆地内には放射冷却が発生して初霜があったとローカルニュースで放映されていたが、そんな影響で年に一度か二度も無い絶好の晴天の下、早朝半年に一回の予約定期健診へ郊外にある済生会病院へ向った。
こんな日に採尿採血と問診で午前中を費やしてしまい何とも悔やまれるが、2年半前に手術した前立腺肥大症の術後のPSA観察が主目的だ。
手術時の組織検査でも全く問題は無かったが、以後に癌が発生するケースも数%あるそうで、今日のPSA検査結果に異常があれば即電話連絡で再来院、電話が無ければ来年5月8日の通院が指定された。
何時まで通院が必要なのか問う事はしていないが、恐らく兆候が現れなくてもお迎えが来るまで続くのではないだろうか。
午後、天候は変る事無く継続していたので月一回は継続している“師匠の打ったそばを食べる”を実行した。
11月に入れば何処も一斉に新そばに変るが、麺の質味共に通常と変りなく新そばだったのだろうか。
開店するずっと以前に「蕎麦屋には月替わりで異なった種類や産地のそばを出す所と年中同じ品質を保ったそばを出す所がある。前者は素人受けのする所でもあり打ち手が未熟でも務まり、後者は通が好み熟練技が求められる」と話していた事があった。
師匠は後者を選択。玄蕎麦は一貫して“あいづのかおり”だが、恐らく消費量からしても産地の異なる粉もあり、年間変らぬ品質維持は自分の経験からしても正に“神技”なのだ。
そして美味いそば湯も飲んで改めて再確認した事があった。味には個人差があってそばに限らず大変難しいが、そば汁の自分の判定はそば湯を口に含んだ瞬間の出汁の香りで判断している。
薄いそば湯を平気で出すところもあるが、これは論外三流そば屋、ある程度の濃度は必須だ。

紅玉ジャム

2016年11月03日 | 男の料理
              
しばらく行っていなかったJAここら農産物直販所矢野目店へ行くと、何と先日黒岩店でりんごを搬入していた生産者に「とっくに収穫終ってもうねいわい」と言われた紅玉が数袋陳列されていた。
青森産が出回るまで待ちかなと思っていたので、迷わず6個入り380円2袋を買い物籠に入れた。そして葉物が陳列されている所を通りレジに向うと、市内ではこれまで何処を探しても無かった“パクチー”があったのでこれも買った。
パクチーは東南アジアの香味野菜で料理自体があまり食べられていないので普及していないが、どうやらこの盆地内でも栽培されている新たな発見だった。
これを使った料理にも興味があって何度も作ってみたいと思っていたので、途中で鯵を買い、夕食に“鯵の香草炒め”を作った。
紹興酒などで下味をつけた鯵を多めのごま油で揚げ焼きにして一旦取り出し、ごま油を熱しにんにく・生姜・ネギのみじん切りを炒めて鯵を戻し、塩・砂糖・こしょう・酢・ナンプラーと水の合わせ調味料を加て炒め、仕上げにパクチーを混ぜ合わせて完成。せりとも異なる風味はクセにもなりそうな美味い鯵料理だった。
紅玉のジャムは8個を処理後1Kgにグラニュウー糖400gとレモン汁1個分を加え煮詰めて、火を止める直前にシナモンパウダーをアバウトで加えた。


10月のBand/Mode New Entity

2016年10月31日 | アマチュア無線
              
今月は多くのDXペデションがありターゲットはTL0A 80mとS9YY 12/10mのBand Newだったが、S9はもはや3ELに毛が生えた程度では全く聴こえずTL0の信号もSメーターで6~8のノイズに完全埋もれてNGだった。
サイクル24も氷河期に入り100Entity以上も残している80mがこれからの稼ぎ場所なのだが、年々増加するローカルノイズには阻まれ「早起きは三文の徳」は遠の昔話になってしまった。

学習発表会二日目

2016年10月30日 | 手打ち蕎麦打ち
              
 
昨日とは一変して薄日も差す穏やかな天候になった。
例年通り二日目は参観者も少なく一時は昨日より多い22Kgのそばがさばけるかと不安になったが、昼が迫ると共に急増して熟知している水場の食器洗いもテンテコ舞いになった。
昨日もこの場を勤めたAさんと昨年も一緒だったが、元会長のIさんも途中から助っ人に入り、偶然にも3人は自称万年青年の最長老組、既に健康寿命も尽きてしまった者同士で、この担務は正直誰もが避けて通りたいと考えている様にも思える。
昼前には女性組最年少の家庭に入り休会中のKさんもしばらくぶりに子連れで訪れて「何歳ですか」と聞くと、可愛い声で「二歳!」と男の子。あまりの可愛さにKさんの許可も得ずに10枚もシャッターを切ってしまった。
洗い場の移動式シンクと相性が悪いのか例年腰痛に悩まされながらの作業は、Aさんの「去年より早く痛くなって来た、ヤッパリ歳だナイ」は全く同じで、引篭もる事が多くなってしまった今、正直苦痛を感じながらも好きな事に関われたとても充実した楽しい一日だった。

学習発表会一日目

2016年10月29日 | 手打ち蕎麦打ち
              
 
吉井田学習センター学習発表会の初日を迎えた。
ここ学習センターのカリキュラム外の我々「福島手打ちそば研究会」は10数年前から当時の館長さんのご理解を得てここに定着して月2回の研究会を今日まで継続、また館長さんのお勧めで始めた学習発表会でのそば打ち実演販売も10回目となった。
早朝から吾妻下ろしの強い季節風が吹き荒れる生憎の天候になり、見学者は例年よりは少な目に感じられたが、21Kg打った“二八”のそばは1時過ぎには完売になった。
昨年まではただ一途に“釜場”で食器洗いとそばの“茹で”も交互に担当していたが、今日は先日のあづまの郷に続き体調も考慮して、10年目にして初めて室内の“そば打ち”の場で打ち手の補助として切上げたそばの計量と打ち代やまな板の清掃などに専念した。
完売となり一段落してまかないを食べている時、隣に座った“茹で”を担当していたSさんが、そばを箸で挟んで持上げ「この様に角が立って真四角に切れているベテランが打ったそばは、茹で上がると同時にそろって浮き上がり、そうでない切り方不揃いの物はバラバラに浮き上がって来る。それは食感の差としても現れ、茹でていると切り方だけで打った人のレベルが判ってしまう」と明解な答えだった。
自分も長年茹でを経験していて、そば専門の底の丸い鍋なら素直に回転して太・細の差は顕著に現れないが、そば研使用の底が角張った寸胴では著しく回転し難いので簡単に判別出来てしまう事に同感だった。
今日は楽をさせてもらったので、明日朝起きてからの判断だが、多分疲労は残っていないと思うので再び“釜場”へ復帰しようかなと思う。

大失敗

2016年10月28日 | 男の料理
              
道楽が災いして気がつけば何時の間にか週三日の主夫業も定着して、気分次第でやっていた時は悩む事も無かったが、最近は「さて今夜は何にしようか」と世の主婦並になってしまった。
しかし、便利なもので迷った時はNetで検索したりTVで視聴したものを即実行。そんな事から今日は昨日TVをONした瞬間気仙沼の漁師の奥さんが作るさんま料理の数々を途中から視聴して、その中からさんまのナメロウをぎょうざの皮で小籠包の様に丸く包み油で揚げ焼きにするものがあり、簡単で美味いと思ったので迷わず挑戦した。
三枚下ろしにした物を買えば簡単だったが、昔小名浜の仕事先で「素人にも出来るさんまの刺身の作り方」を教わり、その方法で何年かぶりに三枚下ろしにも挑戦した。
刺身に出来るさんまの見分け方は、尻尾を握って垂直に立てそのまま垂直が保てれば新鮮で合格。
弓なりになったので生食には向かないが、火を通すので問題は無くこれよりスタート。
①まな板にさんまを背を下にして立てる。
②尻穴から包丁を斜めに入れ骨に当ったら包丁を水平にして頭まで引く。
③手に取り頭を持ち背に向けて骨を折りそのまま尾まで引くと皮は自然に剝けて完了。
④まな板に寝せて尾に包丁を入れ骨に沿って頭方向へ一気に引く。
⑤裏返して④と同じく包丁を入れて三枚下ろし完了。
これで腹の部分には内臓もそなまま残り、新鮮なら内臓も崩れず塩を振って焼けば、さんまはモツが一番美味と信じる自分には最高のご馳走になる。
以上の工程を経てナメロウを作り、TVで見た通りに餃子の皮で丸く包んだが、何としても小籠包の様な形にはならす失敗してしまった。
原因は既製品の皮。柔らかそうで結構硬くて、成功の鍵は弾力性があって柔らかい手作りの皮でなければならない様だ。

サン金星

2016年10月27日 | 男の料理
              
JAここら農産物直販所に頻繁に通う一番の楽しみは時として桃や梨・林檎の従来福島には無かった珍しい品種が発見出来るからだ。主力品種に混じってごく少量埋もれていて普通の人は見逃していると思えるほどで、多分それらはこの地の新品種として試験栽培している物ではないかと思う。
値段も安く5個で350円。「サン金星」名の通り無袋栽培で肌はザラザラ見た目は悪く一個400gほどあり、果肉は適度に硬く酸味も少なく甘味が多くジューシーで口の中には香りがいっぱいに広がり、食味抜群のサンふじに次ぐ、しかも1ヶ月も早く食べられる自分好みの美味いりんごだった。味は抜群、福島を代表するサンふじに次ぐりんごと認知されても良いなと思った。

芋煮会

2016年10月23日 | アマチュア無線
                
無線仲間恒例の芋煮会が安達町のOLWさん宅の裏山の鉄塔の下で行われたので参加した。
月例会(居酒屋での飲み会)の延長戦で春はOLWさんが植樹した数十本のソメイ吉野の花見をしながら焼肉パーテーが行われ、この芋煮会も体調不良で参加出来ない時もあたが、確か今回で11か12回目だと思う。
この会はリタイア直後にDHSさんに誘われて加入したが、無線に興味があれば「来る者拒まず、去る者拒まず」の出入りも自由な役員や会則も一切無い気楽な好者同士の集まりで、今回DMH.TCT.UBIさんとボケで失念してしまったK**さんとは初対面だった。
この時期芋煮会は他所でも多く行われていて、午前中だけで1人抜けて午後に2人参加の掛持ち組もあり総勢14人はDX(海外通信)に限らず国内・移動運用・V.UHF・D-STAR・衛星通信・デジタル化最新機器など、芋煮の鍋・焼肉・焼きそばを肴に日が陰るまで語り合った。
今回の芋煮の鍋は郷土料理のさといもがメーンも、AWVさんが会津三島町沼沢湖の山林から採って来た二種類の大量の舞茸と名は忘れてしまった珍種のきのこで、さといもは完全に脇役になり滅多に食べられない高級な天然のきのこ汁になった。
帰りには今年は不作だったと言う甘柿。食糧難の時代学校から帰ると直ちに友達の農家へ向かい、柿の木に登り青く未熟なと時から熟して自然落下するまで食べていた最高のおやつだった。
間違いなく同じ品種で「好きなだけ取って行って」とOLWさんの言葉に懐かしい甘柿を自らの手で5個もぎ取って帰宅した。