元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

9月11日多分その一

2021年09月11日 | 吹奏楽
再放送となった、『クラシック音楽館/大友良英 presents 武満徹』を聴きながら、昨日に引き続き吹奏楽ネタで。


昨日の田川伸一郎先生&大柏小のDVDに続いてチョイスしたのが、市立習志野高校吹奏楽部のDVD↓

十数年書き続けているこのブログで、何度取り上げたか分からない学校。
コンクール、演奏会、CD&DVDとどれだけ聴いたことか(^^;)。

私にとって吹奏楽コンクールで忘れられない、最も印象的な演奏と言えば、新妻先生指揮の『ダフニスとクロエ』@1992年。
当時まだ東西に分けられていない関東大会(茨城県民会館)での演奏だった。

特に「パントマイム」での、pの透明な音色感と繊細な表現!


コンクールだと技術と勢いで迫る演奏が多い中、こんな演奏を聴かせてくれるバンドはほぼ見当たらなかった(と思う)。
今でもあの時のステージの様子がまざまざと目に浮かぶ(ような気がする^^;)。


このDVDでとても気に入っている演奏の一つが、松尾善雄さんの『童夢』@1998年。
中間部で生徒たちが立ち上がって、思い思いの動きを見せる部分は、コンクールの歴史に残る名場面の一つ。

もう一つが、2005年の定期演奏会での『海』@新妻先生(客演)。
確か3年生バンドの演奏だったはず。

21Cに入ってからの習志野高校は、石津谷先生の下で大幅にモデルチェンジし、ブルックナーやマーラー、R,シュトラウスなどを積極的に取り上げるようになっていた。
しかし新妻先生がタクトを振ると、その響きはドビュッシーを奏でるのに相応しい透明感あふれるものに見事に変わった。ライブで聴いていて、正直驚いたものだった。


2021年、習志野高校は20年指導してきた石津谷先生から、三代目の織戸先生(たぶんOB)に引き継がれている。
きっと新妻先生が築いた伝統は、これからも習志野高校の基盤であり続けることだろう。


※余計なお世話だが、あの学校やこの学校は、いつ次の指導者にその座を譲るのだろうか・・・(>_<)!?


PS1 今日届いた音源@アリアCD↓

**NAS100 RESONUS RES10219(2CD)\1990 ヘンデル:メサイア HWV56(S.アーレショルド編) ノルウェー管楽アンサンブル

**NAS99 RESONUS RES10228 \1590 Le cor melodique 角笛のメロディ(ナチュラルHr 他)

**NAS95 RESONUS RES10201 \1590 Russian Revolutionaries-ロシアの革命家たち 第1集(サクソルン・アンサンブル)

**KSS CSO RESOUND CSOR 901704 \1990 ブルックナー:交響曲第7番(ハイティンク&CSO)


PS2 今晩20時からはこれ(^^)↓



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