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先住民族関連ニュース

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聖火リレールートどうなる? 道内は6月14、15日

2018-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/03 05:00
 2020年東京五輪・パラリンピックを前に全国を巡る聖火リレーのルート選考が大詰めを迎え、全道各地で誘致へ期待が高まる。道内は2日間だけで上陸地も限られるため、道央エリアが有力とされるが、聖火が通れば地域の魅力を世界に発信する機会にもなる。各地の関係者は、年内に示されるルート案の調整の行方をじっと見つめている。
 リレーは20年3月26日に福島県をスタートし、おおむね時計回りに日本を一周。青森県から道内を通って岩手県に引き継ぐ。道内は6月14、15両日の予定だ。
 聖火は、警備車両など20台以上と移動するため、空路や鉄路は使えない。海上はフェリー移動のため、青森側は青森港や八戸港を出発し、岩手へは宮古港か八戸港へつなぐ。おのずと、既存の航路がある苫小牧港や室蘭港を経由する道央ルートが有力視される。
 室蘭と苫小牧の間にある胆振管内白老町には、聖火リレースタート直後の20年4月、アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」が開設される。組織委は都道府県に特色あるルートを求めており、オープン間もない象徴空間を通るのは最有力だ。戸田安彦町長は「アイヌ民族と地域が歴史を重ねてきた多文化共生を世界にPRしたい」と意気込む。
 室蘭市は6月に宮蘭(みやらん)航路(室蘭―岩手県宮古市)が就航したばかり。青山剛市長は「航路を象徴する取り組みにつなげたい」。冬季五輪の招致を目指し、道内最大都市の札幌市を外せないとの意見は根強い。札幌市の秋元克広市長は「1972年札幌五輪で市内を駆け巡った聖火リレーが再来すれば光栄。招致機運の醸成につなげたい」と話す。
 苫小牧港は、胆振東部地震で被害の大きかった地域に近い。胆振管内厚真町の宮坂尚市朗町長は「選ばれたら復興にまい進する町が盛り上がり、町民も喜ぶ」と期待。道央以外にも函館港を備える函館市には、世界文化遺産の国内推薦候補の縄文遺跡群がある。市教委の担当者は「歴史ある街並みもアピールできる」。
 ただ聖火リレーは制約が多い。組織委はリレーを1日8時間程度、ランナーは1日約80人で1人当たり約200メートルなど細かな目安を定める。1日のリレールートは6市町村に分けることができ、市町村間は車で走行することも可能だが、広大な道内を駆け巡るのは現実的ではない。それでも高橋はるみ知事は昨年5月、日ロ共同経済活動の実現を視野に北方領土や根室管内を巡るルートも提案。大内隆寛根室振興局長は「根室の魅力発信につながる」。
 1964年東京大会は4ルートで聖火を運び、道内は千歳市に到着後、札幌市、小樽市などを経て函館市まで19市町村を巡った。近年は国際オリンピック委員会(IOC)が「聖火は分けずに一筆書きで100日以内」との方針を示す。
 ルートを選定する道の実行委員会は青森、岩手両県と調整し、年内に大会組織委員会に案を出す。組織委は各都道府県の案をまとめ、IOCの承認を得て、来年夏までにルートを公表する。(小林史明、長谷川善威)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/254021

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共生の心大切に「アイヌフェスティバル2018」初日は宇梶剛士さんがトークショー

2018-12-03 | アイヌ民族関連
河北新報 2018年12月02日日曜日

 「アイヌフェスティバル2018」が1日、仙台市泉区のアリオ仙台泉で始まった。同市の姉妹都市、北海道白老町に20年4月、民族共生象徴空間がオープンするのを前に、アイヌ文化PRのため道が主催。古式舞踊の披露や木彫り体験などのワークショップ、民族衣装試着などが行われた。2日まで。
 初日は、民族共生象徴空間開設PRアンバサダーを務める俳優宇梶剛士さんのトークショーもあった。宇梶さんは母がアイヌであることを紹介し「アイヌには、生き物だけでなく森羅万象を大切にする共生の心がある」と話した。
 アイヌ文化の復興・発展の拠点となる民族共生象徴空間は、国立アイヌ民族博物館や体験交流施設のある民族共生公園などで構成。20年4月24日に開設される。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181202_13030.html

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植民地主義は未清算 琉球民族遺骨返還研究会 松島泰勝代表に聞く

2018-12-03 | 先住民族関連
琉球新報 2018年12月2日 10:04
琉球人遺骨返還訴訟について語る松島泰勝氏=那覇市の琉球新報社
 京都地裁に4日、提起される琉球人遺骨返還訴訟について、原告となる松島泰勝琉球民族遺骨返還研究会代表に聞いた。
 ―なぜ提訴するのか。
 「京都大学に遺骨返還を求めたが拒絶された。琉球人として自己決定権を行使するために提訴する。訴訟の先行例に、遺骨の返還に至ったアイヌ民族の訴訟がある。ただアイヌ民族は政府により先住民族と認められ、アイヌ文化振興法もある。違いは踏まえつつ参考にして取り組んでいる」
 ―遺骨は身元が不明だ。
 「アイヌ民族は遺骨をコタン(集落)に返すよう求め、返還させた。琉球の場合も遺骨や亡くなった人に対する信仰がある。清明祭や十六日祭など、亡くなった後も親族との交流が続く。それを妨げている京都大学は国内法にも国際法にも違反している。返還、再風葬を求めていく」
 ―組織体制は。
 「確かな家譜を持った第一尚氏の子孫2人に加わってもらった。私や照屋寛徳衆院議員、彫刻家の金城実さんは琉球民族という立場で原告になる。自己決定権を求めた動きに賛同し、支援する人が増えている。関西、関東、沖縄の3地域を拠点に全国連絡会を作り、原告団・弁護団と連携して訴訟を社会変革運動につなげたい。在日コリアンや被差別出身者ら、国内少数者の連携も鍵になる」
 「遺骨の盗掘は琉球併合(「琉球処分」)から連続した問題だ。大学(旧帝国大学)による国家犯罪だ。日本の植民地主義は未清算で現在も続いている。訴訟は琉球人のアイデンティティーに関する議論が活発化する契機にもなるはずだ」 (聞き手・宮城隆尋)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-842777.html

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琉球人遺骨返還、4日提訴 京大に損害賠償も求める

2018-12-03 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2018年12月2日 05:30
琉球人遺骨返還訴訟の提訴を前に、百按司墓を現地調査する原告団・弁護団のメンバー=9月14日、今帰仁村
 旧帝国大学の人類学者らが1929年に沖縄県今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から持ち出した遺骨が返還されていない問題で、琉球民族遺骨返還研究会の松島泰勝代表(龍谷大学教授)ら5人が4日、遺骨を保管している京都大学に遺骨返還と損害賠償を求め、京都地裁に提訴する。琉球人の遺骨返還を求める民事訴訟は全国で初めて。
 百按司墓は北山王系または第一尚氏系統の墓所と考えられているため、家譜などから第一尚氏の子孫と確認されている2人が原告となる。ほかに琉球民族として松島代表と照屋寛徳衆院議員、彫刻家の金城実さんの3人も原告に加わる。
 原告らは、京都大が遺骨を返還しないことで憲法20条の信教の自由が侵害されていることなどを訴える。遺骨返還を求める権利を明記した国連の先住民族権利宣言にも反していると主張する。損害賠償は原告1人あたり10万円を求める。
 遺骨は京都帝国大学(現在の京都大)の助教授だった金関丈夫氏が、29年に百按司墓から持ち出したことが分かっている。松島代表らは京都大に情報開示と遺骨返還を求めたが、拒否されたため提訴を決めた。
 原告団と弁護団は4日、京都市の京都地裁に訴状を提出し、同市内で200人規模の集会を開く。松島代表は「遺骨の盗掘は国家による犯罪行為であり、日本の植民地主義は未清算だということを訴えたい」と話している。
 先住民族が研究目的で持ち出された遺骨の返還を求める動きは近年、世界的に広がっている。アイヌ民族は北海道大学などに返還を求める訴訟を提起し、和解により遺骨を返還させた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-842709.html

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「ゴールデンカムイ」21話。屈斜路湖畔で盲目の盗賊団に襲われる

2018-12-03 | アイヌ民族関連
おたスケ 2018年12月2日(日)

12月3日より放送開始されるTVアニメ「ゴールデンカムイ」第21話「奇襲の音」のあらすじと場面が公開された。
屈斜路湖の湖畔にあるコタンを訪れた杉元たちは、村人から盲目の盗賊団が付近一帯で暴れているとの情報を得る。白石によれば、その親分は脱獄囚の都丹庵士で間違いないという。新たな刺青人皮を手に入れるべく、情報を求めて近くの温泉宿へと足を運んだ杉元たち。だが、相手の居場所を突き止めるよりも先に、夜の暗闇に乗じて盗賊団が襲撃。露天風呂に入っていた杉元たちは動けず、武器を持った敵に囲まれてしまうッ!
■TVアニメ「ゴールデンカムイ」とは
原作は野田サトル先生の同名コミック。監督は難波日登志さん、助監督は川越崇弘さん、シリーズ構成は高木登さん、キャラクターデザインは大貫健さん、アニメーション制作をジェノスタジオが担当する。
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!? 続きあり
http://www.ota-suke.jp/news/232368

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