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世界の中の日本 第2回

2019年02月04日 | ブログ
敵国の認識

 世界の国家数は日本が承認している国で自国を含め196ケ国。国連加盟国は193ケ国だそうだ。(2018年1月1日現在、総務省ホームページから)

 それぞれの国家ごとに同盟国、友好国、敵対国などと色分けできる筈である。もっともわが国では、特に敵対国を明確にしない。軍事的にも大きな脅威のある国であろうが、その経済的依存度が高いゆえに友好国扱いを止めることはない。これが北朝鮮程度の小国であれば首相案件で「圧力」「圧力」を繰り返し、肝心の拉致問題解決にはその話し合いの席にも着かせて貰えていない。小商人根性国家に成り下がっているのだ。

 「侍ジャパン」「サムライブルー」などスポーツの世界では、この国は侍を強調するが、今の政治家に責任を取って腹を切れる(潔い身の処し方ができる)ような侍(武士道)精神がある方は見受けない。

 武士道とは何か。『「自己肯定」「自己主張」の西洋思想に対して、古来日本の武士道は「自己否定」。自己否定(自分を虚しゅうする:筆者の解釈)できるかできないかそれが武士道の根本である。ギリギリの時に「腹を切れるか」どうかだ。「平和主義だけでは生きてゆけない。絶えず戦争を覚悟して、それで平和でいる」。「備えあれば憂いなし」、文武両道の精神が重要である』と説く人がいる。「私も武道経験者です」(財)日本武道館 平成16年刊

 日本の排他的経済水域である日本海で韓国駆逐艦に日本の哨戒機がレーダー照射(ミサイル発射標的確認)されたとする事件で大騒ぎしているけれど、元々韓国など友好国などではなく、明確に敵国であることを、これまで日本が曖昧にしてきただけである。経済的結び付きは確かに大きい。人の交流も多い。しかし、過去には日本の大臣が韓国に対する歴史認識で事実を言うと更迭されたことがあり、益々韓国はつけ上がった。村山談話を安倍内閣も踏襲した。兎に角韓国との間に波風を立てず、自身の政権を維持したいだけの総理総裁が続いた。現総理など何の思想も哲学もないまま外交を行っているように見える。今頃敵軍の敵対行動に驚いて国民の手前非難しているだけだ。

 韓国が敵国である根拠は、戦後のドサクサに火事場泥棒のごとく、勝手に李承晩ラインを引き、多くの日本漁船とその乗組員を拉致し続けた。日本の海上保安庁の艦船を銃撃し、殺された日本の漁民もいるという。そして竹島を固有の領土だと未だに実行支配を続けている。

 何が従軍慰安婦だ、徴用工裁判だ。日本のマスコミも戦後の韓国の悪行を敢えてほとんど報道しない。日本のテレビ局は多くの韓国人によって占拠されているとも言われる。

 中国、ロシアはさらに軍事大国であるだけにやっかいで、表立って批判や反論できるような度胸のある政治家はこの国にはいない。どこが「侍日本」か。(続く)




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