元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

11月17日

2021年11月17日 | 鑑賞
遅まきながら本格的に冷え込んだ朝。
更新したばかりの加湿器のスイッチを入れ、晩秋の実感が増した。

①昨日の感想など



ケンペ&MPOのJB2番、大変気に入った!
オーケストラの温かくふくよかな音色が、実に伸び伸びとブラームスの音楽を紡いでいく。
JB2番の様々な音源の中でも、特に好きかも(^^)。
Obが特に印象的。名のある人かと思うが、誰だろう?



シンフォニー繋がりで、名盤の誉れ高きベーム&VPOのAB4番。
ウィンナホルンのコクのある音色に象徴される、ウィーンの柔らかくて深い響きがブルックナーと正にベストマッチング。

しかし、4楽章を聴くとブルックナーの音楽が如何にブラームスと違うのかを実感させられる。様々な動機/主題が最初から最後まで有機的に結びつき、発展していくブラームスに対して、幾つかの動機/主題がそこかしこに配置はされるものの、茫漠としてどこか捉え所がない。
けれども、そこから生み出されてくる音楽にはブラームスとは違う魅力が確かにある。

ブルックナーは「好きな作曲家」の範疇に入ることはないのだが(^^;)、それでもやはり気になる作曲家ではあることを改めて認識した気がする。

+)珍しくシンフォニーを続けて聴いている。



ドヴォルジャーク:交響曲第6番(C.デイヴィス&LSO)

ブラームス、ブルックナーと来て、次はドヴォルジャーク。
作曲家の個性というものをしみじみと感じるなあ。


PS 何となく買ってしまった本日の音源たち↓







コメント
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