先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

各振興局の主な事業

2019-06-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/15 05:00
 ▽空知 空知産業遺産活用促進事業(炭鉱遺産など地域の固有性を生かす創造都市の形成を推進)255万円
 ▽石狩 「さっぽろ圏」若者定着促進広域連携事業(大学生と札幌圏企業若手社員との交流会、就業力の強化に向けたセミナーなど)465万円
 ▽後志 ShiriBeshiグローバル人材育成プラン(国際力、起業家精神などを有するグローバル人材を育成)270万円
 ▽胆振 いぶり・6次観光推進事業(胆振四大遺産の魅力発信などによる国内外からの誘客促進)1102万円
 ▽日高 日高アイヌ文化魅力発掘事業(日高アイヌ文化の魅力発信による交流人口拡大とアイヌ文化伝承の機運醸成)73万円
 ▽渡島 「北の縄文」魅力発信・ファン拡大推進事業(縄文文化の魅力発信によるファン拡大や観光資源としての活用促進)904万円
 ▽檜山 新幹線観光対策事業(北海道新幹線開業を生かし、檜山産品の販路拡大や着地型観光メニュー提供など)759万円
 ▽上川 大雪の魅力発信事業(旭川空港国際線ターミナルオープンを契機とした情報発信強化などによる誘客促進)549万円
 ▽留萌 るもい産業担い手支援モデル事業(産業間の繁閑差を利用した労働力を融通する仕組みの試行など)416万円
 ▽宗谷 地域と共に魅力を発信!動画制作事業(市町村と協働した動画コンテンツ制作による地域外への魅力発信)89万円
 ▽オホーツク オホーツクMaas(マース)地域活性化推進事業(シームレスな着地交通の確立など)138万円
 ▽十勝 バイオガス資源地域活用促進プロジェクト事業(バイオガスのエネルギー化の際に発生する「消化液」の利用方法などを検証)918万円
 ▽釧路 スポーツを通じた地域の魅力創出事業(スポーツと「くしろ」の食が融合した新たな魅力の創出など)310万円
 ▽根室 北方領土モノがたり事業(北方領土遺産ツアーなど地域の魅力を生かし、観光分野と連動した啓発活動など)137万円
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/315499

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アイヌ民族遺骨、返還巡り政府に質問書 コタンの会

2019-06-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/15 05:00
 アイヌ民族の遺骨返還に取り組む団体「コタンの会」のメンバーら11人が14日、全国の12大学に保管されているアイヌ民族の遺骨に関する質問書を内閣官房に提出した。道内では発掘地域への遺骨返還を求める意見と、胆振管内白老町に新設される民族共生象徴空間への遺骨集約を求める意見が対立しているため、国の見解をただしたが、明確な答えは示されなかった。
 国の指針では、発掘地域のアイヌ民族団体が返還を希望し、国が適切な埋葬や維持管理ができると判断した場合に返還するとしている。同会は発掘地域への返還を求めて訴訟を続けているが、象徴空間への集約を主張するアイヌ民族団体もあり、意見が分かれている。
 567筆分の署名とともに質問書を提出した同会の清水裕二代表=江別市在住=は「遺骨を掘り起こした以上、発掘地域の土に返してほしい」と主張。質問書では、国としてどちらを優先するのか明確にするよう求めたが、内閣官房の担当者は「地域で異なる意見が出た場合は、団体同士で話し合ってほしい」と述べるにとどめた。(尾張めぐみ)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/315487

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第20部 白老・ウポポイで共に生きる(2) 移住者 来日客に魅力発信

2019-06-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/15 05:00
■体験ツアー好評
 「白老特産のシイタケは、分厚くて立派でしょう」。5月中旬、胆振管内白老町のスーパーの野菜売り場。町内で暮らす林啓介さん(37)、オルガさん(34)夫妻はショッピングカートを押しながら、マレーシアの観光客3人に英語で語りかける。買い物の後、みんなで林さん宅の台所で料理する。サクラマスの塩こうじ焼きやシイタケの天ぷら、ギョウジャニンニクのみそ漬け…。地元の恵みを生かした料理を囲むと、会話が弾む。
 昨夏、町民の食事を味わえる外国人観光客向けの体験ツアーを始めた。道内有数のブランド牛「白老牛」や魚介類など食材に恵まれた土地。「自分たちで魅力を発信したい」と考えた。
 啓介さんは岡山市出身で、名産品のネット通販などを手掛けていた。オルガさんはロシア出身のデザイナーだ。夫妻が初めて白老を訪れたのは2016年。20年4月のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開設を控え、新たな観光資源を発掘したいと町に招かれた。白老に魅力を感じ、町の地域おこし協力隊として昨年6月、埼玉県蕨(わらび)市から移住した。
 オルガさんは日本語での会話がうまくできず、運転免許証もなかった。そんな時、町内会の集まりに参加した。緊張するオルガさんを和ませようと、サハリン生まれのお年寄りがギターを手にロシア民謡を口ずさみ、他の住民も歌い出した。「よそ者を受け入れる雰囲気がある」。すぐに地域に溶け込んだ。
 体験ツアーにはこれまで欧州を中心に延べ20カ国・地域の100人以上が参加した。例えば、料理の味付けは砂糖の代わりにハチミツを使う。欧州の人が受け入れやすいように、というオルガさんの工夫だ。
 「スーパーでの買い物が楽しい」「住んでいる人と触れ合える」「地元の食材が堪能できる」―。民泊と体験ツアーの仲介サイト運営大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」には、1人8千円のツアーに参加者から高評価のコメントが相次いでいる。
 地元産品を売り込む独自ブランドも立ち上げた。規格外のシイタケを酢漬けにしたマリネ、アイヌ民族の木綿衣「ルウンペ」の模様をアレンジした紙袋やトートバック―。目指すのはウポポイでの販売だ。商品開発の参考に、家庭菜園で町内5家族と野菜の栽培も始めた。「白老を好きになってもらうきっかけをつくりたい」。挑戦は続く。

 林啓介さん、オルガさん夫妻が作るシイタケのマリネは、胆振管内白老町竹浦118の146、特産品販売店「はまのマルシェ」などで扱っている。150グラム入り600円、230グラム入り850円。同店は午前10時~午後5時。木曜定休。問い合わせは同店(電)090・9434・7700へ。
■廃業の旅館再生
 先住民族への関心の高い外国人観光客も多い。JR白老駅前の大町商店街にあるホステル「haku(ハク)」。廃業した旅館をホステルとして4月に再生した菊地辰徳さん(42)はソファでくつろぐ外国人観光客を見つめながら「魅力ある施設にして地域を元気にしたい」と願う。
 千葉県船橋市で生まれた。子どもの頃から自然が好きだった。米国の大学で環境学を学び、現地で環境監査などの仕事をした。25歳で帰国し、東京などで働いたが「自然豊かな場所で暮らしたい」との思いが募り、17年夏に白老に移住。現在は所有する馬3頭の世話をしながら、妻(41)、長女(4)と暮らす。
 大正末期から昭和初期に創業し、07年に廃業した「柏村(かしわむら)旅館」を見つけたのは移住する半年前。講演のため、初めて白老を訪れたときだった。「町のど真ん中の旅館が空いているなんて」と驚いた。宿泊業の経験はなかった。だが、ウポポイから直線距離で約1キロと立地は良い。「勝算はある」とホステルの開業を決意した。約8千万円の改装資金は、友人や商店街関係者の協力を得て集めた。
 木造2階建てで、1泊3500円からのドミトリー(相部屋)2室を含む八つの客室がある。定員は38人で、大型連休には満室になった。ホステルにはカフェバーを併設している。
 名称の「ハク」には旧旅館名「柏村」の「柏」、白老の「白」、真っ白いキャンバスに絵を描きたいとの思いを込めた。「草原の広さに圧倒されて移住した。白老に足を運ぶ人はたくさんいる」。地域の魅力を信じ、フロントに立つ。

 菊地辰徳さんのホステルは白老町大町3の1の7にある。併設するカフェバーの営業時間は午前10時~午後10時で火曜、水曜定休。ホステルは無休。予約は(電)0144・84・5633。またはホームページhttps://hakuhostel.com/で。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/315326

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観光誘客に知恵絞る エクアドル

2019-06-15 | 先住民族関連
岐阜新聞 2019年06月14日 09:46

主催したアマゾンツアーで訪れたキチュア族の村で=エクアドル・パスタサ県
 「¡Hola! ¿Cómo están?(=スペイン語で、やぁ、元気ですか?)」。初めまして。私は南米にあるエクアドルという小さな国で、青年海外協力隊として活動しています。皆さんは、エクアドルをご存知ですか? 赤道上に位置している、世界遺産登録第1号のガラパゴス諸島がある国です。バナナ、カカオ、コーヒーなど農業が盛んで日本国内でもエクアドルの物を目にする機会が多くあるかと思います。エクアドルは海岸地帯、山岳地帯、熱帯雨林地帯、ガラパゴス諸島という全く気候が異なる四つの地域に分けられています。人口は約1700万人で、その約8%は15もの部族がある先住民族です。
 私は熱帯雨林地帯に位置するパスタサ県の県庁観光課で観光促進活動を行っています。パスタサ県内に広がるアマゾンの大自然や、県内に7部族ある先住民族の歴史文化を観光資源として、エクアドル人や外国人観光客をパスタサ県に誘致することが目標です。活動としては県内の観光地を視察し、その様子をフェイスブックや動画投稿サイト・ユーチューブ、ブログを使って情報発信しています。
 また、他県の人気観光地を視察訪問し、ホテルや旅行会社、レストランで外国人観光客に関する聞き取り調査を実施。パンフレットを置いてもらうなどパスタサ県のPR活動も行っています。視察名目で他県の人気観光地を訪問し、観光を楽しめるのは良いことなのですが、訪問するたびに観光客数の圧倒的な差を目の当たりにして、どうすればパスタサ県に観光客が来るようになるのかと思索にふける毎日です。
 最近では、エクアドル各地で活動している協力隊員やエクアドル在住の日本人、旅先で出会った日本人観光客に声を掛けてパスタサ県の1日ツアーを数回実施し、参加者から会員制交流サイト(SNS)を通してツアーの写真や体験談などの情報発信をしてもらうことができました。中南米全体で魅力的な観光地が多い中、パスタサ県に日本やその他の国々から観光客を誘致するのは容易なことではありませんが、少しでも多くの方にエクアドルのアマゾンの魅力を知ってもらえるように頑張ります。
 江口友晴(えぐち・ともはる)さん 旅行会社勤務を経て、2018年7月に青年海外協力隊としてエクアドルに派遣。パスタサ県の県庁で日本やアジアからの観光客誘致活動を支援。羽島市出身。
https://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/furusato_letter/20190614-147185.html

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ブラジルのボルソナロ大統領、ブロックチェーンを探求するが暗号資産は再検討

2019-06-15 | 先住民族関連
仮想通貨 2019-06-14 17:19:32
昨年10月にブラジルの大統領に就任した極右・社会自由党のJair Bolsonaro氏が、公の場でビットコインについて言及した。
全国テレビで放映されたインタビューで、Bolsonaro氏は前任者の政権によって作られた「国固有の暗号通貨」を作るという1,150万ドル(約12.4億円)のプロジェクトについて言及した。
「我々は今経費を削減しております。そんな中で国民にビットコインを使うことを教えるために、4,000万レアルを使うところでした。実際、私はビットコインが何なのかもよく分かりません。コインですか?」
同プロジェクトは、ブラジルに居住する先住民族の利益と文化を保護するため、ブラジル政府の機関「National Indian Foundation(Funai:国立先住民保護財団)」と、Fluminense Federal University(UFF:フルミネンセ連邦大学)が、作ったプロジェクトだ。
暗号通貨プロジェクトの中止は、Bolsonaro政権による最初の措置の1つとなった。ブラジルはラテンアメリカのブロックチェーンの分野で最も活発な国の1つですが、リーダーが公の場でビットコインについてコメントしたのは今回が初めてです。
しかし、いくらBitcoinに関しては無知とは言え、現在ブラジルはラテンアメリカで最大の暗号通貨市場の1つとなっており、4月だけで10万BTC近くの取引量がある。ブラジルで増大する暗号通貨とブロックチェーンのエコシステムを無視することは不可能だろう。
Bolsonaroの政権自体も、ブロックチェーンに対する特定の好みを示してはいる。今年の2月には、ブラジルの中央銀行を経営するためにブロックチェーンと暗号通貨に関わる経済学者を任命しており、今後は違ったアプローチでブロックチェーン技術の導入も検討されていく可能性がありそうだ。
参考:CoinDesk
https://apptimes.net/archives/25508

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