先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ピーター・バラカンが贈る『LIVE MAGIC!』にシーナ&ロケッツ、小坂忠ら

2019-06-10 | アイヌ民族関連
CINRA.NET 2019/06/09 18:00
ライブイベント『Peter Barakan's LIVE MAGIC!』が、10月19日と20日に東京・恵比寿のザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルームで開催される。
ピーター・バラカンが選んだアーティストたちが出演する同イベント。6回目を迎える今年の出演者は、シーナ&ロケッツ、小坂忠 Magic Band 2019、3MA、Amamiaynu(朝埼郁恵+OKI+KAPIW & APAPPO+Rekpo)、Tamikrest、Steinar Raknes、Dos Orientales、Myahk Song Book ~Timbow Ensemble~、濱口祐自、東京中低域、Afropolitan the band、The Kota Oe Band、西村ケント。各アーティストに向けたピーター・バラカンによるコメントも発表された。
チケットの第2次先行予約は6月23日まで実施。一般販売は6月29日からスタートする。
ピーター・バラカンのコメント
LIVE MAGIC!は、あっという間に6回目の開催を迎えることになりました。毎年、どんな顔ぶれが揃うのか、わくわくしながら準備を進めています。5年間続けてある程度フェスとしての認識も高まり、国内外のミュージシャンから出演したいという連絡をいただくようになりました。紹介したいアーティストが多いのが嬉しい悩みです。
毎回、長年地道に活動を続けているミュージシャンも、ぼく自身も初めて知るミュージシャンも、みんな感激するような素晴らしい演奏を繰り広げてくれます。今年もいつもの恵比寿ガーデン・ホールで、いつものようなおいしい食べ物や飲み物、そしてもちろんゴキゲンな音楽との出会いを保証します。皆さん、ぜひ来てくださいね!
シーナ&ロケッツについて
シーナ亡き後も、シーナ&ロケッツと名乗り続ける鮎川誠は日本のブルーズ寄りのロックンローラーの象徴です。他のイヴェントで何度か、ブルーズ愛を語り合いながらご一緒したことがありますが、いよいよLIVE MAGIC!に登場していただきます。
小坂忠 Magic Band 2019について
1975年にアルバム「ほうろう」を聞いた時、小坂忠の歌のソウル・フィーリングに驚いたものです。あれから40年以上経って尚、彼のヴォーカルは円熟味を帯びて実に素晴らしい。今回はDr.kyOn、鈴木茂、小原礼、林立夫というドリーム・チーム、そしてゲストの桑名晴子と一緒にLMに登場。
3MAについて
三つの「MA」はマロック(モロッコ)、マリ、マダガスカル。それぞれからドリス・エル・マルーミ(ウード)、バラケ・シソコ(コラ)、ラジェリ(ヴァリー)という独自の響きを持つアフリカの弦楽器の名人によるこのユニットの音色、そして演奏の対話の美しさに心を奪われます。
Amamiaynu(朝埼郁恵+OKI+KAPIW & APAPPO+Rekpo)について
字面の通り、奄美とアイヌの共演です。OkiはLMに2回目の登場ですが、今度はアクースティックでトンコリを弾いて、島歌で有名な朝崎郁恵と一緒に歌います。2人の他にOkiの奥さんRekpo、そして歌と踊りでもう2人のアイヌの女性KapiwとApappoが参加します。
Tamikrestについて
ウスマン・アグ・モサをリーダーとするタミクレストはサハラの民トゥアレグ人のバンド。いわゆる砂漠のブルーズを演奏するグループの中で比較的ロック寄りのサウンドで、歌詞は地元のタマシェク語ですが、メンバーにフランス人もいて、独自のサウンドになっています。
Steinar Raknesについて
度々の来日でお馴染になってきたノルウェイのベース奏者スタイナー・ラクネス。ソロでやる時はウッド・ベースとループ・ペダルだけの伴奏で、ちょっとトム・ウェイツを思わせる渋いヴォーカルでアメリカーナと呼ばれるようなルーツ・ミュージックの曲、自作、時にはプリンスやナンシー・シナトラの歌も歌います。
Dos Orientalesについて
ウルグアイ人のピアニスト、ウーゴ・ファトルーソと日本の打楽器奏者、ヤヒロトモヒロによる「2人の東方人」。多くのジャンルで活動してきたウーゴは基本的にラテンとジャズの要素が強いですが、デュオならではの自由なやり取りが特色のユニットです。
Myahk Song Book ~Timbow Ensemble~について
2年前のLIVE MAGIC!で多くのファンを獲得した宮古島の歌い手、與那城美和と九州のベーシスト松永誠剛の2人によるミャーク・ソングブックが、今度は更に宮古島から2人の女性歌手とブラック・ワックスのサックス奏者として知られる池村真理野を加えた新たなメンバーで臨みます。
濱口祐自について
いわずと知れたLIVE MAGIC!のマスコット、和歌山県那智勝浦を決して離れない名物アクースティック・ギタリストの濱口さんは、新作のアルバムを作りそうにないですが、最近何とレパートリーを増やしています!また恵比寿で聞くのが楽しみです。
東京中低域について
バリトン・サックスだけの10人組はすごい発想です。低音中毒者の一人としてこのグループに対してすぐに興味が湧きました。意外に抑えたアンサンブルが目立つ彼らのサウンドはどちらかといえばクラシックに近い部分もあります。とにかく響きがいい!
Afropolitan the bandについて
日本在住アフリカのミュージシャン4人のグループ。コート・ディヴワールのイブライム・コナテはジェンベとカマレンゴニ、マリのアミドゥ・デンベレはタマとンゴニ、セネガルのシェク・タイルー・ンバイはドゥヌンとサバール、ブルキナ・ファソのアミドゥ・ジャバテはカマレンゴニとバラフォン。ゴキゲンなバンドです。
The Kota Oe Bandについて
今年も新発見のバンドがあります。大江康太のギターを聞いて誰でもすぐにデレク・トラックスのことを連想するはずです。よく研究している感じもしますが、感性も素晴らしく、バンド(キーボード、べース、ドラムズ)は全員演奏が非常にいい。今年のLMで見てファンになる方が多いと思います。
西村ケントについて
大阪出身の西村ケントは16歳です。アクースティック・ギターのインストルメンタル・アルバムを3枚発表しています。譜面は読めず、独学でギターを覚えたという彼は70年代のアメリカン・ポップ/ロックを得意としますが、タッピングを含む彼の腕に感心しました。本当に巧い。
https://www.cinra.net/news/20190609-livemagic

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界のヒバクシャの人生写す 豪教授が記録

2019-06-10 | 先住民族関連
エキサイトニュース 2019年6月9日 13:19
 核被害者を取り上げた写真展「グローバル・ヒバクシャの肖像」が旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町)で開かれている。冷戦中、米国と旧ソ連により、マーシャル諸島やカザフスタンで行われた核実験の被害者や、米国の水爆実験で被ばくした第五福竜丸の元船員など、30枚の写真を展示している。12日まで。入場無料。【小山美砂】
 2007年からグローバル・ヒバクシャの証言を記録し、写真を撮り続けているオーストラリア・マードック大のミック・ブロデリック教授(59)が来日し、企画した。2世、3世を含め、これまでに数百人の「ヒバクシャ」に会い、放射能の影響を研究してきた。「世代を超えて放射能に脅かされている人が世界中にいるが、その被ばくの仕方も、抱える苦悩もさまざまだ」とミック教授は話す。
 印象深い1枚を尋ねると、ミック教授が贈った絵本を手に和やかな笑顔を見せる高齢夫妻の写真を選んだ。2人は、旧ソ連のセミパラチンスク核実験場(カザフスタン)の近くに住む被ばく1世だ。
 絵本には、英国の核実験でオーストラリアの先住民族アボリジニが被ばくしたことが描かれている。男性はこのとき初めて、自分たち以外のヒバクシャの存在を知ったという。「被ばくの経験は耐え難いが、同じ苦しみを共有できたことに幸せを感じたのだろう」。笑みの奥に彼らが抱えてきた孤独を感じたという。
 写真展では、各地の被害状況に関する説明や、爆発や体の傷といった写真はあえて展示していない。「ヒバクシャの顔を見て、『こんな人がいて、こんな人生を生きているんだ』ということを、視覚的に感じてほしい」と語る。
 9日午後2時から、同会場でトークショーがある。共同で研究を続けてきた広島市立大広島平和研究所のロバート・ジェイコブス教授も登壇する。問い合わせは実行委員会(090・8194・0605)。
https://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20190609k0000m040049000c/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする