先住民族関連ニュース

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アイヌ民族遺骨、1体返還へ 

2019-06-11 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2019年6月10日09時05分
札医大と浦幌アイヌ協会和解
 アイヌ民族の団体「浦幌アイヌ協会」(浦幌町)が札幌医科大学に保管されたままになっているアイヌ民族の遺骨の返還を求めていた訴訟は7日、札幌地裁で和解が成立した。浦幌町内で見つかった遺骨1体が8月、協会に返還される。
 訴状によると、遺骨は1979年に出土され、町が札医大に送り、保管されていた。協会が2017年、遺骨の返還を求めたところ札医大は「アイヌ遺骨かどうかの判断はできない」として拒否していた。
 原告代理人の市川守弘弁護士によると、裁判では出土場所などからアイヌ遺骨に間違いないという趣旨の、歴史学者の意見書を提出。これらを受け、地裁が町内で発見されたアイヌ遺骨だと認めた。協会の差間正樹会長は「先祖の遺骨を地元に迎えることができるということで大変喜んでいる」と話した。8月18日に、遺骨を再び埋葬するという。 (伊沢健司)
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1906100100001.html?_requesturl=articles%2FCMTW1906100100001.html&rm=165

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「母の味」アイヌ料理を気軽に楽しむ店 北海道札幌市(北海道)動画

2019-06-11 | アイヌ民族関連
STVニュース北海道6/10(月) 19:56配信

民族の拠点にしたいと、アイヌ料理を提供する店が札幌に先月オープンしました。「母の味」であるアイヌ料理を気軽に楽しんでほしいと、アイヌ民族の血筋を引く男性が店を構え、にぎわっています。
エゾシカ肉を干したシカ肉料理や、キハダの実が入った山椒の香りが広がるカボチャの煮物。そして、塩味ベースで野菜と鹿肉の脂からダシを取る汁物など。これらのメニューは、すべてアイヌ料理です。
アイヌ料理を食べた男性は。
「おいしいです。」「スモークに似た感じがあります」「くせはそんなにないですけど、塩味がしっかりとあって、お酒のあてによさそうな感じ」
アイヌ料理を提供するのは、今ひろあきさんです。
(今ひろあきさん)
「味付け的には本当にシンプル、調味料的にいうと塩だけの味。持っている素材の味で。」
アイヌ文様のタペストリーや雑貨が飾られ、アイヌ民謡が流れる店。名前は「ケラピリカ」、アイヌ語で「おいしい」という意味です。母親がアイヌという今さんは、大阪で20年以上飲食店を構えてきましたが、幼いころから味わっていたアイヌ料理を、札幌で伝えたいと、この春、故郷に戻りました。
(今ひろあきさんさん)
「基本的にはうちの母親の味で。普通にみそ汁と思ったものが味噌が入っていなかったり、自然に食べていたもので、北海道でアイヌ料理を食べられるお店がほぼなかったので、出せたらいいなと思っていた」
訪れた客は、料理だけでなく、メニューのアイヌ語に関心を示す様子も。
(男性の客)
「サッチェプって?」
(店員)
「干し魚の意味。生ハムっぽい感じ。チェプは魚という意味」
(男性の客)
「オハウって?」
(店員)
「汁物になります。」
また、アイヌの女性は。 
「おいしい あたたまる。ここだったら気軽に食べられる。ちょうどアニメもはやっているし、一般の方々も気軽に知ることができるのはないかと期待しています。」
(今ひろあきさんさん)
「この店に来ればアイヌの何かに触れられる。ふらっと立ち寄れるようなお店になっていけばいいかなと。」
今後、料理を通してアイヌ舞踊や伝統楽器のライブを展開し、アイヌの人たちとの交流をつなげていきたいとしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190610-00000429-stv-hok

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NZ航空、客室乗務員のタトゥー認める 多様性尊重

2019-06-11 | 先住民族関連
南西ア・オセアニア アジアBiz
日本経済新聞 2019/6/10 20:14
【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)航空は10日、9月から客室乗務員のタトゥー(入れ墨)を認めると発表した。同国では先住民族「マオリ」がタトゥーを入れる固有文化を持つ。多様性の観点から、タトゥーを入れた客室乗務員でも働けるようにした。NZでは5人に1人がタトゥーを入れており、優秀な人材確保の狙いもある。

ニュージーランド航空は従業員のタトゥーを認める=ロイター
NZ航空はこれまで、客室乗務員らが人目に触れる箇所にタトゥーを入れることを禁止していた。同社のクリストファー・ラクソン最高経営責任者(CEO)は声明で「我々は、航空業界の先頭に立って多様性を支持し、従業員が個性や文化を表現することを認める」と述べた。
NZ航空は今回の判断に先立ち、約5カ月間をかけて顧客や従業員の意識調査を実施した。ラクソン氏は「文化や個性の表現方法として、NZ国内でタトゥーが認められつつある」などと述べ、決定理由の背景を説明した。
英ヴァージン・アトランティック航空でも3月、女性客室乗務員に化粧を義務付けていた従来規則を変更した。ノーメークでの勤務を認めるなど、航空業界では新しい動きが相次いでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45916950Q9A610C1FFE000/

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