先住民族関連ニュース

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シャクシャイン慰霊旗のパッチワーク布片募集 長万部町、リレーで使用

2019-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/13 14:42

町が募集しているアイヌ文様刺しゅうが入ったパッチワークの布片
 【長万部】町は、アイヌ民族の英雄シャクシャインの没後350年事業で制作、使用する巨大パッチワークの「布片(ふへん)」を募集している。シャクシャインが松前藩との戦いでたどった経路をリレー形式で巡る際の「慰霊の旗」として使う予定で、町は「多文化共生の象徴となるよう、多くの参加を」と呼び掛けている。
 事業は北海道アイヌ協会との共催。シャクシャインが1669年、アイヌ民族を率いて松前藩の圧政に立ち向かった地・長万部町から、日高管内新ひだか町までの240キロを「シャクシャインロード」と命名。行程で通る13市町ごとに地元住民が参加し、パッチワークをたすき代わりに徒歩と船でつなぐ計画だ。
 パッチワークは、アイヌ文様刺しゅうが入った巨大作品づくりで知られる胆振管内白老町から着想を得た。公募する布片は縫い代の2・5センチ分を含めた20センチ四方で、アイヌ文様や日付、氏名などを刺しゅうする。
 完成形は縦90センチ、横4メートルほどを目指す。町は「大漁旗や思い入れのある衣服の断片なども縫い合わせ、多文化共生を表現したい」とし、アイヌ文様の有無を問わず、行程上の自治体などから広く募集する。
 アイヌ文様の縫い方や所定の申込書は、町のホームページに掲載。7月26日必着で長万部町役場に郵送する。問い合わせは町新幹線推進課(電)01377・2・2450へ。(古田佳之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/314839

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<第14部 室蘭・追直漁港かいわい>8 室蘭漁協 豊かな海産物広めたい

2019-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/13 05:00
 「室蘭は鉄のマチという側面だけじゃなく、海産物が豊かな土地でもあるんだと知ってもらいたい」。室蘭漁業協同組合長の室村吉信さん(65)は追直漁港の活性化に向けてこう語る。
 室蘭市内の年間漁獲高は1万3943トン(2017年)で、自治体別では胆振管内で最高。魚種別では底引き網や刺し網のスケソウダラが最多で、ホタテ養殖に加えてウニやナマコ、コンブなどの磯資源も豊富だ。しかしながら「市民の認知度もまだまだだと思っている」と室村さん。
■付加価値を向上
 11年から組合長を務め、「漁業者の利益向上」を掲げてきた。今は3月に完成した製氷・貯氷施設に期待している。鉄骨造り4階建て、延べ約782平方メートル。大中小と氷の大きさを調整できるほか、鮮度保持に効果があるとされる「窒素氷」も導入した。魚価が上がらない中「少しでも付加価値を付けることにつながれば」と話す。
 気がかりなのは今年噴火湾一帯で発生しているホタテの大量へい死。同漁港のMランドから出荷する稚貝は今年は健康に育ったが、油断はしない。「過去を振り返れば良い時も悪い時もあった。自然相手は難しいけど、まずは原因究明を早くしてもらい、元の状態に戻ってほしいね」と語る。
 年末に販売し人気の「サケの山漬け」は、1995年から取り扱いが続く。漁協と室蘭郵便局が協力し、お歳暮商品として販売を開始。地球岬沖で取れた秋サケを使ったアイヌ民族伝統の保存食だ。懐かしい味わいが好評で、以前は自前で加工していたが13年前からは外部委託している。
■格安販売で還元
 94年から毎年秋に追直漁港で開催されている「さかなの港町同窓会」は、現在も根強い人気を誇るイベントだ。同漁協や市、室蘭開建などでつくる実行委の主催。一昨年まで24回の歴史を重ねてきた。
 もともとは漁港のPR、地域振興などを目的に水産庁が提唱し、全国で開催された。室蘭は道内初の開催地で、全国でも宮城県気仙沼市に続く2例目だった。地場のカレイやタラなどが並ぶ「ふれあい朝市」、格安でサケを購入できる「ぼう引き」やつかみどり、女性部が手作りするサケ鍋などが人気を博している。
 しかし、昨年は台風の影響で初めて中止に。室村さんは「楽しみにしてもらっているから残念」と振り返る。「やっぱり市民に少しでも還元したいし、今年は何とか天気が良くあってほしいね」
 組合長の任にあり、現役の漁業者でもある室村さん。中学を卒業した15歳から家業である漁師の道へ進み、今年で50年になる。現在は刺し網や磯での漁が中心で、長男の一翔(かずたか)さん(30)も10年ほど前から漁に出る。「親子一緒に漁に出て、どっちが多く取れるか競り合っているときは楽しいね」。恥ずかしがりながら語る姿は、優しげな父親の表情だった。(おわり)

 第14部は室蘭報道部の久保耕平が担当しました。第15部は「室蘭・イタンキ浜かいわい」です。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/314544

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八木将康と秋山真太郎が北海道の大自然に囲まれアイヌ民族楽器ムックリに挑戦

2019-06-14 | アイヌ民族関連
ザ・テレビジョン 2019/06/13
アイヌ民族の自然観について学ぶ八木将康と秋山真太郎
北海道文化放送(UHB)で毎週土曜日に放送されている「EXILE TRIBE 男旅」。6月15日(土)は、“阿寒でアイヌ文化を深く知る旅”の完結編を送る。
同番組は、EXILE TRIBEメンバーが北海道の各市町村を盛り上げるため、“まちおこし”の手伝いをしながら、その町の有形無形の財産(トレジャー)を探す「リアルドキュメントスタイル」のエンターテインメント番組。
八木将康と秋山真太郎は、アイヌ民族の視点から自然を学ぶため、ガイドに案内してもらいながら山を散策。また、アイヌ民族楽器である口琴・ムックリに挑戦する。
さらに、アイヌ民族の伝統を守り、後世に伝え続けている方々にも話を聞けることに。2人は実際に子供たちにアイヌ舞踊を教えている場所へ行き、子供たちと触れ合い楽しい時間を過ごす。
「EXILE TRIBE 男旅」
毎週土曜昼5:00~5:30
北海道文化放送(UHB)で放送
出演=八木将康、秋山真太郎
https://thetv.jp/news/detail/193394/

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伝統料理や文化発信 道内初のカフェ開業へ-白老アイヌ協会

2019-06-14 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/6/13配信

「かふぇピラサレ」のオープン準備に当たる白老アイヌ協会の関係者
 一般社団法人白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は、今月内に白老コミュニティセンターでカフェの開設を目指している。アイヌの伝統料理をメインとした軽食や飲み物を提供するほか、刺しゅう教室を開くなど地元アイヌ文化発信の場としていく。道内のアイヌ協会が独自にカフェを運営するのは初めて。
 同協会によると、町内で計画されているイランカラプテ音楽祭(実行委員会主催)開催日の22日に合わせてオープンを予定している。カフェは同センター1階に開設。以前、飲食店が営まれていた厨房(ちゅうぼう)付きの空きスペースで、広さは約50平方メートル。同協会の会員が交代しながら店を切り盛りし、伝統の家庭料理オハウ(汁物)やイナキビご飯などの定食をはじめ、うどんやそばの麺類、コーヒーやジュースといった飲み物類を提供する。いずれは地元の山菜や魚の定食など、季節に合わせた料理もメニューに加える。
 店名は「かふぇピラサレ」。アイヌ語で「広げよう」という意味を持つ。飲食の提供にとどまらず、店を拠点に白老の地で育まれたアイヌ文化や民族への理解を広げていきたい―との思いを込めた。
 店では、伝統技能を身に付けた女性会員らが刺しゅうの技を伝える教室、アイヌ民族の文化や歴史に詳しい専門家の講座なども企画。刺しゅうや小物作品の展示販売も行い、店に居ながらアイヌ文化に触れられるようにする。
 カフェの経営は、5月に一般社団法人格を取得した白老アイヌ協会の新規事業。山丸理事長は「白老コミセンの有効活用とアイヌ文化の情報発信を狙いとした試み。会員らの伝統技術を埋もれさせることなく伝承し、会員自身も元気になれる場でもある」と事業化の理由を説明する。北海道アイヌ協会によると、地域の協会がカフェを営むのは「事例がない」と言う。
 オープンに向けて会員らは、店内を掃除したり、厨房の備品を整えたりと準備を進めている。山丸理事長は「地域のアイヌ協会も稼ぐ力を付け、自立した組織を目指すことが重要。カフェ経営はその第一歩だ」と話した。
 店は基本的に月曜日を除く毎日開き、営業時間は午前10時から午後4時を予定。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16500/

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札幌で「フラワーカーペット」 バラやカーネーション、広場に敷き詰め

2019-06-14 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞 2019.06.13

 市民ボランティアなどが参加する「SAPPOROフラワーカーペット2019」が6月21日から、北3条広場(札幌市中央区北2西4)で開催される。
 花びらや自然素材を用いて大きな絵を描く同イベント。2014(平成26)年に1回目が開催され、今年で6回目を迎える。市民ボランティアや地域住民と共に絵を描く。道内産の花きを多く使用し、茎のついた花をむしり花びらだけを色別に仕分けするペタリングを行った後、花を並べる。
 今年は「HOKKAIDO物語 ~MAKE SMILES~」をテーマに札幌アイヌ協会がデザイン監修を行う。北海道固有の文化を代表するアイヌ文様を用いて生命の息吹や躍動感を表現し、植物が芽吹く喜びを感じるデザインをカーネーションやバラで描く。23日16時30分からカーペット内を自由に歩ける「フリーウォーキング」(15分間)も開催される。
 担当者は「今年は札幌駅前通地区の全5会場にフラワーカーペットを制作・展示する。会期中には子どもも参加できる制作体験や、夜間にはフラワーカーペットのライトアップ、ジャグリングパフォーマンスなど、さまざまな催しも実施予定」と話す。 
 開催時間は終日、23日は16時30分まで。23日まで。
https://sapporo.keizai.biz/headline/3129/

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「男系の皇位継承を」自民党“保守系有志”グループ発足 外国資本の土地買収阻止やスパイ防止法も議論へ

2019-06-14 | アイヌ民族関連
FNN 2019年6月13日 木曜 午後6:30中西孝介
自民党有志が“行動する”グループ結成「男系の継承」を含む3本柱を訴え
野党が見解示す中、皇位継承の与党議論活性化につながるか
中国・韓国による土地買収の拡大阻止や、スパイ防止法も論点に
皇位継承などテーマに“行動する”自民党の有志会合が発足
6月12日、自民党の青山繁晴参院議員ら保守色の強い5人の議員が国会内で記者会見し「日本の尊厳と国益を護る会」の発足を発表した。
この会の目標は三本柱として「父系(男系)の皇位継承」、中国や韓国資本による不動産買収が進む現状から「外国資本による土地買収の拡大防止と回生」、いわゆる「スパイ防止法の制定」を掲げ、必要性に応じて立法措置を目指すとしている。また、今ある法律に関しても、外国人労働者の受け入れを拡大する「改正入管法」や「アイヌ新法」などについて、改善や修正の必要があれば積極的に取り組むとしている。
発起人の1人である青山氏は「一番大事なことは、自由民主党がやるべきを、やらざるままになっていること。それをどうにかしたいということなので、立場の違いとか、意見の違いを乗り越えて、確かにやらなければいけないことを、この長期政権でもやっていないという問題意識はかなり共通している。敵を増やすためや、敵を作るために会を作るのではなくて、一致できる点だけを探していく。対立点を浮き彫りにするんじゃなくて、一致できる点だけを探していく」と述べた。
山田宏参院議員も「行動する。何かを形にするというのが、この会の目標だ」と強調した上で、「重要なものが見落とされる傾向があると思う。そういうものの議論を促進させていく。自民党自体が、大事な問題を、みんなの賛成を得られていないからということで、ずるずるずるずる後回しになっていく傾向があるんじゃないか」と述べた。重要な問題や危機に直面しているにも関わらず、自民党内の議論が遅滞している状況を、この会の設立によって変えたいという思いを吐露した形だ。
旧宮家の皇籍復帰を求める声も挙がる
この会が第一に掲げた目標は「父系(男系)による皇位継承の永続と安定のための最善の諸策を講じる」ことだ。
皇位継承をめぐっては「男系天皇」「女系天皇」そして「女性天皇」と3つのキーワードが出てくる。「男系天皇」とは父方に天皇の血を引く天皇であり、「女系天皇」とは、天皇本人の性別に関わらず母方のみに天皇の血を引く天皇のこと、「女性天皇」とは文字通り女性の天皇のことだ。
皇室は、初代の神武天皇以来、2600年以上126代にわたって「男系」での皇位継承を行ってきたとされる。つまり、天皇の父親の父親という風に、父親だけをたどっていくと、神武天皇に行き着く系統で皇位を継承してきたということになる。
そして今、男性皇族の減少による皇位継承の危機が指摘される中で、「女性天皇」の容認、さらに父親をたどっても神武天皇に行き着かない「女系天皇」にまで拡大して容認するべきだという意見が出ている。
一方、今の皇室典範では認められていない「女性天皇」は過去に8人存在しているが、この全ての「女性天皇」は父親をたどれば、神武天皇の行き着く「男系女性天皇」になっている。仮に「女性天皇」を認めることも重大なことだが、「女系天皇」を認めることは、男系を維持するか否かの点で、さらに大きな差異があると言え、皇位継承議論の重要なポイントとなっている。
今回、記者会見で青山氏は「男系」ではなく「父系」という言葉を使った。このことについて青山氏は「男系・女系というのは誤解を招く表現で、本当は父系か母系であり、母系になると、いわゆる王朝の交代を引き起こしかねませんから、父系をきちんと守っていこうと。男女差別に基づくものでは全くありませんので、あえて父系と言う言葉を問題提起の1つとして提示をしている」と説明した。
そして女系天皇を認めない立場から、皇位継承の安定化策として提起されている、「旧宮家の皇籍復帰」については、会として意見を取りまとめていないため温度差はあるものの、前向きな意見が相次いだ。
青山氏は会見で、戦後の1947年に11の宮家がGHQによって一方的に皇籍離脱させられた経緯について触れ、旧宮家の皇籍復帰も「選択肢に入るべきだ」と述べた。その上で、旧宮家の職業選択の自由や、その意志を尊重することは重要だと指摘すると共に、「政府与党から勝手に戻ってくださいという性質のものではない」として、会として現時点では、皇籍復帰という具体的文言までは踏み込んでいない点を説明した。
一方、同じ発起人の鬼木誠衆院議員は「男系で継承されていくということ、父系で継承されていくことが大変大事であると我々は考えている。男系をどうやって続けていけるのかという案の中に、旧宮家の皇籍復帰ということが色々な形で実現可能だと思っております」と述べ、より前向きな考えを表明した。
野党からは「女系天皇」や「女性天皇」など認める見解も
皇位継承をめぐっては、今は上皇となられた先代天皇陛下の退位を実現する特例法の付帯決議で「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること」とされている。
政府は「即位礼正殿の儀」などが行われる、今年の秋以降に検討を始める考えだが、野党側は今月、政府・与党に先んじて見解をまとめた。
立憲民主党は6月11日、女性・女系天皇の容認を柱とした「論点整理」を取りまとめた。
この中では「男系男子による継承を維持することは、皇位継承を極めて困難にする上、偶然性に委ねる余地があまりに大きい」と指摘した上で、「男系による皇位継承を支えてきた社会的背景や社会的倫理規範が変化した以上、男系に固執するあまり、歴史と伝統の根幹をなす皇統そのものを途絶させることは甘受できない」と訴えている。また、皇族減少に歯止めをかけるための「女性宮家の創設」の必要性も強調している。
国民民主党は同じ11日に、女系天皇については「国民意識はまだ熟していない」として結論を先送る一方で、男系の女性天皇を容認する皇室典範改正案の概要をまとめた。また、共産党はすでに女性・女系天皇を容認する立場を表明していて、日本維新の会も女性宮家に関する議論を開始している。
こうした野党に対して、自民党内での議論が進んでいないことについて、「護る会」の一員の山田宏氏は「本来は自民党が出していかなければいけない」と述べていて、会として率先して議論をリードし、党内論議を活性化させていく意向を示している。
自民党内の議論をリードすることはできるのか
会見で青山氏は「一致点を見つける」という言葉を繰り返し使っていた。「旧宮家の皇籍復帰」や「女性宮家反対」という文言は、会の目標には書かれておらず、あくまで「最善の諸策を講じる」としている点も、対立ではなく「一致点を見つける」ことが目的だからだ。
そのため、野党の案についても青山氏は「女性天皇と、女系天皇、どう違うかという国民に対する問題提起が行われたという意味では、本来自由民主党がやらなければいけないことも含めて、野党の側からこういう案が出てきたということは歓迎したいと思う。そのまま賛成するわけにはいきませんが、一致点が見つかるきっかけにはなると思います」と評価する発言をしていた。
青山氏は皇位継承をめぐっては、年内に会としての提言をとりまとめ、政府や自民党に対して申し入れをしていく考えを示している。
また、皇位継承問題以外では、外国資本による土地の買収の問題や、スパイ防止法に関しても来年中には提言をとりまとめていく考えを示した。さらに改正入管法を巡って入管を視察したり、外国人の土地所有問題をめぐって韓国資本による不動産買収が進む、長崎県・対馬市や、自衛隊の基地の周辺などを視察することを検討する考えも示された。
青山氏は「今まで超えられなかった与党協議の壁、あるいは自由民主党の中の討論の一致点を探す壁、それを破ることが一番大事になると思っています」と強調した。
今後、この「護る会」がどういった動きをし、様々な課題の議論にどんな影響を与えていくか注目される。
(フジテレビ政治部 自民党担当キャップ 中西孝介)
https://www.fnn.jp/posts/00046785HDK/201906132030_KosukeNakanishi_HDK

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幻の「UFO基地」 廃虚の夜空に浮かぶ、あの光は… 北海道・平取

2019-06-14 | アイヌ民族関連
毎日新聞2019年6月8日 18時19分(最終更新 6月8日 20時38分)

 ピラミッドの一部のような異様な建造物のはるか上空を、鮮やかな光が満天の星とは違う動きでゆっくりと通過した。北海道平取町のハヨピラ自然公園跡は55年前、民間団体によってUFO基地として建設され、今も廃虚が雑木林の間から姿を見せる。夜空の一筋の光(写真は30秒間露光)の正体は国際宇宙ステーション(ISS)だが、廃虚の上空にあるとUFOを連想させるから不思議だ。
 数奇な運命をたどった。1964年から約2年かけ、UFO研究団体「宇宙友好協会」がピラミッド型神殿や壁画などを建設。周辺の住民によると、当初はUFOブームで多くの観光客が訪れ、土産物店も出た。しかし、ブームが消えて73年に団体が解散し、その後閉鎖された。
 91年、荒れ放題となっていた施設と土地が町に寄贈された。夜間ライトアップやUFOのようなレーザー光線演出の案もあったが、施設の塗装や草木伐採で94年に「自然公園」として生まれ変わったものの、2003年8月の台風後に崩落の危険性が指摘され、再度閉鎖に。今も立ち入り禁止のままだ。
 アイヌの言い伝えでは、公園跡地周辺でオキクルミカムイと呼ばれる神様がシンタという乗り物から降臨し、生活の知恵を教えたとされる。平取町の担当者は今後の対応について「もとのアイヌ伝承を重視して施設を撤去したり、施設を観光に生かしたりと案はあるが、いずれも費用がかかる」と話す。【貝塚太一】
https://mainichi.jp/articles/20190608/k00/00m/040/178000c

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福祉と文化融合へ 「ふれあい工房」設立20周年

2019-06-14 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/6/13配信
 恵庭市恵み野にあるふれあい工房(国府田稔さん=86=主宰)が今年で設立から20周年を迎える。これまで展覧会をはじめ、美術館巡り、朗読など多彩な文化行事を開催し、福祉と文化の融合を目指してきた。10代の頃から障害者福祉に関わってきた国府田さんの集大成の場となっている。
 同工房は1999年11月に設立。「人は触れ合いの中で成長する」という思いを名前に込め、文化発信の拠点となってきた。
 初めての活動は道央圏の福祉施設の作品展。その後も、企画展を市内や、苫小牧、札幌、帯広などの作家と協力し20回以上開催。ダウン症など障害者の作品と健常者の作品を同格に扱い、企画展では同じ壁に掲示してきた。こういった展覧会に訪れたことをきっかけに、市内での活動を開始した作家もいた。
 また道立近代美術館など道内各地を巡る芸術鑑賞も定期的に展開。国指定史跡カリンバ遺跡をテーマにしたオリジナル民謡、アイヌ民族、古事記がモチーフの朗読会も複数回開いた。
 さまざまな協力を得つつも同工房のメンバーは基本的に国府田さんのみで、「個人でよくここまでやってこられたな、と思う。新しい風を吹かせることができた」と誇らしそう。
 国府田さんは帯広市出身で、同工房を設立するまでは道内各地の障害者福祉施設で働いていた。小学校の代用教員として勤務した後、北広島市内の施設に就職。子供たちの絵を大人の作品と一緒に札幌市内のギャラリーに展示して大盛況となったのが新鮮な感動となり、活動の原点となった。
 その後、土地の寄贈を受け自身も札幌市内で福祉施設を立ち上げた。恵庭では1980年に光と風の里(牧場)の設立にも関わり、同施設でも、著名人を呼んだ講演会や住民を交えた木彫り、織物教室などを開催。恵庭の歴史を描いたミュージカルでは市の文化人と同じステージに障害者が立ち、会場となった市民会館の駐車場が満杯になったという。
 国府田さんは「昔、恵庭は排他的な雰囲気があり、自分は『旅の人』と呼ばれた」と振り返るが、「活動を続けるうちに風当たりが明らかに変わった」と喜ぶ。
 ふれあい工房での活動も「その頃と何も変わってない」。
 今年6月に開いた同工房20周年記念展には、両手両足の機能を失い筆を口にくわえて絵を描く阿部俊明さんの遺作や、同工房にゆかりのある作家の作品を展示。5日間で計200人が訪れ国府田さんは周囲の協力への感謝が尽きない。
 半世紀を超える経験を踏まえながら「水に石を投げると必ず波紋は広がるからね」と国府田さん。20周年記念展を最後のイベントにして工房を畳もうともしたが「25周年とかを考える。やれるだけやっていく」。改めて思いを強めている。
https://www.tomamin.co.jp/news/area1/16498/

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商店主有志が「ハカ」に挑戦 ラグビーW杯の盛り上げに

2019-06-14 | 先住民族関連
タウンニュース2019年6月13日号

強い雨の中、ハカを踊るメンバーら
 横浜で決勝戦などが行われるラグビーW杯を盛り上げようと、区内の商店主ら有志が、試合前に選手が士気を鼓舞するために踊る伝統儀式「ハカ」に挑戦した。動画を公開したメンバーは「多くの人にラグビーに親しみを感じてもらえたら」と意気込む。
 「ハカ」はニュージーランドの先住民族、マオリ族伝統の踊りで、戦士が戦いの前に自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊。ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」が試合前に対戦相手に敬意や感謝の意を表す意味で披露することで有名だ。
 今回、ハカを踊るために集まったのは区内の商店主ら21人。ラグビー経験者は3人だったが、「やるからには本気で挑まなければ失礼」と今年3月から練習を開始。架空のチーム「AOBA BLUE LEAVES」を結成し、練習を重ねながら、ジャパンラグビートップリーグのリコーブラックラムズ所属のニュージーランド選手に直接指導も受けて完成度を高めていった。
 そして、動画の撮影が5月20日、日本体育大学のラグビー場で行われた。揃いのユニフォームに身を包み、強い雨が降る悪天候にも負けない熱気で声を合わせ、凄みのある踊りを披露したメンバーたち。動画は6月6日に動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされた。
https://www.townnews.co.jp/0101/2019/06/13/484627.html

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